家庭教師であるという事。 -57ページ目

自主性の引き出し方 その3

引き続き 自主性の引き出し方 その3です。


それは、

『信じぬくこと。』


これです。


これがある意味、一番難しいことかもしれません。


人材育成の基礎は、相手を信じぬくこと。

根本には、これがないといけないような気がします。


「絶対、君ならできる!」 と


常にそれを、口に出して、言い続けること。


これは、やる気を起こさせます。


しかし、言いっぱなしはだめです。

どうすれば、できるようになるのか、

段階に応じて、示唆を与えます。


ここでも、重要なことがあります。


それは、与え過ぎないこと。


自分で考える余白を残しておくこと。


これが大変重要なことで、

与え過ぎてしまうと今度は、

それが 『甘え』 になって、

反作用を起こします。


『甘え』 が過ぎると、今度は、『依存』 へと変わっていってしまいます。

こうなると、厄介です。


自主性を引き出して、自立を促したつもりが、

依存されてしまう。


完全に逆効果を生んでくることになります。


お互いを信じあうこと。

簡単なようで、現代社会では、

難しくなっているような気がします。


私は、指導する生徒に対し、

はっきりと、「やればできる。」「君ならできる。」

と口に出して言い、

そう、心から思って指導しています。


絶体絶命の成績の生徒さんも見てきました。

入試直前一か月前に数学が、テストの10~20点台

そこから、公立1校私立2校合格させたこともあります。


その根底には、『信じぬく。』という

私の確固たる信念がありました。







自主性の引き出し方 その2

自主性の引き出し方 その2 として、

今回挙げますのが、


『ネガティブ要素を摘み取る。』


これです。


自主性がない人、自主的に行動できない人には、

いくつかの共通点があります。


例えば、

口には出さないけれど不平や不満がある。


・思考のパターンとして、自分以外の第三者頼み


・本人も良くわかってないけれど、なぜかモチベーションが上がらない。


・頭では、わかっているのに行動に移らない。 など


だいたい、このような基本的な要素を持ち合わせています。


結局、これを一つ一つ、反対方向へと導いていけばよいのですが、

人間の性質というのは、なかなか、一筋縄でいかないものです。


いわゆる、わかっちゃいるけどやめられない。(ちょっと古いか)

ここに、人間の成長を妨げる何かがあるような気がします。



このようなネガティブ要素に対して、どのように対処していくか!?


私の手法では、まず、その不平や不満に対し歩み寄るようにしています。

そこで、一定の理解を示します。


ここで、また、重要になってくるのが、

口だけの生半可な理解ではだめだということです。


相手が、わかってくれていると自覚できる程の

理解を示すのです。


人間は、理解を示してくれた人には、

お互い寛容になれます。


ここからが、モチベーションアップの腕の見せ所

「そのことはよく理解できる、しかし、今やらなければならないことは、何?」


と問いかけていきます。

この問いに対して、それぞれの段階をへて、

ある種の人格形成を促していきます。


「人間は考える葦である。」

昔の人は、よく言ったものです。

自らが、自らの責任において

考える力を備えれば、一歩一歩前に進むようにできています。


コツコツ時間をかけてでも、このようなことに取り組んで

成果を上げていっているのが、私の手法です。













自主性の引き出し方 その一

自主性を引き出してくること が、

得意技の私ですが、


では、どのように 自主性を引き出してくる のかを、

その1から、書いていきたいと思います。


まず、第一に

『いかなることも、極限まで強要しないこと。』


これが、挙げられます。


強要しないという言葉は、少し語弊を招くかもしれませんが、

つまり、相手のモチベーションが、

上昇してくるまで、じっくりと待つということです。


こちらから、先回りして、世話を焼き過ぎない。

このことが、かえって成長を促進します。

これは、たいへん、我慢のいることですが、

これが大切です。


例えば、非常によくできた親御さん、

特に、お母さんにありがちなのですが、

先回りして、どんどん、お世話を焼いてしまって、

世話を焼かれている本人より、

落ち着かない状態で、当の本人は、

あまり、感じてない様子という光景をよく目にしてきました。


人材の育成というのは、

それぞれに個人差があります。

けっして、どこかの誰かが唱えているように

一律ではいきません。


その個人差というのを大きく左右しているのが、

アンテナの鋭さです。

今やらなくてはいけないことを

方向性として見つけられる感度です。


そして、これに、行動力が伴えば良いわけです。


このアンテナの感度を

少しづつ上げていくことが、

自主性を引き出してくること において、

とても大切な作業です。


強要しないで、自分からやらなくてはならないと

感じてもらうまでの道のりを我慢すること、

これが、自主性を引き出す一つのポイントです。


場合によっては、「嫌ならいいんだよ。」という姿勢も

時には必要です。