花が咲き
鳥がさえずり
風を感じ
月を眺める…
花鳥風月
自然の美しい風景
転じて
詩歌を作ったり
絵を描いたり
とは言え…
詩歌など作れず
絵画の才能無し
風流人でも
ゲ~ジュツ家でもなく…
とても残念なワタシですが
せめて花鳥風月を愛でる…
そんな余裕を持ちたいと思います。
ナンチテ
そんな似合いもせぇへンことを
ちょいとは持ちつつ、眺めれば…
今の季節
野山には…
『雪中花』
新日本大歳時記・冬には
こう記載があります。
『寒気の中に凛として咲き、
しかも、可憐な花の風情は、
日本人の心情に適うものがあるようだ』
…と。
そんなこんなの
雪中花
別名は…
いや、
普通に呼ばれる名は…
水仙
野山には
水仙が諸処で
咲いているのを
目にする季節です。
例のゲストハウスの周りに咲いてました。
はい、パチリ!
かの与謝野晶子は
こう詠っております。
うつくしき
素足の冬の来りけり
ちらほらと咲く水仙の花
こんなんもある…
白鳥が生みたるもののここちして
朝夕めづる水仙の花
歌集『草の夢』に収められてる歌。
なるほど…
さすが女流歌人
…と言う表現は近年使うことに
少し戸惑いを感じるけれど、
でも、
白鳥が生んだものなのだという
女流歌人ならではの感じ方?
あの一休さんも
「美人の陰に水仙の香有り」
…と言うたほど!?
可憐で
凛とした美しさは
多くの文人にも愛されたンやな。
花のカタチで言えば
こんな句もある。
かの蕪村はこう詠んでる。
水仙や美人かうべをいたむらし
(すいせんやびじんこうべをいたらしむ)
白い水仙が
うつむき加減に咲いてるんは
美人が「頭が痛いよぉ~」と
額に指を添えて俯いているようだ
…と、蕪村ちゃんは感じたような!?
なるほど…
風流人というんは
観るとこがチャウな。
そんなこんなの水仙。
冬本番を感じます。
今日も寒い…
当地でも雪が降るそうな。
寒いンはかなわん。
水仙を愛でる気持もないではないけど
ドッチ?
寒いのはイヤやな。
風流人にはなられヘン!?
そんなことを思いつつ…
例のゲストハウスに向かい道すがら
ふと観ると…
もう咲いてるヤン!
こちらは『梅の花』。
なんか春を感じるかも!?
梅が香におどろかれつつ春の夜の
闇こそ人はあくがらしけれ
和泉式部ちゃんもこう詠んでます。
春、近し?
いやいや、
まだ1月下旬やん。
ま、
香りに引き寄せられ
和泉式部ちゃんのように
春の夜を楽しみたいモノです。
平安貴族とチャウケド…。
気分は風流人
ははは…
似合えヘン💦
…ちゅうことで
ほな
また
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