
大阪環状線・弁天町駅高架下に開設された交通科学博物館が、この4月6日に閉鎖されるのに伴い、
見納めするべく最後の見学に行って来ました。
2016年春、京都市の梅小路に開業の「京都鉄道博物館」として生まれ変わる予定で、この「交通科学
博物館」に収蔵されていた保存車両を含む、ほとんどの収蔵品が京都に移転します。
この「交通科学博物館」というと、初めて見学に行ったのが小学生の頃で、当時は「交通科学館」と呼
ばれていました。
当時の収蔵品や展示車両は、今の収蔵品に比べると少なかったように記憶しています。
その後も廃車となった保存車両などが増えて、交通科学館から交通科学博物館の名称変更にりニュー
アルも実施されて現在に至ります。
そして京都鉄道博物館に移転するべく、2014年4月6日をもって閉館されます。
それではこの交通科学博物館に保存、展示されている貴重な収蔵品をご紹介して行きたいと思い
ます。
まずは0系新幹線から・・・

交通科学博物館のメインの保存車両、国鉄0系新幹線。
0系は新幹線の代名詞的な存在でもあります。
0系の車内は常時公開展示となってます。
以前は新幹線シアターとなっていましたが、現在上映は中止されています。

もちろん運転台も公開中でした。

新幹線デビュー当時から運転保安システムは「ATC」(自動列車制御装置)で、当時の高水準の技術
が採用されていました。

今では考えられないアナログな計器が並んだ運転台です。
乗務員室窓には、編成番号を示す「H1」の文字も残っています。

4両の0系で「H1編成」の第一号車が保存、展示されてます。
16両編成の新幹線、16号車の号車番号札は新幹線の証です。
国鉄ML500形リニアモーターカー
博物館に入館して最初に出会う展示物です。
実際のリニアも実用化に向けて、ようやく動き出しました。
今回は以上です。
次回に続きます。



