2024年ドラフト会議指名予想(阪神) | DANの阪神などのブログ

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ブログを始めてもすぐ飽きてしまうので奥さんに譲渡したものの、奥さんも飽きてしまい数年放置していましたが、もっかい始めてみようと思います。阪神の話題が中心になる予定。

過去3回も記事にしておいて、何で改めてこんなかしこまったタイトルで書くかと言うと、これを12球団分やるつもりだからです。


勿論、熱狂的阪神ファンとしては、どうすれば阪神にとって理想的なドラフトになるかを日がな一日考えている訳ですが、阪神にだけ都合のいいドラフト予想をしたところで絵空事になるばかりで他球団ファンの方からは白眼視されるだけでしょう。


そういうのは自分でもやってて楽しくないので、他球団の現状や指名傾向なども把握した上で、他球団のファンが見てもいい指名だと思ってもらいながら、自分の理想の阪神指名に漕ぎ着けるという仮想ドラフトを作成したので、球団ごとに解説して行きたいと思います(抽選があるのでそこで不満はどうしたって出てくるでしょうけどね)。




一応、5位までを掲載しました。実際には6位と育成2位まで作成していますが、言及するのは5位までとします。現実、5位までで支配下は指名終了しそうな球団も多そうですし、前も言いましたが阪神も多分それくらいなのでね。


という事で、前置きが長くなりましたが第一回目は我らが阪神タイガースです。過去に書いたのと重複する部分もあるかと思いますがご容赦下さい。


指名予想はこちらです。

1位 宗山塁   内 明治大

2位 伊原陵人  投 NTT西日本

3位 清水智裕  捕 中部大

4位 吉岡暖   投 阿南光高

5位 茨木佑太  投 帝京長岡高


尚、参考までに、昨年の支配下指名はこうでした。

1位 下村海翔 投 青山学院大

2位 椎葉剛  投 徳島インディゴソックス

3位 山田脩也 内 仙台育英高

4位 百﨑蒼生 内 東海熊本星翔高

5位 石黒佑弥 投 JR西日本

6位 津田淳哉 投 大阪経済大


見ての通り、6人中4人が即戦力右腕という結構な投手偏重ドラフトでした。残念ながら、1位下村がトミージョン手術になり、2位椎葉が思ったようなピッチングができないなど、1年目はほぼ即戦力にならなかった訳ですが、まだまだ先は長いんでこれからの巻き返しに期待しましょう。

(たまにいるんですよ、今の状況だけを見て、もう失敗ドラフト確定みたいな扱いしてる阪神ファンが。)


話がそれましたが、近年の傾向として、ドラフト1位は投手と野手が交互に指名されている上、去年が2位以下も含めて投手偏重だったこともあり、今年のドラフトは野手中心、即戦力投手行くなら左腕ということになるかと。


ということで、1位から。


阪神のドラフト関連の動画コメントを見ていると、ファンの間では1位は宗山派と金丸派に二極分化しているようです。尚、春先はクリンナップ3人がいずれも不振だった影響で即戦力スラッガー(西川、渡部、佐々木ら)を推す声もかなり高かったですが、後半戦に3人とも成績がV字回復を果たすとその声は一気に下火になりました。

逆に後半は投手陣が苦しむ試合も続いたので、金丸派の声がかなり高くなっているように感じます。

そりゃ私だって獲れるもんなら獲りたいですよ。獲りたいですけれども。。。


獲得すれば初年度から10勝は固いと言われる即戦力中の即戦力である金丸投手ですが、じゃあ獲得したらまんま勝ち星が10増えるのかといえばそうではないですよね。ものすごく単純な言い方をすれば、金丸投手が上げた10勝は増えますが、金丸投手にローテを奪われた先発投手の勝ち星分は減る訳ですから。

ローテの枚数が足りなかったり、ベテラン頼りだったりしたらかなりの勝ち星の上積みが望めるでしょうが、阪神の先発陣、枚数は潤沢、且つ最年長の西勇輝でも33歳、しかも高橋遥の復活が現実となり門別もいずれ出てくるとなれば先発左腕も球界トップクラス。正直この先発陣でまだ不安なら何枚揃えようが不安でしょう。

勿論、それでも金丸投手が獲れたらより一層盤石にはなりますが、阪神が行かずとも最低でも3球団競合は確実、阪神まで行くようなら5球団競合とかも想定しておかねばならず、ハイリスクな割に他球団に比べればローリターンな分の悪い賭けになってしまうので、そこまで無理して行く必要はないと考えています。地元神戸市出身の逸材なので、阪神に入ってくれたら嬉しいという気持ちは勿論あるんですけどね。

必要なのは先発よりリリーフだと思うので、だったらリリーフ適正もありそうな中村投手の方が阪神に合っていそうとは思いますが、昨年右投手を4人も獲得していてバランスを欠くので、そちらもお薦めはできないかなと。


阪神は近年、1位指名の即戦力野手を悉く当てて来ました。1番近本3番森下4番大山5番佐藤輝。ドラ1が4人中軸に居る打線。これだけでどんぶり飯3杯は行けます。

で、宗山選手の指名が叶えば、高確率でドラ1が5人並ぶ打線が完成すると思っています。うーん、どんぶり飯5杯は行けるな。


ということで、私としては阪神が1回目に指名すべき選手は明治大の宗山塁選手だと、かなり強めに思っています。何ならここ10年のドラフトの中で一番当てたいくじですね。箭弓稲荷神社行ってこようかな。


ちなみに最も気になる競合数ですが、予想では最大3球団、上手く行けば2球団かなと思っています(流石に一本釣りを予想する胆力はなかった)。

どの球団が来そうかは各球団の予想で詳しく述べますが、来る確率が低い順に並べると下のような順番になると思っています。


西


現状を分析し客観的かつ合理的に考えればこうなる、ということなのですが、その選手に惚れ込んでしまいそういうのを度外視して獲りに来るというケースがあるから、油断ならないんですけどね。

特に宗山選手の場合、「男前過ぎる」というものすごいオプションがあるので。


さて、1位で首尾よく宗山選手が獲れたとして(外れた場合のことはここでは触れない)、2位はやはりNTT西日本の伊原陵人投手がベストですね。


リリーフを担ってきた岩崎、岩貞、島本らが30過ぎになり、岩崎以外は今期ほぼ戦力になっていない状況なので、ここで1枚完成度の高い即戦力左腕の補強ができたら完璧かなと。

もし神戸弘陵高の村上投手豊川高のモイセエフ選手が残っていたら非常に迷うところではありますが(シミュレーションでは先に指名されている)、それでも上位では必要な選手を的確に補強するという近年の阪神の指名傾向からも、伊原投手を選択するのではないかと。


3位では今年こそ指名必須であろう捕手に行くと踏んでいますが、よく名前が挙がる選手としては健大高崎高の箱山遥人捕手早稲田大の印出太一捕手日本生命の石伊雄太捕手NTT東日本の野口泰司捕手などがいます。

もし、この順位まで捕手最大の目玉である箱山捕手が残っていたら流石にそっちに行って欲しい気もしますが、残っていないことを前提に。基本どの捕手も守備力が高く、強肩で、それなりに打力もあって、捕手としての総合力が高い選手でしょう。

しかしながら、長坂だって片山だって榮枝だって藤田だって中川だって捕手としての総合力は高い筈なのに全員飼い殺し状態になっているのが現状な訳で、そのタイプを指名しても同じことになるだけではないかと。

だから、捕手としての総合力なんかは二の次でいいから、とにかく打てる選手ということで世代屈指のスラッガーである中部大の清水智裕捕手を是非指名して欲しいと思った訳です。


阪神打線のウィークポイントが捕手の打撃であることは数年前から明白ながら、聖域扱いして放置してきました。そうこうしているうちに巨人大城、広島坂倉、横浜山本、日ハム田宮など他球団では打力の高い捕手が出現しており、指標で大きく遅れを取っているのが現状です。

勿論だからといって、打力だけですぐ一軍で捕手スタメンの機会が与えられると思ってはいませんが、キャンプ・オープン戦で打撃のアピールができれば3番手捕手としてベンチ入りも可能。そこから代打で結果を出すなり、今期春みたいに主軸が不調に陥った際にバックアップしたりできれば、いずれは捕手としての出場機会も得られるでしょう。

そこで待望の打てる捕手に定着できれば何よりですが、そうでなくとも別ポジションで次期主砲の座を掴める可能性もあり、ハイブリッドな役割が期待できますね。思い描く将来像はオリックスの頓宮選手です。


上記3人が首尾よく指名できたならドラフトによる戦力補強は完璧と言ってよいので、あとは今年豊作かつ昨年指名しなかった高校生投手2名を確保。

制球力と多彩な変化球が武器の技巧派エース阿南光高の吉岡暖投手と、阪神スカウト高評価で兄弟指名の相乗効果が期待できる帝京長岡高の茨木佑太投手を指名して終了。


以上が、自分が現時点で考えうる最高のドラフトですが、いかがでしょうか?


こんな感じで次回からは他球団分も書いていきます。流石にここまで長くは書けないとは思いますが、是非その球団のファンの方に感想をお聞きしたいですね。