芸術と美食の街…、花の都『フィレンツェ』にて。  イタリア紀行VOL.10 | The Sam's Room

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芸術の街、フィレンツェ
美しい街…


ここは、
『天井の無い美術館』とも、
『花の都』とも呼ばれているそうです。

15世紀にはルネッサンスが始まったのはここフィレンツェから。




るねっさんす~!
…と来れば、


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またまた『髭男爵』を思い浮かべてしまうのですが、

そんなこっちゃない!

もっともっと大きな大きな『文化運動』ですよね。


そういえば…
『ルネッサンス』は昔、学校で『文芸復興』と習ったなぁ。
だから、『復興』と覚えてたんだけど、今ではそういう教え方をやってないそうですな。


イタリア発で起こった『文化運動』というのが正しいようです。



さてさて、そんなメンドくさいウンチクはやめて、いざフレンツェへ。


ミケランジェロが、
レオナルド・ダ・ビンチが
活躍し名画が生まれた故郷とはイッタコッタイどんなトコロなんでしょうかねぇ、興味津々です。



では…


ようこそ、いらっしゃいませぇ~、ドゥオモォ~、
と『ドゥモオ(大聖堂)』が迎えてくれます。

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な、な、なんとぉ~。

実に気の長い話しでございまして、
この大聖堂は13世紀に着工して現在の姿になるまでには約600年の歳月がかかったんだとか…。

ゴジック様式の教会では世界第3位の規模…


ふ~ん…
スゴイや…


中は?

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石積み建築では世界最大なんだって。
大理石をふんだんに使ってキレイです。
 



さぁ、ではここからゆっくり歩いて街角散策。


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お洒落なカップルも闊歩してますよ。



















ドゥオモから200メートルほど進んでいきますと、

『レプッブリカ広場』。


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古代ローマ時代から街の中心として栄えてきたココには、メリーゴーランドや露店、洒落たカフェなどがあります。


ほな、オープンテラスのカフェでチョット一服…

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  最近日本でもこんなオープンカフェが彼方此方に出来ていますね。


お洒落です。
カッチョエエです。


こういう所でゆっくり珈琲を飲んでいると、気分はもうイタリアン。
何だかイタリアンになったような錯覚!?
カガミがあればダメやけど…!?

ホッとするひとときです。

エエなぁ…
もう歩きすぎやモン。


イタリアは古い街並みでクルマでウロチョロするよりも、
歩いて行く方がいいのでツイツイ歩きすぎになっちゃう…
広場の賑わいを見ながら飲む珈琲もまた格別でした。


さて、続いては『シニョリーア広場』とその中心に建つ『ヴェッキオ宮』です。
シニョーリア広場にはヴェッキオ宮殿とウフィッツィ美術館とが並び、いつも人で溢れています。


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ヴェッキオ宮殿は元々はフィレンツェ共和国の政庁だった建物で、
今でも市庁舎として利用されているそうです。

すごいな、こんな中にお役所だもん…。


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ココの広場にはかの有名な『ダビデ像』。

これはレプリカだそうで、ホンモノはアカデミア美術館に所蔵されているそうです。

残念やなぁ、ホンモンと違うのは。
でも、外に置いとくと劣化するしな…

しゃ~ないか…。


それにしても『ダビデさん』、丸出しやで…

はずかし!?





せっかく来たンやし、かの有名な『ウフィッツィ美術館』に行きたいよね。

イコカ…

『ウフィッツィ美術館』は当時この地、フィレンツェを支配していた『メディチ家』が16世紀に建てたモノで、
元々は行政事務所(事務所とはイタリア語で『ウフィツィ』という)として建てたのもだったそうですが、
その後、長い年月をかけてメディチ家が収集してきたコレクションを集めて18世紀から公開されているそうです。

ココにはルネサンス期を代表する国宝級の絵画が集まり、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ボッティチェッリ、ラファエロなど巨匠たちの作品がウントコショっと所蔵されているイタリア屈指の美術館ですな。
展示作品は2500点以上で、ぜぇ~んぶ観てまわるんは丸々一日ココにいてんとアカンかも!?


ほな、入ろ!


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  これが入場チケット。


めっちゃ人が並んでるからネットで予約しておいた方がイイよ!


じゃ、入りましょう。
展示物が2500点以上もあるンやから、チョット駆け足やな…。


先ずは彫刻から。

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この角度は…


ちょっと…
ヤバイ!?


  男性はチンチン丸出しやけど、
女性はさすがに布で覆われております。

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なんで、オトコだけ丸裸やねん。


 で。カップルだとこうなります…

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でも、男同士だと…

どやねん…


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ミケランジェロとダ・ビンチは『男色』であったことは有名ですが、
それがココにも現れてる!?







そんな話しは置いといて、マジメに見て回りましょう!?


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実にスゴイ作品ばかりが並んでおります。
溜息モンです。


で、こんな中から、ピックアップして有名なのをお見せいたしましょうか。


実は2014年6月から写真撮影がオール解禁になったのでこういうことも出来るようになったのです。


よっ、ふとっぱら!


そうは言っても、もちろんストロボとかはダメですけど、絵に影響をあたえない程度の撮影ならOK。
日本の美術館も見習って欲しいなぁ…。


では、ご紹介。


なんと言ってもこれ…
 
   

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『ヴィーナス誕生』

1484年頃に描かれたというサントロ・ボッテリッチの傑作。
幅3m近いキャンパスには美しい女神達が描かれております。


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  テツィアーノ作『ウルビーノのヴィーナス』

手に持っているのは愛の象徴のバラ。
この作品は構成のが形に多大なる影響をあたえましたなぁ…。


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  カラヴァッジョ作『バッカス』

 カラヴァッジョ20代の作と言われるコの絵は明暗の対比や感情の表現が特徴的。


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         ラファエッロ作『ひわの聖母』


   伝説の鳥『ヒワ』が聖ヨハネの手の中に描かれているコトからこの名が付いたらしい。


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 ピエロ・デッラ・フランチェスカ作『ウルビーノ公夫妻の肖像』

2枚一組となってます。背景は領地を表しているのだとか。




そのほか、もう紹介しきれないほど名作がイッパイ!


観るだけで疲れてくるほどやナァ…



ほな外に出て、


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ここが有名で美味しいと評判のジェラート屋さん。

う~ん、イタリアチック…。
アイス大好きやモン、美味しいです。

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ジェラート片手に、歩いて行きますと…



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アルノ川に架かる『ヴィッキオ橋』…
そんな川、アルノ!? 
 あるンです。


イタリア語で「古い橋」という意味だそうです。
フィレンツェ最古の橋で、第二次大戦で残ったフィレンツェ唯一の橋でもあるそうな。
現在の橋は1345年に再建されたもので、橋の上に宝飾店が建ち並んでいることで知られるよ。
でも、宝石に興味が無いので行かんでもかめヘンな…。

観てるだけ。


もう一つの名物、そこに行くことにしましょ…


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フィレンツェで有名な『イノシシ像』。

  彫刻家ピエトロ・タッカ作。1640年頃の作品だそうです。

なかなかリアルやなぁ、コイツ!

チョット強面なのに、
なぜか「子豚(ポルチェッリーノ)」と呼ばれ人々から親しまれていますよ。

で、このイノシシ、鼻を撫でると幸運がもたらされるというご利益が伝えられています。
だからみんながナデナデするモンやから、お鼻がぴっかぴか…。

みんな御利益が欲しいンやな、撫でて撫でてピッカピカ。

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イタリアのお嬢様もお撫でになってたし、
ワタシもついでにナデナデしておきました。


おぉ、幸運よ、かもぉ~ん!


そんなこんなのフィレンツェ…。

たいへん素晴らしいところでした、さすが花の街!


花?

ん~、花より団子ってかぁ?



やっぱりそっち?
みんなの期待もそっち?




ほな、フィレンツェ・グルメ編…

ここでは、ランチとディナーを頂きました。

ランチは…

なんとぉ~、せっかくイタリアに来てるというのに『中華料理』にすると!?

なんでやねん…

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久々にアサヒスーパードライ。
これはやっぱり美味いな…

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他の中華の味、ですかぁ?

量は沢山ありました、それだけ…しか言えません。





気を取り直して、ディナーはやっぱりココの名物料理がエエと言い張ったワタクシ。


やっぱりこれでしょ。

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イタリアンレストラン。


 ここで名物『ビステッカ・フィオレンティーナ(フィレンツェ風ステーキ)』をいただくコトにいたしましょう。

レストランの設えは…


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よろしいですな、フィレンツェに来たって感じ!?


で、モチロン…

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 ワインを頂きましょう。

で、ウエイターが持ってきたのは、

 じゃじゃじゃじゃ~ん!
これですよ、これ。

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これが名物フィレンツェ風ステーキのお肉。

タップリですねぇ。
美味そうですなぁ。

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焼いて下さい、レアミディアムで!



焼けるまでは…
 
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サラダ


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フォカッチャ



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   パスタでございます。
美味しゅうございます。

このパスタソースも美味いなぁ。

本場のパスタはやっぱり違いますな、最高!


で、いよいよ出番ですよぉ~!


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ごっついステーキです。

満足です。
すて~きです!



そんなこんなのイタリアレストラン。

やっぱり…
お肉とパスタが良いな。

モチロンそれに美味しいワインと…


最高なフィレンツェ・ナイトでした。

ほな、明日はどこやらそこやら…



いよいよ水の都に行きますぞ。

またね…

チョキ