どっちが好き?
魚と肉…
どっちも捨てがたいけれど、『お酒』を呑むときはヤッパリ『サカナ』かなぁ。
♪ さかな さかなぁ~ さかなをぉ たべると~ ♪
♪ あたま あたまぁ~ あたまぁ~が良くなる~ ♪
『おさかな天国』1991年
♪ あたま あたまぁ~ あたまぁ~が良くなる~ ♪
『おさかな天国』1991年
ホンマかいな…
サカナを食べたら頭がようなるンかな?
もう遅いかもしれんな…
年取ってきたし!?
わかれヘンケド、でもカラダには肉より魚の方がよさそうかな…
と言うことで、『美味しいおサカナ』を肴にお酒が飲みたいワタシ達の出かけた先は…

銀座…
銀座4丁目で用事を済ませ、1丁目まで歩いて『メルサ』の角を左に曲がり、柳通りへ。
程なくすると、『銀座ファーストファイブビル』、ここの5Fにあるというお店に向かいました。
程なくすると、『銀座ファーストファイブビル』、ここの5Fにあるというお店に向かいました。
いえいえ、行き先のお店はワタシが知ってるわけじゃなくて、ちょろっと噂で『魚が新鮮で美味しいよ』と耳にしたモノですからね。
ビルに着いたけど…
エレベーターはドコ?
そこにオネ~サンが突然声を掛けてきた!
おっ!
逆ナンパ?
ふふふ…
逆ナンパ?
ふふふ…
…なはず無いヤンか。
誰がこんなオヤジをナンパしにくんねンな。なんぱいうとね…(なんばいうとね、九州弁でダジャレってみました!? ナンチテ)
で、クダンのオネ~サン曰く…
『お店はお決まりですか? 今ならビールが安いですよ!』って。
『お店はお決まりですか? 今ならビールが安いですよ!』って。
客引きですか?
いえいえ、もう行くところは決まってるので…と言って、逆に『エレベーターはどこぉ?』と尋ねると、見事に『プイッッッ!』
ははは…、
エレベーターの場所すら教えてくれず、そっぽを向いて行っちゃった…
なかなかハッキリしたお嬢さんですな…
気持ちが直ぐ顔に出る素直なお嬢さん…
気持ちが直ぐ顔に出る素直なお嬢さん…
そやけどなぁ、チミィ~。
ホンマの商売いうのはそうやないんやで。
ホンマの商売いうのはそうやないんやで。
こう言うンや!
『そうですか、残念ですぅ…。じゃ、また今度ヨロシク、ニコっ!』
この『にこっ!』と可愛く微笑むンが、『よぉ~し、次回にはこのお店に行こ!』ってスケベなオッサン(ワタシ!?)はそう思うんやからな。
気ぃつけんとアカンでぇ。
彼女を雇ってるシャチョウ~、そうでっしゃろ!?
彼女を雇ってるシャチョウ~、そうでっしゃろ!?
まぁ、エエけど…
とにかく、5Fへ。ここが『銀座 さかなさま』…、
おやっ?
あれっ?
ヒョットして…
チェーン店ですかぁ!?
あれっ?
ヒョットして…
チェーン店ですかぁ!?
なんかこの看板、他でも見たことあるモン…
およよ…
どやさ…
どやさ…
チェーン店だと、なんかチョット気分がそがれたって感じがするけど… まぁ、いいか、入ろ!
お店は開店当初で、お客さんはまだ誰も来ていませんでしたが…
『何人様ですか? チョットお待ちください…』と店員さん。
『何人様ですか? チョットお待ちください…』と店員さん。
なんか予約でイッパイみたいですよ。
『7時30分くらいまでならご用意できますが…』
へぇ~、結構広いお店だのに予約で満席…ですかぁ????
繁盛店なんだな…
繁盛店なんだな…
それでイイですよと言い、テーブルに案内されました。
で、先ず何も言わないのに出てきたモノは…

あ、あ、あ、あ…
あ、あ、あ、あおじる!?
あ、あ、あ、あおじる!?
入店そうそう『罰ゲーム』かぁ?
『いえ、そうではアリマセン。健康的で美味しいですよ、どうぞ!』と店員さん。
ホンマ、ちょっと甘めで美味しいヤンか。
ほな、お料理の 注文させてもらいましょ。
『では、お持ちします…』と店員のニィちゃんがザルを抱えて参りました。

どっひゃぁ~!
丸ごとサカナちゃんを持って来やがったぜぃ…
驚き桃の木サンショの木…
アッと驚く為五郎…
およよ…
どやさ…
アッと驚く為五郎…
およよ…
どやさ…
丸ごとかぃぃぃ!
客席まで丸ごとサカナを持ってくるナンざぁ…、
見上げたもんだよ屋根屋のフンドシ…(失礼、下品でございました。ワタシとしたことが…)
見上げたもんだよ屋根屋のフンドシ…(失礼、下品でございました。ワタシとしたことが…)
スズキかぁ…、コレはいらんなぁ
おなが鯛かぁ…
これ、エエやん、コレ、コレにしよ!
お店のオニィチャンも『オススメですよ!』というので、オナガダイを注文しましょ。
なになに、なんだって?
石川県能登産…
石川県能登産…
まさか、最近はやりの偽装じゃ無いだろうなぁ…ナンチテ、努々疑うことなかれ…

先ずは『お造り』で頂きます。
でっかいサカナ持ってきた割にはチョッとしかないじゃん…
ははは…
あったり前やがな、一人前やモン。
あったり前やがな、一人前やモン。
身はちょっと桜色がかった白身でなかなか美味しい魚ですよ、コレ。
で、煮付けも欲しいからね。

煮付けも美味しいね。
『おなが鯛のカマかぶと煮付け』
頭のところが得に美味いな…
カマも肉厚で脂が乗って美味しいな。
カマも肉厚で脂が乗って美味しいな。
あぁ、ヤッパ…
ここは…
日本酒でしょ。
ここは…
日本酒でしょ。
エエよなぁ、お造りに煮付け そして日本酒のぬる燗。
もうタマリマセブン、ウルトラセブン…
オヤジはそれで恍惚の表情を浮かべてしまうのでございました。
んっ!?
同行の若い奴が囁きよるぞ。
なんやっちゅうねん?
なになに?
『肉が食いたい』…だとぉ?
ふふふ…
チミィ~、修行が足らん!
やっぱりサカナでしょ、お店の名前も『さかなさま』やどぉ。
サカナと日本酒…
これが大和魂やどぉ、とワケワカメなことをチョロッと口走るワタシ…
サカナと日本酒…
これが大和魂やどぉ、とワケワカメなことをチョロッと口走るワタシ…
ワコウドはこうだからイカン…
ナンチテ
なぁんてジジ臭いことを言って直ぐに猛烈にハンセイ。
メニューを見せられたのでゴザイマス。
そう、ワタシもこのメニューに書かれている『霧島黒豚』というのを食してみたい!
シカも、
ブタも、
ウシも…
ブタも、
ウシも…
いや、ブタやけどな…
この『霧島黒豚』という地域を誇張して売ろうという自信と、
エラけりゃ食ってみやがれ的、
且つ
ざまぁみさらせ的スタンス…
それが強烈に感じられるブタちゃんがとっても気になる。
シカも…
『霧島黒豚』のあとに、こう続いているのですぞ。
『霧島黒豚サーロインの黒七味焼き』…
なんですとぉ!?
『黒七味』… なんやそれ?
どれどれ、メニューに書いてるがな、読んでみよ…
『黒七味とは、京都からワザワザ取り寄せた香り高い七味』…
その瞬間!
おぉ~い、にぃちゃぁ~~~ん!
霧島黒豚サーロインの黒七味焼きぃぃぃ~~~~~!!!
モチロン、ワタシの声!
ついつい大声で注文してしまったのでゴザイマス。
へへへ…
ウマそう、
いやいや、ブタやからなぁ、『ブタそう!?』
いやいや、ブタやからなぁ、『ブタそう!?』
そんな霧島黒豚サーロインの黒七味焼がこれです。

言うほどでも無かった?
前振りがギョウギョウしすぎた?
まぁ、ヨロシ…
美味しかったです。
ん~、肉もエエし、野菜サラダも欲しいなぁ。

若者よ…
野菜も食べにゃぁイカンぞよ。
お豆腐サラダに致しました。
お豆腐サラダに致しました。
お酒も焼酎も飲んで、あとの注文の品はもう写真をとるのが面倒になったのでこれから先は写真無し!
♪ ぎんざぎんざぎんざぁ~ ぎんざいぎんざぎんざぁ~ たそがれぇ~の銀座ぁ~ ♪
いやいや、黄昏ではございませんな。
ケッコウ飲んじゃったのでございます。
ケッコウ飲んじゃったのでございます。
本日は、このお店はここら辺で許してやろう。
次ぎ行こ、次ぃぃぃ!
と、酒癖のよろしくない同行の氏は大いに張り切っておられますが、ワタシはお上品に、
『ワタシはコレでおいとま致します。貴方様のお好きな場所はワタシが御案内させて頂きます故、ごゆるりとお過ごし下さいませね』
なぁんて、ちょいと年上の御仁を某所にお送りして、オサラバbey bey…
また、あぁ~した…。
『ワタシはコレでおいとま致します。貴方様のお好きな場所はワタシが御案内させて頂きます故、ごゆるりとお過ごし下さいませね』
なぁんて、ちょいと年上の御仁を某所にお送りして、オサラバbey bey…
また、あぁ~した…。
あ~たは楽しくオネ~サンとお飲みなはれ。『スナック○×△』に送り届けて、ば~いばい!
ワタシはそういうタグイのお店には近頃全く興味が無いのでございます。
見ず知らずのオネ~チャンと一緒に飲んでも楽しくないもん…
逆にコチラが気を使うだけ…
見ず知らずのオネ~チャンと一緒に飲んでも楽しくないもん…
逆にコチラが気を使うだけ…
だったら、やっぱり…
ワタシはそそくさと、気の合うモノを連れ立って…
お決まりのコース…

そうです、お寿司屋さんでぬる燗を傾けながら、ニギリをつまんで楽しい四方山話の方がイイのです。
そんなこんなの銀座ナイト…
こうでナイト…
いけナイと…
健全なワタシの夜は更けていく!? ナンチテ…