旅をつくる…。
そう、普通の旅じゃなくて、『旅をつくる』というテーマでワタシの会社でも取り組んでいます。
カンコウガイシャジャナイケレド…。
で、そんな中から面白そうなモノをネットで発見!!!
これは行ってみなくては…、ということで、ウチのスタッフK嬢と共に早速行ってみました。
調査・調査。
お仕事・お仕事。
お仕事・お仕事。
場所は…
丹波篠山。
丹波篠山。
♪ たんばぁ~ ささやまぁ やまがのさるが~ ♪
♪ よぉ~い よぉぉ~い でっかんしょ ♪
そうです、『でかんしょ節』で有名な兵庫県篠山市。

マチの中心は何と言っても『篠山城』。
篠山城を中心とした城下町として昔から栄えた処ですね。
そんなお城跡にちょっと寄ってみました。



で、今回の『旅』は…。
JR篠山口駅からスタートするサイクリングツアー。
10時に集合。
レンタサイクルでスタートです。
レンタサイクルでスタートです。
案内して頂けるのはこのツアーを主催するI嬢。
このサイクリングツアーは、『お正月を彩る漆黒の輝き~黒豆のふるさとを走る』と題して、
お昼はみんなで猪鍋づくり…というワンディツアー。
では、よろしくお願いしまぁ~す。
颯爽と(?)自転車にまたがりツアーはスタート。
先ず立ち寄ったのは…

『肉の文』というお肉屋さん。
モチのロンロン…、お昼に食べる『シシ肉』を調達するためです。
そうなんです、
地域の食材を調達しながら、サイクリングしていくのです。
地域の食材を調達しながら、サイクリングしていくのです。
とれたて野菜に、猪肉。
ランチはみんなで猪鍋を作ってあったまるというツアーなのです。
ランチはみんなで猪鍋を作ってあったまるというツアーなのです。


丹波篠山は『猪鍋』がメッチャ有名。
イノシシがズイブン多く住んでるのでしょうねぇ…。
そのイノシシちゃんをゲット。
で、猪鍋と言えばモチロン、味噌煮ですもんね。

専用のお味噌もゲット。

地元のつきこんにゃくも手に入れて…。
お肉屋さんでの材料調達はこれでOK。
では次は…

地元の農協さん直営のファーマーズマーケット『味土里館』へ。
ココでは野菜とお米を調達。

地元産コシヒカリを精米してくれます。
精米してくれる間に野菜をゲットしましょう。

名物 でかんしょ太ネギ。
太い
ゴッツい
ゴッツい
美味しそうなネギですなぁ。
これ、ゲット!
これ、ゲット!
そして、

猪鍋にはささがきゴボウが定番やしな。
住山ゴボウもゲット。
このファーマージマーケットは地元の野菜がイッパイ。
安いし、新鮮。
今回の食材調達には関係ないけど、お芋さんも美味しそうだったので、安納芋と鳴門金時はお土産用にゲット。
そうそう、里芋も安かったからこれもゲット。
そうそう、里芋も安かったからこれもゲット。
お土産はこんな実用品が良いな…。
では、自転車でサイクリング再開ですぞ。
ネギはデッカイ&太いので…

案内役のI嬢のリュックからはみ出てる!?
『Iさん、背中にカモって書いといたらどう?』
カモがネギしょってる!?
そんなこんなで、今度は『黒豆』の里をサイクリングするコースに入ります。

このまっすぐの道は元線路だとか。
廃線後にこんな農道になったそうな…。
左右は田んぼと黒豆の畑。
I嬢の後をチョット遅れて走る後ろ姿はウチのスタッフK嬢。
チョット体力不足!?

途中、農家の叔父さんにくる豆のお話をうかがいました。
丹波篠山名産黒豆はとっても美味しいんです。
で、房も大きいよね。
この時期、農家は黒豆一色…。
お正月用に重宝さ荒れる丹波の黒豆。
最盛期ですな。
で、この次は黒豆の餞別工場へ向かいます。
集落で営む黒豆選別工場の見学。
次々と運び込まれる黒豆たち。
次々と運び込まれる黒豆たち。

この機械で黒豆の木(木じゃないけど)から黒豆を取り出します。
そして選別。
ガラガラと音を立てて選別されるたくさんの黒豆!
これはスゴイ。
普段は絶対に見ることのできない「丹波篠山黒豆・誕生の瞬間」に立ち会うのです。


この工場は集落で経営されていて、その農家から集められた黒豆を機械に通してふるいにかけていきます。
大事に育てた黒豆も、すべてがそのまま商品として出荷するのではなく機械で大まかな形、
大きさを振り分けた後、最終的には人の手でひとつひとつ選り分けられていくのです。
手間がかかるんですね。
厳しい商品管理と丹念な選別作業を目の当たりにすれば、黒豆を炊く手にも力が入る…というものです。

さてさて、これで農村地域にお別れを告げて城下町に入ります。


ここは伝統的建造物群保存地区に指定されているところ。
篠山は古くから京都と山陰、そして山陽間の交通の要衝の地でした。
江戸時代には大坂城の豊臣氏と西日本の大名を分断する格好の地として軍事上重要な位置づけがされて、
江戸時代には大坂城の豊臣氏と西日本の大名を分断する格好の地として軍事上重要な位置づけがされて、
幕府の明で篠山城が築城された…とか。
それに伴い商業も活発になり、旧商家町は、江戸時代末期から大正期に建てられた町家が多く残っていました。
そんな伝建地区の集会所でお昼ご飯。

この企画のひとつのウリは『みんなでランチを作って食べる』ということ。
ホントは、この日に地元料理を指導してくれる専門会あがくる予定だったそうですが、
胃腸炎でアウト。
胃腸炎でアウト。
ほな、ドナイする…、ということでしたが
『イイですよぉ、自分でやれると思いますから…』
と、専門の料理指導者がいない中で料理を作ることに。

案内役のI嬢と談笑するK嬢。
でも、これをつくったのはほとんどワタシ…、ってかぁ!?

ほらね…
でも、鍋を用意するのは『お料理』とは言えないほど簡単ですけど…。
…ちゅうことで、お鍋の準備も出来て、

そして、名物の黒豆茶も。
黒豆をお湯にいれて呑む『黒豆茶』。
中びいれた黒豆もフンワリなって美味しい。
では、お茶もいただいて、メインのお鍋。

オイシイ…
猪鍋、美味しいわぁ~。
シシ肉というのは不思議なモノで、煮込んでもあまりカタくならずにアブラ身がすごく美味しくなる。
最高です。
食べず嫌いのアナタ…、イッペン食べてみてみぃ~。
メッチャ美味しいから。
味噌煮込みにするからニオイもないですし。
味噌煮込みにするからニオイもないですし。
そんなこんなで、お話しにも花が咲き、予定の午後2時を1時間も超過する盛り上がり。
お酒はなかったのが残念でしたが…!?
そんなこんなの『新しい旅をつくる』ツアーでした。
風光明媚なトコロや、金閣寺、清水寺、スカイツリーなどの観光資源がなくても『ツーリズム』は成立します。
新しい旅をつくる…
これが地域の振興になるし、経済発展の鍵でもあるのかも知れません。
色んなコトを学べたサイクリングツアーでした。
ほな
また…
