髙田クロエです赤薔薇

はじめてこのブログにいらした方へ…はじめましての方へ



今日は、本レビューです。

加速文化の重圧に対抗する内容。

WHY?
なぜ、外側は本物ではなく、内側は本物だというのか?

感情が常に正しいとは限らず、制御して抑制すべきだと認めることは重要。

妬み、怒り、軽蔑などのネガティブな感情は特にそうだ、それ以外の感情も同様である。



わたしは、自分と向き合うことの良さを書いてきています。

それは、
自分以外の誰かや評価を気にした決断をすると、
自分は何のために生きてるのか?幸せと言えるのか?
という疑問にぶつかる。

だけど、
自分の内側にある、
本当の思いからの決断をしていけると、
ネガティブなことも、幸福なことも、
自分のものとして、人生を歩んでいける、(ようになったと思っている)。

そうはいっても、
自分と向き合うのは、少し難しい点もあることを自覚している。

それは、
自分と向き合うことが、
自己中心的にとどまっていないか、どうか?
という疑いの目を持つことはとても必要で、
自分と向き合うのは、
自己中心的になり、そこにとどまることではなく、その先の自分の姿とも向き合うことに含まれるから。

その先とは、自分が関わる人々との関係性をふまえて、行動をとれる、自分であることが大切で、
そのためにどうあるか。

というところまで、自分と会話をし、バランスをもった決断をしていくことは大切だとわたしは考えているのです。



本書は自分の内側を探しても答えなんかない、
という視点からはじまり、
自分の内側や自分探しは否定的にスタートします。

ですが、読み進めると、
あらゆる答えは自分の中にある、
内面を見つめることは、
地に足をつけていきるのに正当な理由がある、
ともかかれていたりもします。


・強制的なポジティブ思考、ポジティブの呪縛

・自分の内側ではなく、外側に目を向けて、他の人々や文化に自然に心を開く

・自分らしくある🟰自己中心的におちいることではない。
自分らしくあること自体には何の本質的価値もない。
自分が関わる人々に対する義務感を果たす中にこそ価値が内在する。

自分らしくある、
自分の内側を大切にすると、
自己中心的に偏り、自分の外側や周囲への配慮や気配り、関係性の希薄化、
ということを見落としがちになることもしばしば。

そんな部分を懐疑的にみれるように、
思い違いを払拭し、
内側を見るといい、
とも書かれていました。


地に足をつけるためには、簡単に歩調を乱されないことが肝要。

じゃあ、どうしたらいいのか。ということが、
7つのステップにわかれてかかれています。


わたし自身、自分の内側について書いている身であり、確かにそうだなという視点と、
どちらかに一辺倒してしまうのではなく、
この部分は自分と向き合う方法は使っていくほうがいいだろうな、
ということを再確認できた内容でした。


是非本を手に取って、続きを読んでみてほしいです。

あなたの内側と外側と、バランスのいい落とし所が見つかるはずです。