あるクラシックコンサート… | The Sam's Room

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ある音楽会に行きました。
 
知人の息子さんが主宰する弦楽三重奏…
このトリオはイタリア出身のヴァイオリニスト、ルーマニア出身のピアニスト、そして知人の息子さん(日本人)のチェリストで構成されております。
 
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知人というのは東京大学教授(現在定年退官され今は名誉教授)で某研究では世界のトップを行く方。
その息子さんであるMクンもお父さん同様学者をめざし、京都大学・同大学院で理学研究科で生物学を専攻した秀才でありました。
が…、何をどう思ったのか、4歳からピアノ、18歳からチェロをやっていたことから、突然音楽家になるべくボストン音楽院へ留学したという変わった経歴を持つチェリストなのです。
 

そんな彼らが関東関西3カ所を皮切りに本格活動するというのでお祝いもかねてコンサートに行かせていただきました。

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そう…
このトリオのお披露目は今年の2月…
あの大雪の降った日でした。

東京・六本木は大雪に見舞われ、交通機関もズタズタでした。
こんななか、お披露目のコンサートがありましたのでワタシも出席させていただきました。
ほら、六本木の風景もいつもとは違いますよね。
 
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あれから5ヶ月、あの寒かった冬も終わり、梅雨の候となり、いよいよ本格的な始動です。
 
 
 
今回のコンサートは特別出演のヴィオラ奏者を加えての2部形式。
 

最初の曲は『ショスタコーヴィチ』のピアノ三重奏曲第1番ハ短調作品8…
この作品はショスタコーヴィチが初恋の相手に送った曲だと言われている名曲。
でも、最初からちょっとムズカシイのを選択したかも!?
 
次は…
ベートーヴェンのピアノ三重奏曲第7番変ロ長調『大公』作品97
1楽章から4楽章まで。
この作品を自らのピアノ演奏で披露したときのベートーヴェンは既に耳が気負えておらず、演奏自体は酷評されたモノの、たいへん素晴らしい作品。
ピアノの雄大な主題で始まり、第2楽章はおどけたような主題、第3から第4楽章へは切れ目なく続き、ロンドとなります。
 
休憩を挟んで、特別出演のヴィオラ奏者を加え、弦楽四重奏に。
 
ブラームスのピアノ四重奏曲第1番ト短調 作品25
 
 
あっという間の2時間でした。

久々にゆったりとクラシックを楽しませていただきました。

このトリオ、東京、秩父と続けてコンサートを行います。

頑張って下さいね。
Mくん…

応援してます…