学者が政治・社会に影響を及ぼすとロクなことにならない | DANの阪神などのブログ

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ブログを始めてもすぐ飽きてしまうので奥さんに譲渡したものの、奥さんも飽きてしまい数年放置していましたが、もっかい始めてみようと思います。阪神の話題が中心になる予定。

以前から思っていたことですが、今回のコロナ騒動でその思いを一層強くしました。

何故ロクなことにならないか。
・出す策が理想論、机上の空論であることが多い。
・影響を顧みず、実社会で壮大な実験を始める。
・結果が悪くても、責任を取らない。
こういう実例が非常に多いと強く感じます。


実例① 新井白石

江戸時代中期の儒学者で、正徳の治と呼ばれる改革を行った人物。理想主義でこうあるべきと考えたことを強力に押し進める人物だったらしく、インフレを解消する為に貨幣改鋳して逆にデフレを招くなど、正徳の治は概ね失敗だったと評価されています。


実例② 光田健輔

ハンセン病の権威として政府に影響力を持ち、患者の隔離政策を強力に押し進めた医師。ハンセン病を実態より遥かに感染力も毒性も強い死の病という認識を広め、非人道的な隔離が半世紀に渡って行われる元凶となりました。


実例③ 竹中平蔵

小泉政権下で入閣し、小泉構造改革と呼ばれる数々の政策を押し進めた経済学者。郵政民営化で外資に資金を売り渡したとか、非正規雇用を増やして格差社会を生み、派遣切りやワーキングプアなどを生み出したとして、日本社会に大きな傷跡を残しました。


今回のコロナ騒動では、これらの系譜に大量の学者が加わりそうですね。
岡田晴恵、西浦博、山中伸弥、児玉龍彦、小林慶一郎etc...


しかし、ワールドワイドで最も災禍をもたらした学者と言えば、やはりこの人でしょうか。


実例④ カール・マルクス

言わずと知れた社会主義の父。そりゃもう、世界中で色々ありました。


ね、ロクなことないでしょ?


そして、学者が提言した「新しい生活様式」なんかも、絶対ロクなことになりません。
言いたかったことはそれ。