フグに勝る…!  お鍋の王様を頂く | The Sam's Room

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随分減ってきた。

昔は…

 

なぁんて

Z/B世代の枕詞みたいな(?)

 

昔は…

 

と言うセリフ。

 

でも、

あえて使うなら

『昔は…』

ホント、多くあった。

 

 

それが

接待や会食

などに使った

『料亭』

…という種のお店。

 

 

 

座敷でくつろぎ

上品な料理を楽しみ

上質なおもてなしを受ける

 

そんな

品格あるイメージ

 

 

それが

『料亭』

 

 

片や

もっと気軽に食事を…

というのは『割烹』かな。

 

 

割烹…

『割』は包丁で切ること

だから、食材を割り

『烹』は火を使って煮焼きする

そんなのが『割烹』という

…らしい。

 

マタ、ウンチク?

 

 

 

割烹というお店では

カウンターなどで気軽に料理を楽しめ、

料理を作る様子を見ながらの気軽な雰囲気

そんな料理屋さんが『割烹』

 

 

それに対し

和室で上質なおもてなしを受け

懐石料理などを楽しむのが

『料亭』なんだけど…。

 

 

でも、

最近は

『割烹』と称して

実は

『料亭』に近いお店がなんか多いような。

 

そんな気がします。

 

 

あぁ、そんなこと…

ウンチクは

 

だいたひかるみたいに

♪ど~でもいいですよぉ~♪

 

 

ウンチクを傾けるんは

めんどくさくて嫌われる?

 

…ですなぁ。

スンマヘン

 

 

でも、ついつい言いたくなる悪癖。

メンドクサイヤツ?

ワタシ?

 

 

失礼しております。

 

 

 

そんなこんなで

とある日

料亭のような割烹に参りました。

 

 

『割烹 多二本』

 

 

 

 

堂々としたお店構え

 

 

 

 

暖簾がお店の格を

チョット出してる?

 

 

 

 

お部屋に通されます。

 

 

 

 

シットリとした和室。

 

 

 

 

雪見障子からは

お庭が見えます

 

 

割烹と言うより

料亭やなぁ。

マダイウテル?

 

 

 

そんなこんなで

ここに来たのは

 

『紀州の冬の味覚』

 

そんなお鍋が目的

 

 

冬のお鍋

 

…と言えば

フグがトップランナー。

 

 

お鍋の王様とも賞される

ふぐちり

…が一般的ではゴザイマス。

 

 

 

でも

しかし

but…

 

 

紀州和歌山では

冬のゼ~タク鍋と言えば

 

『クエ』

 

…なのです。

 

 

幻の魚と言われる

『クエ』

 

 

紀州沖でとれる天然クエは

貴重な天然の恵み。

 

 

 

頂くことに致しましょう。

 

 

先ずは…

 

 

 

先付け

 

そして

 

 

 

クエの薄造り。

 

これも『てっさ』に匹敵、

いや、それ以上?

 

 

 

で、

メインたる…

 

 

 

 

くえ鍋

 

 

このお店は天然物だけを提供してくれます。

 

 

紀州沖でとれた天然のクエ。

 

そんなに簡単に捕れる魚ではなく

それ故『幻の高級魚』と称されます。

 

 

天然ならではの上質な味わい。

 

 

一度食べると絶対に虜になる!

 

 

煮すぎはいけません。

 

お鍋にクエを入れ

周りが白くなってきて

身がキュッと反って来た頃が

食べ時。

 

 

大根おろしと

上質なポン酢をくぐらせ

おくちに入れると…

 

 

身離れの良い

甘くシットリと繊細な味わい。

 

他の魚と

ぜんぜんちゃう!

 

 

ワタシはフグよりも好き。

 

 

特に

皮やアラなどのトコロにある

ゼラチン質のあの食感と

上品な甘さは…

 

 

言葉では言えん…

 

 

それが証拠に

「ニッポン全国鍋グランプリ」

…でも優勝したし。

 

 

それほど鍋界の王様。

 

 

言葉では言えン…

是非お試しあれ。

 

 

そして〆は…

 

 

 

 

モチノロンロン

 

雑炊

 

 

雑味がなく

天然クエの美味しエキスを出汁に

絶品の雑炊。

 

 

まさに

紀州の冬の味覚。

 

 

基本は3月まで。

 

 

紀州和歌山にお越しの際は

是非…

 

 

そんなこんなのくえ鍋でゴザイマス。

 

 

さぁ、くえ!

 

 

ナンチテ

 

 

 

 

…ちゅうことで

 

ほな

また

 

チョキ