水の都『ベネチア』へ…   イタリア紀行vol.11 | The Sam's Room

The Sam's Room

おもしろいこと、楽しいこと、気になること、美味しいこと、何でもかんでも『やってみる』ことが心情のSAMのブログでございます。

イタリアの旅も5日目…


      


本日はベネチアへ向かいます。


フィレンツェからベネチアまでは車で約260km。
だから朝はチョット早い目でした。



イメージ 1

いつも通りのいつもの朝食。


変わり映えせぇへンな…。


前にも書いたけど、
ゲイがないで、ゲイが!
ゲイ違う、芸!?

朝食に芸がない…
ハムにベーコン、そしてタマゴが主やモンな。
おもろない…


そんなこんなの朝食をチャチャッと食べて、早よ行こ。
高速道路を260kmも走らんとアカンし…。

ほな行こ!

イメージ 2

途中に広がるのはワイン用のブドウ畑。

ず~っと、ず~っと続くブドウ畑、ハンパやない広さやね。
これが全部ワインになるンかぁ。

すごいな…。

どんな量なんやろ?
一本の木から何本ワイン出来るンかな…。


実際は実のなりかたや品種でどえらい差があるみたいですな。

乱暴に言うと、1本のブドウの木で4~6本のワインが作れる計算になるようです。
…ちゅうことは、これだけ広いと、云々かんぬん。


アカン、計算できへんで。


とにかくイッパイできるっちゅうことやな。

そんな事をボォ~っと思いながらベネチアに向かう港に着きました。


イメージ 3

ここがベネチア行きの船乗り場です。

ご存じの通り、ベネチアにはクルマでは行けません…、ってホンマ?
一応いけないことになっているようですが、実は行ける橋があるということですがもちろん観光客はダメ。

ちゅうことで、観光客は船でベネチアへ。

イメージ 4

船はひっきりなしに出ています。

いったいどれくらいの人がベネチアに行くんだろう…。
むっちゃすごい数だということだけは確かですなぁ。


イメージ 5

ほらほら、着いたらこの通り。
むっちゃ凄い人盛りやンか。

心斎橋や梅田以上やで…。

モチのロンロン、爆買い大陸人も甲高い声でワイのワイのと騒いでおりました。


でもね、こんなに色の白い方々も結構多いな。

イメージ 6

色の白い方々は目が紫外線に弱いみたいで、グラサンが多いな。


さてさて、ベネチアといえば『運河』やね。
せっかく運が良く、運河の街に来たんやもん、運河を行き来する『ゴンドラ』に乗りたいな。


ゴンドラ…、
櫂を漕ぐオニィチャンのことを『ゴンドリエーレ』というそうですよ。

そういえば、
ゴンドリエーレのオニイイチャンってみんなボーダーのシャツを粋に着こなしてるってイメージやな。

イメージ 7

カッコよろし。



ゴンドリエーレになると…

・スンゴイ高収入
・めっちゃモテる

…だそうです。

でも、ゴンドリエーナになるンは結構難しいんだって。

ベネチアの地理、歴史、3カ国語の語学、一般教養など
多岐にわたるそうです。
また、イタリア人であることが条件だとか。

で…
、900年間にわたり『女性ゴンドリエーレ』がいなかったそうです。

でも、ついにやった!

男性のみの職業だったゴンドリエーレに初の女性が採用され900年間の男性独占に終止符が打たれたのです。


凄いね…。

知識だけじゃなく過酷な労働だから体力も必要なのに…。

がんばったはる…。

イメージ 8
 
この方が『女性ゴンドリエーレ第1号』。

ふ~ん…

さすが、体力勝負の職業ですな、結構ゴッツイ!?

すんまへん…



にひひ



さてでは、乗ってみましょうかね、ゴンドラ。

イメージ 9
ゴンドラに乗り込みましょう。


これは、先の組が乗り込んだところ。

乗るとき、けっこうグラグラする。
気をつけんと海にチャッポォ~ンだな。

こんなところでヌレネズミになったらイヤやモン…。

なんやて?

誰がヌレネズミやなくて、

ヌレブタやねん、って!?

ほ、ほ、ほっといておくれやすっっっ!





では、ゴンドラからのベネチア風景をご覧あれ…


イメージ 10

イメージ 11

海から運河に入ります。

イメージ 12

イメージ 13

イメージ 14

イメージ 15

イメージ 16

イメージ 16

イメージ 17
生活感もありますねぇ…

私たちの乗ったゴンドラのゴンドリエーレは無口でした…。

案内もしなければ、
歌も歌ってくれない…。

♪ オ~ソレミ~ヨォ~ ♪
…じゃなくて、

♪ お~それどぉよぉ~ ♪
…って、感じ!?

ま、歌はよほどでないと歌わないそうですけどね。


そんなこんなで景色だけをゴンドラから楽しんだ後は、

イメージ 18


お待たせ、ランチ・タイム!


この狭いとおりに面しているレストランへ…


『TROVATRE』というお店。

イメージ 19












イメージ 20










なかなか、エエ感じですやンか。


ほな、いただきましょう…。







イメージ 21



もちろん、ワインから!

本日はキレのイイしろワインをいただきましょう。

赤は後から… ね!


イメージ 22









イカスミのパスタ。

けっこうイカス!?


イカスミは食べながら笑うととんでもない顔になりますぞ!
決してニッと歯を出して笑わぬように…

イメージ 23

  こんなにアホみたいに…
パンは食べられません…

持って帰る?
そんなセコイことはいたしません。



メインは…

イメージ 24

海鮮のフライ
イカリング、海老、サカナetc…
ワインに合うなぁ。

イメージ 25
デザートは定番のティラミスで〆。
あま~い、あま~いティラミスでした。

お腹もイッパイになったし、ほな、観光やな。観光!

イメージ 26

これが有名な『ため息橋』というそうな。


夕暮れどき…、
ゴンドラに乗ってこの橋の下でキスをすると永遠の愛で結ばれる、ンだって!?

ふ~ん…

あっしには関係ねぇことでござんす…



ホントはこの橋、とっても怖い場所だそうです。

実はこれ、ドゥカーレ宮殿と地下牢とを繋ぐ廊下。

かつてドゥカーレ宮殿の地下牢に 繋がれた囚人は二度と生きて戻ってくることができないと言われ、
この橋を渡る囚人が 格子状の窓越しに見納めとなる外の景色を、
溜息をついて見たことからこの名前がついたと言われています。

ふ~ん…

これまたスンゴイ『ため息』やなぁ…

恋人がキスをかわすっちゅう悠長なモンやないな。


イメージ 27

サンマルコ広場

ベネチアの中心的な広場。
ドゥカーレ宮殿やサン・マルコ寺院などの回廊に囲まれてる広場。

世界一美しい広場といわれています。

普通広場は『カンポ』と呼ばれてますが、サンマルコ広場だけは、『ピアッツァ(piazza)』と呼ばれているそうです。

ふ~ん…


さて、イヨイヨお次はメインの観光…
ベネチアの観光といえばやっぱり『ドゥカーレ宮殿』ですな。

イメージ 29
(スンマセン、宇mくうつっていなかったので写真は借り物です)


でも、
しかし、
but…

入場するにはいつもメッチャ長蛇の列。
場合によれば30~50分ほど並ばなければならないこともあるらしい。

イメージ 28
ほら…

やっぱり並んでる…

でも、10分ほどではいることが出来ました。


これはラッキーだったのでしょうか?
わかりません…


そういえば、この宮殿はベネチア国際映画祭の舞台としても知られていますよね。
テレビで見たことあるモン…。


イメージ 30

ここだよね、ステキな中庭だね。



イメージ 31

巨人の階段
階段の上には海の神ネプチューンと戦いの神マルスの像。


イメージ 32  イメージ 33

漆喰とフレスコ画に飾られためっちゃラグジュアリーな『黄金の階段』。

金ぴか、すご~い!



で、そこを二階に上がっていくと、


イメージ 34

これまたすっごぉ~い!


そしてココが…


イメージ 35

『大会議の間』

ベネチア共和国の議員たちが議会のときに使ったお部屋。

ここにあるのは…
ティントレット(1519~1594年)の絵画『天国』が飾られていますよ。
これって世界最大級の油絵と言われるンですよぉ、ホンマすっごい!



そして、ここから橋を渡ると…

イメージ 37
んっ、橋?

そうです、ここが…
この橋が、ため息橋…

前述の通り、
ドゥカーレ宮殿と地下牢とを繋ぐ石造りの渡り廊下ですよ。

イメージ 36

ドゥカーレ宮殿の地下牢に向かう廊下。
ここに入ると二度と生きて戻ってくることができないメッチャこわ~いところやン。
橋を渡る囚人が 格子窓越しに見納めとなるであろう外の景色を見て、溜息をついた…。

そうだろうなぁ…

イメージ 38

これがその牢獄。

水没することもあったといいます。

どうなんの…
死ぬしかないやンか…

メッチャ怖い牢獄やな…。


牢獄に閉じ込められずに奇跡の脱出をしたワタシ…!?

あはは…


にひひ



お次は、ベネチアといえば『ベネチアン・グラス』。

ほな、工房へ行ってみる?
 

イメージ 39


作ってます、ベネチアン・グラス。

欲しいな、一つ。

でも、なぁ…

財布がナイふ…
財布が拒否!?

メッチャ高いねんで…



あきらめて、観光観光、マタ観光…

イメージ 40

ベネチアの通りはメッチャ狭い。

で、観光客がゴチャマンと来てるので、道はもうエライこっちゃ!

心斎橋か、ココは!?


でも、道はわかりやすくて、『サン・マルコ広場』という看板がムッチャあるので
最終はその看板を目指していけば中心である『サン・マルコ広場』にすぐ出られるというのが良いな。



イメージ 41

リアルト橋
カナル・グランデ大運河に架かる最古の橋。
一般公募で橋のデザイン案を募集したんだって。
そしてら、これにミケランジェロも参加したんだけど、
彼の案を抜いてポンテというオッサンの案が採用されたという橋。

ふ~ん…

そのリアルト橋から運河を望む…

イメージ 42


さぁ、そろそろ戻ろか。


今日はこれからミラノまで行かんとアカンのや。
ミラノまで約280kmもあるモンな。

イメージ 43

さらば、ベネチア…

また来るで!

そんなこんなで、クルマでまたまた移動して『ミラノ』まで。
約280kmのクルマの旅。

高速道路沿いには、延々続くワイン用のブドウ畑を眺めながら本日のワインに心をはせる!?



ちゅうことで、ホテルについてディナーです。
ミラノのSTARHOTELS  RITS。
ここでディナー。
イメージ 44


ほな、いっただっきま~す

今日は先ずはビールな感じなので…


 イタリアのビールはあまり美味しくないのは先刻承知なのですが…。

なんか今日はビールな気分…

イメージ 46










では、お食事…

イメージ 45

でっかいお皿のど真ん中にチョコッと入れられたのは『VEGETABLE SOUP』,

野菜スープ。


んっ、美味しいな。

ほな、やっぱり…

  ワインかなぁ…

イメージ 47





で、後はなぁにぃ?

とっても楽しみですよぉ。


で…


イメージ 48






Chicken breast escalope lemon scented
 with mashed poteto

マッシュドポテトと胸肉のレモン風味





胸肉かぁ…

パサパサ感があってやだな。

モモ肉の方がエエどぉ!!!!!!

と叫びたい気分でしたが…



で、
で、
で、

えぇぇぇぇ~!

こ、こ、これだけ???

そのウソ、ホンマ?


      


せっかくのイタリアやのに、どやねん…
予約していた料理がこれだけ!?

アホか…

サイテ~。

そんなこんなのディナーでした。
追加料理も大変ホテルレストランが忙しいということで無理!?

あはは…


もうエエ!

   ビール、買って部屋へ戻ろ!

イメージ 49

このビールもなんかまずそうやけどな…

ちゅうことで、この後は近くのスーおパーに出かけてお買い物をしたのでございました。


ほな、明日はミラノ市内観光ですね。

じゃ!


グッド!