花の色は 移りにけりな いたづらに
わが身世にふる ながめせしまに
かの絶世の美女と言われる
小野小町がこう詠んだ…
ちなみに…
美女っていうても今の美人とは
全然ちゃうンやろな。
当時の基準は、引目、かぎ鼻、下ぶくれ…
ひょっとすると今の基準では
いわゆるブッチャイク系?
シュッとした美人ではなかったのかも知れません。
ま、容姿のことは今の時代、あ~やこ~やというと
問題となることが多いので、置いときましょう。
そんなこんなで美女、小野小町チャンの先ほどの歌を
現在の言葉に置き換えるなら、きっとこんなんやろな。
春の長雨が降り続いてる間に
花の色はむなしく衰え、色あせてしもた…
ほんでもって、私の場合も、
恋や世間のことなど物思いにふけってたら
ワタクシのこのステキな美貌も花と同じように、
むなしく衰えてしまったのよぉ。
あぁ、歳のせいかしら…。ナサケナイ…
そんな意味でしょうか。
コウシャクを練るなら
この歌には掛詞がふたつ…
素晴らしい才能でゴザイマスねぇ。
チョットだけ解説すると…
花の色は、桜を指すのですが、
これを『女性の容姿』に例えております。
移りにけりな いたづらに…は、
時間がいたづらに経ってっていく、『無常観』でゴザイマスね。
世にふる…
世は、世代と男女の仲というふたつの意味
ふるは、降ると経るのふたつに掛かり、
歳をとっていく私、と
長く降り続く雨、というふたつの意味があるのです。
ながめは、
『眺め』と『長雨』の掛詞でゴザイマス。
前の部分に掛かるのと
後ろの部分に掛かるのでは
意味が違ってくる…
なんて素晴らしい掛詞の世界でしょう…
この少ない字数の間に複数の意味を持たせて
あぁ、素晴らしい才能…
そんな才能と共に
素晴らしい美貌も兼ね備えた
完璧な小野小町チャン…
そんな絶世の美女で聡明な『小野小町』様でさえ
衰えていくのでゴザイマス。
歳には勝てないのでゴザイマス。
歳を重ねる魅力は
モチノロンロンあるのではございますが
衰えと表現すると
哀しい現実…
絶世の美女の衰えというのは
とてもとても切実でございましょうなぁ~。
ワタシなんぞで言えば、
Z/B世代のオッサンの衰えとか
体型悪くなるんはそれに比べると
ナンチャナイと言えばナンチャナイのですが…
でも
しかし
but…
昔は体型もシュッとしてたし
体力だってバリバリあった…
でも、
今はこのお腹…
この体力の無さ…
ついでに気力も衰える!?
あぁ、哀しき現実。
でも、そんなことで哀しんでいてもシャ~ナイのです。
もっと前向いて…
先ずは、体力。
先ずは、お腹へこます運動…。
そんなこんなで
20日ほど前に思いついて、
『チャリダー復活』を密かに計画。
ホンでもって、倉庫にしまっていた、
15年ほど前に買ったロードバイクを引っ張りだし
復活!!!!
今のバイクはもっと進化して、
ついでにもっと高くなって…
バイク自体を新しく買い換えた方が良いのでは?
もう15年も前の古いバイクやモンな。
いやいや、
ロードバイク復活!
…とは言ったモノの『三日坊主』になるやもしれん。
きっとなるかも!?
そんなこんなで、
とにかくこれをチョイと修理して
これで再出発しようと…。
点検修理に出していたコヤツが
自転車屋さんから戻って参りました。
さて、乗るぞぉ~、
…と言いたいところですが、
ココントコ忙しくてそれどころじゃなかった。
そんなこんなで
その期間、先ずは『カタチ』からはいるべく…
春用のバイクウエアを買い込みました。
そして
このロードバイクに付いていたスピードメーターや積算計などは
買った当時のマンマ、15年前のヤツが付いています。
それはGPS機能などもなかったので…、
おニューにしました。
そんでもって、
問題はペダル。
これもチョット本格的に
ビンディングペダルに交換しようと…
SHIMANOのおニューのペダルを購入。
ビンディングペダルで立ちごけしないように!?
これまたトレーニングも必要かも?
そんなこんなで
まだシューズとグローブが手元に届いておりませんが、
できれば5月の大型連休の隙間を縫って
走りを始めたいなどと密かに計画中。
密かに…
密かに…
そんなこんなの春の陽気と共に
ロードバイク密かに復活案。
再デビューは一番楽ちんコースの紀ノ川辺りを走ってみようかな。
和歌山800のルートのヒトツ、
『紀の川サイクリングロード』はフラットなので
めっちゃ走りやすいからねぇ。
黒いサイクリングスーツで
お腹の出たZ/B世代ライダーを見かけたら…
笑わずに、そっとして置いて下さい💦
…ちゅうことで
ほな
また
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