出来ることは自分でする!
これがワタシの指向信条!?
出来ることは出来る、
出来んことは出来ン。
アタリマエヤケド…
何でもかんでも自分で出来るわけじゃないけれど、
とにかく一応はやってみる!
やってみたい、してみたい…
というセ~カク!?
そんなこんなで…、
ただ今改修中の、
例の山里の
例の古民家宿の
お話でゴザイマス。
排水工事、石積み工などなど
マイセルフでやっておりますが、
今回の改修工事だけではなくて、
年に数度、必ずしなければ無い作業がゴザイマス。
それは…
障子の張り替え
なにしろ日本の古民家、
紙とワラと木で出来た家。
木とワラと紙
…と言えば連想するンが、
ブ~フ~ウ~の家!?
ブー・フー・ウー
ご存じ?
♪ ぶ~ふ~う~ ♪
♪ さんびきのこぶたぁ~ ♪
…で始まる『ブーフーウーの歌』。
NHK『おかあさんといっしょ』の初代ぬいぐるみ人形物語。
古いなぁ~、
白黒の時代!?
知ってる人はカナリシャナリなお年頃!?
三匹の子豚の兄弟の物語。
一番上は『ブー』、
♪ ぶ~ぶ~ぶ~のブツブツ屋 ♪
…の歌詞通り、
ブツブツ文句タレのグチこぼしのブツブツ屋。
作ったおウチは『わらの家』。
次男はフー、
♪ ふ~ふ~ふ~のくたびれ屋 ♪
…と言う歌詞通り、
弱虫ですぐくたびれてフーフーというくたびれ屋。
作ったおウチは木の家。
そして三男は『ウー』。
♪ う~う~う~の頑張り屋 ♪
…の歌詞通り、
一生懸命ウーウーと頑張るしっかりもの。
作ったおウチはレンガの家。
そこに狼が現れて、子豚を食べようとする。
ブ~のおウチは『わらの家』。
狼はわらの家を吹き飛ばす。
お次はふ~の『木の家』、
狼はこれも吹き飛ばす。
最後はう~の『レンガの家』、
吹けども吹けどもお家は吹き飛ばずに…
…と言うお話だけど、
原作はえげつない。
ぶ~とふ~のウチを吹き飛ばした狼は、
ぶ~とふ~を食べてしまう。
でも…、
う~の家は頑丈で吹き飛ばせず、
う~は助かり抗戦する。
レンガの家のエントツから忍び込む狼に、
う~はそのエントツの下に
グラグラ煮え立った湯を置き、
入ってきた狼を茹で上げて食べてしまう…、
というお話。
エゲツナイハナシヤケドナ
時間をかけコツコツと丈夫な家をつくったウー。
それでオオカミに食べられずに助かったというお話。
何事もコツコツとやることが大切だ…と教えるお話。
イソップもそうだけど、
日本昔話のさるかに合戦もそうだけど、
最後は逆に食べられてしまうと言う
なかなかエグいお話が童話ですな。
そんなこんなで、
お話しがそれちゃいましたが…。
そう、木と紙とわらの家が『日本の古民家』。
木は、木造。
ワラは、屋根の藁葺き(茅葺き)。
紙は、障子や襖などなど。
その『紙』でゴザイマス。
障子の張り替え、
定期的にしなければなりません。
紙が黄ばんでくるし、
お子様などが破いたりします。
オトナモヤケド…
カタチあるモノは壊れる
紙は破れる…
さだめです、運命です、仕方ないのです。
そんなこんなで、
古民家宿の障子の張り替え。
14枚の障子がゴザイマス。
では、始めましょう。
まずは、
元の障子紙をはがします。
今は便利は剥離液がありますので
それを障子のサンに塗り込みます。
そして、約5分ほどおいて、
バリバリバリと剥がす…。
剥離液とは言っても完璧じゃないので
最後は手でキレイに仕上げますが。
そんなこんなで、
後は、糊をサンにつけて、
障子紙を貼り、
最後は障子紙に霧吹きで水を吹き付けます。
この霧吹きで吹き付けた水分がキレイに蒸発すれば、
ピンピンに障子紙が張り、キレイに出来上がり。
そんなこんなで、
この作業を14回繰り返す…。
ま、結構な手間と時間がかかります。
そんなこんなの『障子紙の張り替え』。
今の住宅では『障子』のないオタクも多い?
障子の張り替え、ふすまの張り替え…
そして、畳を上げての清掃…
~なんてモンは、いまはホボしない作業となりましたねぇ。
そんなこんなの古民家宿。
改修作業がメッチャ遅れています。
コロナのせいでもあります。
コロナ禍のおかげで電子部品が入ってこないので、
お風呂やトイレなどの器具が入らないのです。
それもあって、工事が遅れる。
そのうえ、職人さんも年明けから忙しく…。
なんやかんやで遅れている工事。
ワタシ自身もマイセルフでやるところの
作業になかなか現地に行けなくて、
これまた遅延の一因!?
そんなこんなで、
来週はまた工事に精を出さなきゃ…。
肉体労働派でゴザイマス、ナンチテ。
春になればコロナも収まり、
お客様もお見えになっていただけるかなぁ~。
春が待ち遠しい…
そんな古民家宿でゴザイマス。
…ちゅうことで、
ほな
また