雷煎餅 | The Sam's Room

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カモワケイカヅチジンジャ…

あぁ、舌を噛みそう…、カモ!?


ホンマの名前が賀茂雷神社(カモイカヅチジンジャ)と云う、通称『上賀茂神社』。


世界遺産やし、
京都最古の歴史を持つ神社やし、
なんちゅうても、世界遺産やモンな。


そりゃ、スンゴイ神社でございます。


…ちゅうことで、本日のオウワサは昨日の続きでございます。


ホンマの名前が『賀茂別雷神社』にいらっしゃいます御神様に厄除けをお願いし、
開運祈願をいたしましたワタクシ、そのついでに…、付近を少し散策いたしました。


上賀茂神社の東側には神社から続く『明神川』の流れに沿って
神官達が住まいしていたお屋敷が続いております。

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これがまたなかなかの風情…。

このあたりは『社家町(しゃけまち)』と呼ばれております。

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そんな『社家町』の明神川沿いに建つにチョット気になるこんなお宅。

赤い暖簾がなんかのお店チックな雰囲気を出しておりますなぁ。


なんかお気軽に入りにくい雰囲気も…。


でも、
しかし、
but…


奥ゆかしく、
遠慮がちなセ~カクのワタシではございますが…ナンチテ

そこは奥ゆかしさよりも『興味』が勝ってしまうセ~カク…、かも!? 賀茂の神社やし!?

赤い暖簾の向こうには何があるんだろう…、興味津々。


…ちゅうことで、入ってみましょか。



ここは『京雷堂』というお店のようです。


『お気軽にどうぞ』
『お茶をお召し上がりください』


…という張り紙を信じて(?)お宅の中に。

『いらっしゃいませ、どうぞお上がりください』という言葉にスッカリ甘えました。


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お宅の中には様々な美術品が飾られておおります。

ご主人さんがアレは誰それ、これは誰それ…、
と説明して頂きましたが…。

忘れました!?



富岡鉄斎からの手紙とかあるそうです。








そんなこんなで、室内に案内されお庭を望みますと…、


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お庭の中には小さな流れ。

これは前を流れる『明神川』から水を引き込んでいるそうです。

元々はこのあたりは上賀茂神社の神官がお住まいになっているところで、
このお宅もそのひとつ。

で、このお庭を流れる川で、ココにお住まいの神官の方が出仕前に禊(みそぎ)をされていたそうです。

ホホォ~、そうでございますかぁ。

お勧めされるがままに、お庭の見えるお席に座らせて頂きました。

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『お茶とお菓子をお持ちいたします』

およよ…

さ、さ、さーびすですかぁ?

どうやらココのお菓子をお茶をサービスしてくれるそうな。

しばらくするとご主人が…

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番茶と『煎餅』を持ってきてくれました。


ほほぉ~、これが『雷煎餅』というヤツでございますな。

ココのお店で作っている煎餅のようです。

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通称、上賀茂神社、ホンマは『賀茂別雷神社』の『雷』の一文字を用いて、
雷煎餅(いかづちせんべい)と名付けたそうです。

御神紋である二葉葵(フタバアオイ)の焼印や押されております。

器もフタバアオイですね。


どれどれ…

ほほぉ~、まろやかなお味でございますなぁ。
カステラ風味と申しましょうか、卵と蜂蜜を感じられる上品なお味となっております。

これはサービスですって!

へぇ~、太っ腹でございますなぁ。

『商品を売る』と云う積極的な姿勢がみられませぬぞ。
奥ゆかしいご接待。

イイですナァ。



こういうサービスをされているのであれば…
おせんべいも美味しいので…

ヤッパリお土産用に2箱ほど買っちゃいました。


雷煎餅の他に賀茂茄子やすぐきも扱っているようです。
ここでは、季節外れは売らない、適正価格で提供する…というお店の理念の元、
こだわりを持って商品提供されているようです。


お店の方も物腰が柔らかくタイヘン好感が持てたお店でございました。


…ちゅうことで、社屋町そぞろ歩きをほんの少し楽しませて頂いた昼下がりでございました。



ほな

また

チョキ