鉄道…
鉄ちゃん、鉄子さん…
などなど熱狂的なマニアも多い『鉄道』。
でも、
しかし、
but…
しかし、
but…
ローカル線は需要が減り、
乗客はガタ減り。
乗客はガタ減り。
その存続さえ危ぶまれているのが現状やネェ。
そんなこんなの現状をなんとかせんとアカンと各地方地方で色んな試みが行われれておりますな。
駅をコンビニ併用したり、
地域の団体に貸与したり、
使い方を工夫してなんとか『地域活性化 を図ろうと必死、と言うところも多いな。
これもそんな中のヒトツ…。
こんな試みをやっております、…というオウワサでございます。
… … … ■ ■ ■ … … …
仕事があって、『那智勝浦』という本州最南端の近くのマチに行くことになりました。
高速道路をミナミへ、ミナミへ…。
すさみ町というトコロからは一般道である国道42号線をミナミへミナミへ…。
美しい海岸『枯れ木灘』と呼ばれる景色を楽しみつつ、串本町という本州最南端のマチに入りました。
その時、目に入ったのはJRきのくに線『紀伊有田駅』という看板。
『あれ? 紀伊有田駅????、ここかぁ~。』
とスタッフと話しが始まります。
…と言うのも、知人である画家の某女が言った言葉を思い出したのです。
『私、今度ね、無人駅に絵を描くことになったのよ』…というお話しでした。
絵を描く?
無人駅に?
無人駅に?
彼女曰く、
無人駅をアートで彩るという企画があって、それに応募したら依頼が来たというのです。
無人駅をアートで彩るという企画があって、それに応募したら依頼が来たというのです。
ほぉ~、
地域活性化ですかねぇ、
オモロイコトを考えるモンデスナァ…、と感心をしておりました。
ウチの仕事も『まちづくり系』なので、興味ありあり!
で、そのゲ~ジュツ家の彼女が取り組んだ駅がココやな。
そんなことを思い出し、
『ちょっと寄って、観てみる?』
というコトに相成りました。
ほな、イコカ…。
…ちゅうことで、JRきのくに線きのくに線『紀伊有田駅』というトコロにやって参りました。


ここが『紀伊有田駅』。
ほほぉ~、スンゴイ所ですねぇ。
駅前には商店の『ショ』の字も無い!?
ハッキリ言って閑散としている…
ひとっこヒトリございません。
ひとっこヒトリございません。
良く言えば…
長閑な駅…
おや、駅舎入り口、左になんか看板のようなモノがあるぞ。
見てみよか…
ほほぉ~、これが画家M女が仰っていた企画ですね。

『紀の国トレイメート』???
ふ~ん…
これは、なに?
『え? こんなところにこんな駅?』
…って書いてます。
ちょっとウンチク…
これは、何かと申しますと…
和歌山の南の方は『紀南』と申しまして、人口が激減して、無人駅が多くなっている地域なんですね。
ここを活性化しよう、
ここに駅利用者を増やそう、
ここに駅利用者を増やそう、
…そんな思いを持った地元の方々が『紀の国トレイナート実行委員会』を組織して、
若手ゲ~ジュツ家に呼びかけ、無人駅の多い、紀南地方の駅舎に絵を描いたり、
彫刻を飾ったりして『無人駅を賑やかな空間』にしようという試み。
そんなこんなで…
ココ『紀伊有田駅』にはワタシ達の知人である若手の画家『M』さんが抜てきされ、
絵を描いたというお話しなのです。
Mさんからそんな話しを聞いていた我々は、それを見るべくJR『紀伊有田駅』に立ち寄ったというワケなのです。
駅はやっぱり無人駅というだけあって、閑散!?

単線…
ですな、
アタリマエか…!?
おっ、偶然にも電車が来ましたぞ!

偶然にも電車に遭遇!?
偶然???

そぉなんです、都会の電車と違いココは…
2時間に一本!?
なぁんとぉ~、
ヒトツ乗り過ごすと、2時間も待たんとアカン…。
そりゃアカンわなぁ…。
鉄道を利用したくてもこんなに不便やったら誰も使えヘンし。
でも、バンバン走らせたところで、乗る人がいない!
でも、バンバン走らせたところで、乗る人がいない!
結局薬局放送局…
便数を減らす → 利用する人も減る → 閑散 → 廃線
…という図式に陥るわけですな。
そんなこんなで、活性化の取り組みが始まった、っちゅうわけですな。
では、彼女の作品を見てみましょうか。





いかがでしょうか、これが彼女の作品です。
『円形』がモチーフで、青や緑のペンキを使い、
魚たちや波などを表現したステキな絵に仕上がっていました。
魚たちや波などを表現したステキな絵に仕上がっていました。
駅舎、ホームの壁に画かれたこれらの絵、ココ、串本町の海や川など豊かな自然が表現されておりますな。
なかなか、ないす~です。
都会からはかなり離れた遠いところですが、もし、機会があれば観に来られてみては?
トオイトコロヤケドナ…
ほな
また