広瀬香美…
清水アキラ…
加山雄三…
そして、冬…
清水アキラ…
加山雄三…
そして、冬…
こう並んでしまえばもうおわかりでしょう!
冬の定番、スキーですね。

■広瀬香美…
♪ ろまぁ~んすのかみさま このひとでしょうかぁ~ ♪
そうです、アルペンのCMで一挙にブレイク大ヒット!ゲレンデでイチバン良く流れている歌ですね。
されにしても最初出て来たときはブッチャイクだったけど、垢抜けたのか、化粧が上手くなったのか…随分とお変わりになりましたなぁ!?

物まねタレントの清水さん、元国体選手でスッゴい滑りが出来る人。
スキー教習ビデオにも出てる!
淡谷のり子さんに『アンタ、下品でキライ!』といわれていたのが印象的やナァ。

スキー好きが高じてスキー場を経営したくらいですね、そのスキー場は倒産したけど。
若大将もまた国体選手だったとか。
いつまでもホンマお若いよね。
そんなこんなのスキー。
♪ やぁまわぁ~ しろがねぇ~ あさひをあびぃてぇ~ ♪
♪ すべるぅ すき~のぉ かぜきるはやさぁ~ ♪
♪ すべるぅ すき~のぉ かぜきるはやさぁ~ ♪
あぁ、冬といえばスキー。
真白き雪山が我を呼ぶ…
スキーが大ブームだった頃、そう…、それはもう30年以上も前だな。
映画もブームになったな。
『私をスキーに連れてって』…

ユーミンの『サーフ天国、スキー天国』の主題歌に乗って、原田知世ちゃんと三上博史クンの恋物語やったな。
セリカがゲレンデで宙に舞うンやったな…。
1987年やから、もう30年も前の映画。
もうそんなに経つンやな、ホンマビックリするよな。
当時…
いや、それより10年ほど前から…
スキーはワタシらの若い頃にイチバンの花形スポーツやった。
スキー場はどこもイッパイ。
リフト乗り場には長蛇の列が出来た。
リフト乗り場には長蛇の列が出来た。
モチロン…
女の子と一緒に出かけるのもスキーの楽しみのヒトツだったな!?
女の子と一緒に出かけるのもスキーの楽しみのヒトツだったな!?
そんなこんなのスキー。

今では、ゲレンデに行ってもスキーはすっかりへって…
台頭しているのは…

ボードやね。
若い連中はほとんどボード。
スキーを履いて滑っているのは年配組やなぁ。
そう…
時代は変わったンやね。
スキー場は今や、ボード上といってもイイくらいになり…
あれだけ満杯の客を抱えていて賑わったゲレンデも人の数は減り…
そして宿泊する人の数は激減して、スキー宿は窮地、というのが今の現状でしょうか。
あれだけ満杯の客を抱えていて賑わったゲレンデも人の数は減り…
そして宿泊する人の数は激減して、スキー宿は窮地、というのが今の現状でしょうか。
でも、
しかし、
but…
青春時代の一コマをスキーと共に過ごしたワタシのような者は
冬到来となれば『私をスキーに連れてって』状態に陥るのです。
モチロン、原田知世さん主演の映画のようなカッチョ良く滑る事もなく、
またワイワイキャ~キャ~言われて、妙齢のお嬢様から『私をスキーに連れてって』って言われる事は…
またワイワイキャ~キャ~言われて、妙齢のお嬢様から『私をスキーに連れてって』って言われる事は…
皆無!
あぁ、時代は変わった!?
今…
『私をスキーに連れてって』くれるのは、同年配のオッサンだけなのです。
あぁ、現実は映画のようにはならンのですなぁ…。
ロマンスの神様はスキー場にはおりません。
原田知世らしき女性も、もうスキー場にはおりません。
あぁ、ロマンスは…、
生まれる事はなくなってしまったのです、ナンチテ。
生まれる事はなくなってしまったのです、ナンチテ。
でも、
しかし、
but…
しかし、
but…
オジサン族は身体に染みついた図式…
そう、
冬 = スキー
という安直な連想ゲームの呪縛から離れる事が出来ず、
冬になると無性にスキーに行きたくなるのでございます。
雪の上を滑るだけ…
単純且つ意味の無い行動。
でも、
しかし、
but…
しかし、
but…
それが魅力的なのはどういう訳でしょうか、ワタシにもわかりません。
…と言うわけで、北海道。
やって参りましたのは札幌市内よりバスで約2時間の…

ルスツリゾートです。
なんとまぁ、巨大なスキー場じゃないですか!
映画のようには上手く行かず、
オッサン2人の珍道中でございます。


やっぱり北海道の雪はよろしいですな。
軽やかに滑るスキーの風着る早さ…、という気分。
思わず口をついて出てくるのは…
♪ やぁまぁわぁ~ しろがねぇ~ あさひをあぁびぃてぇ~ ♪
♪ すぅべる すきぃのぉ~ かぜきるはやさぁ~ ♪
♪ すぅべる すきぃのぉ~ かぜきるはやさぁ~ ♪
やっぱりコレでしょ。
ラップやダンスミュージックなんかは出てこないのです。
せいぜい『ロマンスの神様』止まりですな。
古い歌を口ずさみ、長いコースを滑ります。
出るのは…
ぜぇ~、ぜぇ~、ぜぇ~
…肩で息をするのでございます、
あぁ、昔はこういうコースでも途中休憩無しに一気に滑り降りたのに。
勝てないのでございます。
どうしても『足腰の老化』には勝てないのです。
大関が横綱『白鳳』に勝てないように…
それは絶対に勝てないのです。
あぁ、哀愁のオジサン… ナンチテ
でも、そんな気分を払拭してくれるかのごとくのこの銀世界…。


やっぱり北海道は違いますなぁ。
この雪質のこのコース。
もう最高でございます。
惜しむらくは…
30年前に戻りたいこの体型… でしょうか!?

雪だるまみたいやンか…ってかぁ!?
ほ、ほ、ほっといておくれやすっっ!
昔はスリムだったこの身体。
誰が悪いのか、どうしてこうなったのか、奇々怪々のこの事実。
ワタシを太らせていったのは、世間の荒波…
ワタシをオジサンにさせたのは、世の誘惑…
ワタシをオジサンにさせたのは、世の誘惑…
あぁ、時の経つのとはゲに恐ろしいモノなのですなぁ、ってか!?
そんなこんなのスキー。
超ロングコースを5~6本も滑ると、オジサン族はもう満足の絶頂に至るのでございます。
となれば、待っているのは…

休息のひととき…
お伴は、モチのロンロン…
サッポロクラシック・生!
うぅ~~~、しみるのですなぁ。
ゲレンデを満喫したあとのイッパイ…
タマリマセブン…
あぁ、お腹もすいた。
ゲレ食と言えば定番のカレーなのですが、今回はそれを外して、

そう!
コレが美味しそう!
トロトロタマゴのオムライス。
おにぃ~さぁ~ん、デミグラスソースをタップリプリプリ…

そうやぁ、そうやぁ、その調子でタップリプリプリ!
…ちゅうことで、これ!

ふふふ…
トロトロ感がタマリマセブン…
デミくんがイッパイかかって、幸せ運びそう…
デミくんがイッパイかかって、幸せ運びそう…

では、いっただっきまぁ~す!
ふむふむ、ゲレ食にしては上出来でございます。
トロトロタマゴが最高です。
雪景色を愛でつつ生ビールも最高なのでございます。
がつがつ滑る事もなく、
落ち着いたオジサンの行動は、休憩を多く取るという実に大人な選択。
落ち着いたオジサンの行動は、休憩を多く取るという実に大人な選択。
コレを『シンドイから連チャンで滑れン症候群』と申すのでございますが…!?
時間はゆっくりと流れていくのでございました。
…ちゅうことで、夕刻。


ゲレンデのツリーにも灯が灯り…
みんな帰り支度。
ワタシたちもそろそろ札幌に引き返す時間となりました。

メリーゴーランドのある巨大なロビーから一路、サッポロへ…
今夜はどんな美味しいモンが待っているのでしょうか…
、って、ソコかいぃぃぃぃ!!!!!
そんなこんなの真冬の北海道…
今夜も美味しいモノを目指して、吉田類的オジサン二匹がうろつくお話しはまたあとで!
じゃ!