『SAMさん、疲れてるン？』
突然
そう言われました
なんで？
『だって、こんなん頼むなんて…』
そんなこんなの
おウワサでｺﾞｻﾞｲﾏｽ
… … … ■ ■ ■ … … …
一昨日のこと
打ち合わせがあったので
それも兼ねて某所でランチ
そこは居酒屋さんで
ランチ営業もしているところ
ランチタイムはむっちゃ繁盛してて
モチノロンロン、電話一発
予約しておきました
そんなこんなで3人で
打ち合わせ兼ランチ
ワタシはお刺身定食をオーダー
ここは天然モンに拘るお店
お刺身も美味しいんです
で…
『Aさんはなににしますか』
…と聞くと
即座に
『ウナギ丼』
…と
判断の早いのがAさんなのです
ほな
『Bさんはなに？』
…と聞くと
『Bさんは優柔不断で決めるンが遅いからな』
…と、Aさんから
厳しくも的確な（？）指摘が入る
ははは…
ホンマに遅いんです、Bさん
お話ししても回りくどいし
決断が凄く遅いのが特徴？
そんなこんなの
鋭くも厳しい指摘が刺さったのか
なぜかいつも優柔不断で
結論を出すのがめちゃ遅いBさんが
意外や意外
めっちゃ早い結論
『同じで…』
なんやそれ！？
おなじかぁい！
鋭い指摘が
彼を同調させたようです
お二人とも？
気持グラグラ
なぜか
お二人が同じ品を注文
なぜか
気持グラグラ
ウナギかぁ
イイなぁ
そんなこんなで
注文翻し
『ワタシも、ウナギ！』
お店のオネ～さんに
注文訂正し三人同じメニューに
そんなこんなで
ウナギ丼のセット
ウナギ丼という割には…
ウナギが4切れ！？
短くカットされたウナギが4切れ
それだけだと寂しく感じるんで
だし巻きをのせているのでしょうか？
ウナギ
高いモンな…
この店は国産とか
天然モンとかに拘るお店
なのでこのお値段だったら
4切れがマックス？
ホンマに高くなったもんです
うなぎ
もう呼び捨ては出来ません
ウナギ様
ウナギ閣下
ウナギ陛下
そんなこんなで
ウナギをぱくついておりますと
お店の女将が不意に登場
そこで冒頭の言葉
『SAMさん、疲れてるン？』
…と
なんで？
…と聞くと
『ウチでウナギ食べるんは初めてとちゃいますか』
要するに…
ウナギを頼むのが珍しく
普段は食べヘンのに
ウナギを食べるなんて…
ウナギで精を付けたいから？
きっと疲れてるんだろう
…と？
いやいや…
ウナギは好きですよぉ
ここで食べヘンだけ
そんなこんなのウナギ
ここもええけど
やっぱり専門店で食べるのがエエな
ウナギの扱い、焼き方
やっぱり
専門店は違います
このお店には失礼やけど
ここは焼いたのを買ってきてるかも
ﾁｶﾞｯﾀﾗgﾒﾝﾁｬｲ
さばきから始まり
串打ち、焼きと
専門店は違う
そして
タレもやっぱり違う
ウナギ専門店でよく言われるんは
串打ち3年、裂き8年、焼き一生
ウナギ職人の格言
それだけ難しいってコトやろな
平賀源内がウナギを売るために
考えたコピーが
『土用のウナギ』
…と言われてます
夏バテでしんどいときには
ウナギで精を付けて頑張ろう
…ってことやろけど
源内ちゃんも上手いコト考えたモンや
お陰様で日本全国
土用はウナギ！
そんなこんなで
女将に『疲れてる？』と言われたけど
元気やで！
そんなこんなの
ウナギのランチ
…でｺﾞｻﾞｲﾏｼﾀ
…ちゅうことで
ほな
また
