野に咲く花 | The Sam's Room

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ふと野辺をみると…

 

野の草が彼方此方に

 

 

いつまでか野べに心のあくがれむ

     花し散らずば千代も経ぬべし

 

 

…なぁんて、

古今和歌集のこんな歌を思い出しつつ

花を愛でるひととき

 

 

しかし…

この歌人はホントに花が好きなんだろうな…

 

春の野辺に心奪われ、野花を愛でるひととき

もし花が散らなければ千年も経ってしまいそうだ…

そう歌ってる

 

 

ヒマか!?

 

いやいや、風流人はそう感じるのでございましょう

 

 

ワタシなんぞも風流心は欠片ほどしか

持ち合わせていないのですが

ふと春の野辺に目を向け

こんな野花を見ると

なぜか心が和む

 

 

 

 

草むらの中に

小さな白い花を付け

その存在を鼓舞するかのように…

 

素朴な花が咲いてました

 

 

はて?

 

 

花の名前を余り知らないワタシ

 

そんなとき…

現在というのは文明の利器が力を発する

 

そう…

 

グーグル先生という強い見方がある

ま、タマにウソピョンをヘ~キで言うこともあるけれど💦

 

 

センセ~、教えて…

 

 

Googleセンセ~はこの野の花を

『ノヂシャ』と教えてくれた

 

 

そうなん?

 

花の種類も多いし

AIにしたって万能じゃ無いけれど

疑い半分だけれど、一応、なるほどと納得

 

 

よく見ないとわからないほど小さい花

近寄ってみると、案外可愛い…

 

決して華やかでは無いけれど

こんな小さな清楚な花も良いモノだ

 

 

 

 

華やかな黄色い花も咲いてる…

 

 

なんやろ?

 

Googleセンセ~!

 

 

ヤブタビラコ属?

 

 

全くわからんけど

黄色い花ってなんか好き

 

映画の影響があるのかも知れないけれど

黄色というと幸せを連想する

 

花の黄色を見るとホッとすると言うか

気持が安らぐというか…

 

だから黄色は幸せを感じるのかも

 

映画『幸せの黄色いハンカチ』

あのラストシーンはホントに感動的やった

何年目になるのだろう…

もう随分前の話だけれど、

あの撮影地に行ったとき

そのときのセットが残されていて

そこにはあたかも、

高倉健と末倍賞千恵子が居るような

 

黄色いハンカチをイッパイイッパイはためかせて

高倉健の帰りを待つ倍賞千恵子…

 

若き日の武田鉄矢と桃井かおり

この脇役も良かったな

 

黄色はやっぱり幸せの象徴

 

そんなイメージを濃くさせてくれてた映画でした

 

 

 

 

 

うん、これはわかる

 

タンポポ

 

でも、どうやらこれは

セイヨウタンポポのようだな

 

葉っぱが違うモン

 

 

これも春を感じ

淡い幸せ感がある花

 

 

野にいると可愛い

 

間違って庭や通路に生えてくると

その根はに来にくく、

チョットやっかいな存在となるけれど…

 

 

昔、子どもの頃

タンポポの綿毛を吹いて遊んだモンやな

 

女の子は手首に巻いたり

茎でくるくる回る水車を作ったりしてたけど

 

 

レンゲの花もそうやった

レンゲの咲く田んぼは子どもの格好の遊び場

女の子は花輪を作ったりして遊んでた

 

 

我々男子はそんなコトもせず

ハットボールでレンゲを平気で踏んづけて遊んでた

 

 

それもこれも今は昔…

 

レンゲ畑も無くなったし

外で遊ぶ子どもも見かけなくなった

 

子ども達は家で

ピコピコとゲームをやってるのだろうか

 

時代は変わって

野で遊ぶことは希少になったんだなぁと

一抹の寂しさを感じる

 

 

 

今はシャガの花盛り

 

ウチの近所にはほぼ無いけれど

例の山里や

例の雲の上のゲストハウスの周りには

イッパイ咲いてる

 

 

 

シャガって群生してる…

 

湿地に群生してる

 

ひとりぼっちが嫌い?

みんなでこの時期咲き誇る

 

よくよく見るとシャガって一夜でしぼみ

また別の花が咲く

 

なんかはかない感じ

 

シャガってその姿から忌み嫌われることも多いらしいけれど

外回りが白くて

中の方が淡いブルーで透明感もあり

清々しい色合い

 

無骨な感じもするけどキレイです

 

 

これが咲く頃は

野に出ても寒くない季節

それを教えてくれる野花です

 

 

 

 

グーグル先生は

ツルニチニチソウだという

 

ウソカホンマカシランケド…

 

 

淡い紫がキレイ

 

この花は例の雲の上のゲストハウスに咲いていた

 

 

紫…

 

高貴な感じ

 

…がするよね

 

 

上品だな

 

紫は『ゆかり』とも詠む

 

人との繋がりを象徴する色だかららしい

 

 

 

むらさきの一本故に武蔵野の

   草はみながらあはれとぞ見る

 

 

美しい紫の草が一本ある

たったそれだけのことで

武蔵野の草がすべて愛おしく感じられる

 

そんな意味だろうか

古今和歌集から

 

やっぱり紫って特別

 

 

 

 

白い花がとても清楚でキレイなんだけれど…

 

これは『いばら』

 

 

トゲがイッパイあって

とんでもなくやっかい

 

これも例の雲の上のゲストハウスの周りに…

 

この時期だけ

こんなステキな花を付ける

 

普段は、このヤロ~って感じの厄介者なのに

 

なぜかこの時期だけ愛おしく見える

 

キレイなモノにはトゲがある

マンマやけど…

 

 

切ってしまおう

いつもそう思っているけれど

この時期になると

いやいや、残しておいても良いんじゃないの

 

そう思うから不思議

 

 

そんなこんなの野の花

 

 

他にも沢山の野の花が咲く季節

 

 

ふと足を止めて見入ると

なんだか違う世界に誘われるよう

 

 

そんな時間も必要かもね

そう思うヒトトキ

 

 

なぁんてね…

 

 

 

 

…ちゅうことで

 

ほな

また

 

チョキ