空腹オヤジの腹の音、諸行無常の響きあり。
皿山盛りの肴の色、オヤジ必死の理をあらはす。
おごるひとはうれしからず、タダで食べさすだけのごとし。
暴食者も遂には成人病、ひとへに痛風の前兆に同じ。
皿山盛りの肴の色、オヤジ必死の理をあらはす。
おごるひとはうれしからず、タダで食べさすだけのごとし。
暴食者も遂には成人病、ひとへに痛風の前兆に同じ。
正しくは…
祇園精舎の鐘の音、諸行無常の響きあり。
沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。
おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。
たけき者も遂にはほろびぬ、ひとへに風の前の座に同じ。
沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。
おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。
たけき者も遂にはほろびぬ、ひとへに風の前の座に同じ。
あぁ、平家物語…
平家の栄枯盛衰を描いたモノですなぁ。
日本が世界に誇る古典の中から引用致しましたパロディでの開幕。
ははは…
これまたパクリですんまへん…
で、
世の中、諸行無常なのですなぁ。
万物は変転するのでゴザイマス。
いつまでも同じ状態ではいられないのでゴザイマス。
盛者必衰なのです、つまり、何時かは必ず滅びるのです。
痩せているモノでも中年になれば太り、
スタイルがグンバツな米倉涼子も何時かはお肉がダルンと垂れるのです。
AKBも何時かは歳をとって普通のオバチャンに…
黒木瞳も風前の灯火…
あぁ、世間は無情なのです。
かく言うワタシも昔、若い頃は50kg台のスリムな色男…
それが今では中年ブ~タ出腹のオッサンに成り下がったちゅうことですな。
それが今では中年ブ~タ出腹のオッサンに成り下がったちゅうことですな。
あれ!?
何の話しやったっけ?
何の話しやったっけ?
そうそう、『空腹オヤジの腹の音、諸行無常の響きあり』なぁんて言う話しでした。
そうなんです。ワタシの腹のグ~という音は、諸行無常の響きではないですが、常にそれは嗜好も変わりつつ、同じ食いものでとどまることのない響きがゴザイマス。
なぁんて書くと、ワタシが大変な食いしん坊バンザイみたいで、どれだけ食うンや!…と誤解されるかもしれませんが、ホントはそれほどの大食漢ではなく、でも、ちょっとずつでイイので色んなモノを食してみたいという欲求に駆られるのですな。
今宵も…、とあるパーティーでのお話しです。
パーティーだけでは収まらず、二次会三次会…果ては四次会までお付き合いをさせて頂いたというお話しです。

こう見えても…
ケッコウ世間サマで活躍する(自分で言うな!?)ワタクシ…
某全国レベルの教育に関する社会教育団体に中枢メンバーとして参画しておりました。かつて…ですが。
社会教育団体やって?
あぁ、鬱陶しい…
そんな回りくどい言い回しはやめてハッキリ言いましょ!
それは『PTA』でございます。
数年前まで、その全国組織の中枢部におりまして、過日の宵はそのOBとして全国大会のレセプションに出席しておりました。
PTAは基本個人負担、今回もレセプション参加は○万円をお支払いしての参加。
ケッコウ立派なお料理が出てきたのでゴザイマスが、これは写真を撮るような場面でもなかったのでパス。
ケッコウ立派なお料理が出てきたのでゴザイマスが、これは写真を撮るような場面でもなかったのでパス。
しかし…
これだけは写真をUPしておきましょう。それは…
実行委員会が用意してくれていたスペシャルのドリンク…
そうです、ワタシがだぁ~い好きな日本酒、しかも、『地酒』がズラリ。
そうです、ワタシがだぁ~い好きな日本酒、しかも、『地酒』がズラリ。

あぁ、至福の時ですな。
日本酒は奥が深い…
それぞれの醸造蔵には、独特のコクと香りが有り、我々の舌を喜ばせてくれるのです。
山口県にも素晴らしい地酒が沢山ありました。
進められるままに…
呑んじゃう!
どれもこれも独特な味わいにウットリですな。
地元のオネ~サマ方からアツ~イ歓迎のお言葉と共に美味しい地酒を注いでくれるのです。


如何ですかぁ、~
なぁんていわれますと…
コレが呑まずにいられましょうか!
えっ!
どやねん!
どやねん!
これだけの種類の地酒を用意しててくれてますノンや、そりゃぁ、呑まんとオネ~サマ方に失礼でッしゃろ!
ちゅうことで、進められるがママに飲み干すワタシ。
これがマズけりゃお断り申し上げるところですが、美味いんだからカッパえびせん… やめられないとまらない!
あぁ、至福とはこういうことを言うのですな。
特にお勧めは『獺祭(だっさい)』だそうで、純米大吟醸で山田錦を使った銘酒。全国日本酒ランキング1位にも選ばれたことのあるお酒だそうな…。
確かに、ふくよかな香と旨みのある味わい、うう~、最高ですな、日本酒…。
確かに、ふくよかな香と旨みのある味わい、うう~、最高ですな、日本酒…。
そんなこんなで、パーティーは順調に進んでお開き。
でも、地元の有志の方々はオリンピックの招致委員のごとく、その地の良さを大アピール。
役員の皆様方はタイヘン親切に接待してくれてまして最高の『お・も・て・な・し』。キミは滝川クリステルかと思うほどの気の配りよう。ステキですなぁ。
誘われるままに、二次会三次会…果ては四次会までお付き合いをさせて頂きました。
ちなみにIOC委員のごとくタダで接待を受けるという愚行は行いません、ワタシどもは。
お店はお任せしますが、支払うことは各自がキチンと支払う…。
コレはPTAたるもののルールですな。個人負担することが清く正しく美しく行く原点なのかも!? ナンチテ…
ちなみにIOC委員のごとくタダで接待を受けるという愚行は行いません、ワタシどもは。
お店はお任せしますが、支払うことは各自がキチンと支払う…。
コレはPTAたるもののルールですな。個人負担することが清く正しく美しく行く原点なのかも!? ナンチテ…
さてさて、二次会三次会のお話などはすっ飛ばせていただきまして、話しは一気にミッドナイトになります。
呑んでいても不思議と最後の方は『〆』と申しまして、なんか食べる?…ということになるのが不思議な話ですな。
さっきまで食べて呑んでたやンか… でも、酔っ払うと脳細胞が破壊されてしまうのでしょうか、満腹中枢が異変を起こすのでございますな。
『〆』はココですよぉ…
と、案内されたのがここ、山口では有名なおうどん屋さん。
と、案内されたのがここ、山口では有名なおうどん屋さん。

『晩酌処 沖』さん…
ココ山口市湯田温泉では超有名なお店だとか…。
ほほぉ~、では… と暖簾をくぐると…

居たぁ~
でたぁ~
でたぁ~
おったぁ~
例のメンバ~ばっかやンけぇ~
満員の店内は例の会の主要メンバー達が三々五々集まってきておりました。
ここしか行くトコないんかいぃぃぃぃ…って感じ!?
まぁ、エエわぁ。
なんか頼みましょ。

どれだけよそで呑んできても、違うお店に入れば『とりあえず、ビール』という呪文&呪縛にかかっておりますな。
今宵はグンとはり込んで『ヱビスビールにするかぁ~』、リッチでございます。
で、あれほど食事が出たのに肴をまたまた頼むのでございますな…
まぁ、酒飲みはパーティーがあっても出てきたお料理はだいたい2~3割しか食べずに呑みながら話になってしまうという悪癖があるので、結局、夜中にお腹が空くという悪いパターンにはまるのですな。
で、出てきたのは…

『もやし炒め』…
300円だって!
安いがなっ!
夜中にはこういうモンでよろしい、胃に優しいからナァ…
おっと、お隣では『ホルモン炒め』でビールをガンガン呑んでいる仲間もおりますぞ!
キミキミ…、どんな胃してんねん。
大丈夫かぁ、夜中やデェ…
大丈夫かぁ、夜中やデェ…
若いのでございますなぁ… ナンチテ
で、このもやし炒めはなかなか美味いのでございますよ。
塩胡椒の加減が実に程良いのです。
確かに美味い…
確かに美味い…
このお店でのメインイベントは…

ジモティのお勧めによりチョイスしたのは、『沖うどん』…
これがやっぱり名物でお得だとか…
これがやっぱり名物でお得だとか…
『おねぇさぁ~ん! 沖うどん~!』と注文。
で、やって参りましたのが…

これが名物『沖うどん』。
月見うどん、肉うどん、そしてきつねうどんの3種類がヒトツに合体したという『お得』なおうどん。
ほほぉ~、これが山口市民の誇るうどんですかぁ…
なるほど…

うどん自体は関西系のような感じで少し柔らかめなのですね。
讃岐系のような腰が強いうどんではなくて…
讃岐系のような腰が強いうどんではなくて…
お出汁もどちらかというと関西風かな。
ビール、日本酒、ウイスキー、焼酎、そしてビール… と手を替え品を替え、アルコールをタップリぶち込んだ胃には優しい食べ物ですなぁ、うどん。
〆は寿司が最高と思っているワタシですが、たまにはこういううどんもイイモンです。
久々の旧知の仲間と再会し、楽しい話しに興じ、そして地元のおいしいモンをいただき、酒を酌み交わす…
いいですねぇ、全てを忘れて楽しめるのも昔苦労をともにした仲間との気を許せる関係故でしょうか、ナンチテ。
てなてな、山口市『湯田温泉』の一夜でございました。
お世話になりました地元の方々、そして旧友達… ありがとう!