屋台でラーメンを… 博多・中州の『やまちゃん』  | The Sam's Room

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おもしろいこと、楽しいこと、気になること、美味しいこと、何でもかんでも『やってみる』ことが心情のSAMのブログでございます。

こんなお話は如何でしょうか…
 
■その1.策略
 
突如、物陰から出てきた刺客に切られる武士…
その横で不敵に笑う悪代官。
 
『オヌシ…、は、は、はかったなぁ~! ハカッタな…』

■その2.桜
 
ソメイヨシノは花が先に咲きます。花の勝ち。
山桜は、花より『葉』が先に開きます。葉っぱの勝ち。
 
『山桜め…。 は、は、葉、勝ったな… ハカッタな…』

■その3.計量記念日
 
毎年、11月1日は『計量記念日』。計量法の適正な実施と、計量意識の向上を目指します。だから、『何でもはかってみようコンテスト』の開催や『店で計りを点検』したりします。
 
『オヌシ…、 は、は、はかったなぁ… ハカッタな…』
 
 
 
てなことで、今回のお話しは…
『ハカッタなぁ…』
『ハカッタ』
『ハカタ』
博多』… のお話しでございます。
 

九州、福岡の都市『博多』…
 
連想ゲーム…しましょ!
 
 
博多と言えば、 
①博多どんたく
②博多祇園山笠
③博多美人
④博多明太子
⑤博多ラーメン
⑥中州
⑦博多人形
⑧もつ鍋
⑨漫画・博多っ子純情
⑩金印
 
ワタシの勝手ランキング『博多ベスト10』でした。
 
博多美人が堂々の3位ランキング… 
あれぇ、ワタシってスケベかしら!?  
 
とにかく博多は美人が多いですよね、ちゃうかぁ?
 
そうそう、ヒトツ肝心なモンを忘れてましたな。
 
屋台
コレを忘れちゃ、ヤたい

博多名物屋台は那珂川沿いと長浜にあるのが主なモノですね。
ワタシ… 初めて連れて行ってもらった博多の屋台が『長浜』だったもので、その印象がムッチャ強くて、もう何度も博多にやって来ているのですが、『屋台に行くなら、長浜』と言う図式が強くこびりついているのでございますな。
 
でも、
しかし、
but…
 
今回はいつも見てるだけで、そこで食べたことがないという『中州の屋台』を攻めてみようとやって参りました。
 
そこは、中州の屋台…
中州、というだけあって、那珂川の中州にあります。
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中州の春吉橋…

ここら辺りは飲食店やら○○なお店やらがゴチャマンと集まっているところ。
 

ここを少し下ると…
 
 
 
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目指す屋台村がすぐそこに。
 
どこに入ろうかなぁ…
 
まだ夕方の6時前だし、全部のお店が出そろって無く、そしてお客さんも殆ど居ない…
 
どこでもイイやぁ~、とにかく今回のミッションは
 
『屋台でラーメンを食べてみる』
 
ということなので、すぐそこのでっかい提灯に『ラーメン』って書いているお店に入ろうっと!
単純な選び方ですなぁ。
 
そんなこんなで…
この提灯のあるお店に入りました。
 
イメージ 3イメージ 4
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
『やまちゃん』というお店。

ここも若いニィちゃんが切り盛りやってます。
 
『らっしゃい』
『奥へどうぞ!』
 
奥って!?
屋台やがな…
 
しかも、誰も客はい~へんがな。
で、屋台の一番ハシの隅に追いやられたワタシ。
誰も客はい~へんのに何で変な簡易イスに隅っこの蝶つがいのついた仮設テーブルやねん!
 
『奥から詰めてくれると助かります!』
 
じゃ、助けましょ!
 
でも… 
まだ6時やし、客も直ぐに来ないし、ましてや酒を呑んでユックリ座ってるんとちゃううんやけどな。
 
ラーメンだけやんか…。
15分も座ってへんやん…。
それやのにこんな隅っこですかぁ…
ワタシの目の前50cmが直ぐ麺を茹でるトコロやし。
なんか、ユックリせぇへんなぁ。
他に客がいてイッパイなら仕方ないけど、他に誰も…い~へんやんけ!
 
ワタシ…
文句タレでしょうか?
だったら、ゴメンちゃい!
だって…
他に誰もお客のいない屋台だし、
隅っこなんてイヤだったんだもん…
中州の屋台初デビューやったのになぁ。
 
まぁ、不満は少しあるけど、エエかぁ。
じゃ、とにかく…、『ラーメンをお願いします…』
 
博多ラーメン…
いや、看板には『長浜ラーメン』って書いてたな。
 
まてよぉ…
博多ラーメンと長浜ラーメンの違いって何?
 
スープと麺が基本的には違うみたいですが、今では混同されていることも多いとか。
これもまぁ、どうでもエエかぁ、ワタシにとれば。
さて、ではいただくとしましょうか。
 
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細麺ですな!

長浜ラーメンという記述の通りでございます。
 
『茹で方は?』と聞かれたので、やや堅めに…とお願いしました。やっぱり麺はグタグタに茹でるより、アルデンテが良いモンね。だから少し堅めでと注文。
『あいよ!』とニイちゃんは麺を手でも見ながら茹でる。

なんで麺を手でもむんやろ?
ん~、よぉわからンけど、ワタシ流の勝手解釈なら。きっと茹でる直前に手で揉むことによって麺線に変化をつけてスープによく絡むようにするため…かな!?

ご存じの方は教えて! 間違ってない?
 
 
で、スープ。
これがご自慢のスープらしい。
豚の頭がい骨と足と肩の骨は割って入れてるんだって。コレが昔風…らしい!?
 
そんなに大きくないチャーシューときくらげと葱がトッピング。でも忘れちゃならない『紅ショウガ』はテーブル上にあったのでコレも入れてみよう!
 
 
お味は…
ん~、アッサリですな。
 
以前に本場長浜で食べた『長浜ラーメン』よりアッサリしてるという印象。今日はもうチョットこってりしたのを食べたかったけど…

 
麺は黄色でアルデンテ。まぁ、これは期待通り。
 
替え玉? ええわぁ… 無理。 そんなに食べられヘン…
 
アッサリ過ぎるのが今日の気分には少し違和感があったけどまぁヨロシ…
隅っこに追いやられたことだけが不満!?
てなてな『中州屋台初デビュー』の巻… でございました。

でも、
しかし、
but…
 
残念だったのは、これから飛行機に乗るのは良いけれど、そこからはクルマなので飲酒運転が出来ないと言うことやな!
ということは、せっかくの博多・屋台で酒が飲まれヘンちゅうことや!
酒飲みに酒飲むなと言うほど酷なことはない!
 
あぁ、さいて~。ナンチテね…
 
ラーメンだけで我慢するこの切なさ…
呑まない方にはわからないこの寂寥感… 
 
わかるかなぁ、わかんないだろうなぁ。
 
なんだか出かけた屁を止めるような… 
およよ… なんたること!? ワタシとしたことがお下品な表現を使ってしまって。
 
そういう表現ではなくて、やっぱり『寂寥感』というのがピッタンコカンカンでしょうか。
 
まぁ、後ろ髪を引かれる思いで博多を後にしたのでございます。
 
あぁ、吉田類になりたかった… ナンテネ

ではでは…
博多歩きレポートは後ほど。