誤報だったようです。
いやはや、驚きましたねぇ。
『緊急地震速報です。強い揺れに警戒してください。』
…というテレビなどからの緊急速報が。
…というテレビなどからの緊急速報が。
ワタシのもう一つの仕事場でもあります某所館内一斉放送で流れるようになっております。
『緊急地震速報です。震度6強の地震が発生します!』
そんなアナウンスが流れました。
このときはワタシ、そこに居たので、先ずしなければならないこと…
それは…
それは…
来館しているお客様を安全に逃がすこと。
コレですね!
館内に40名程度の方がおられました。
ウチのスタッフと共に館内にいたお客様に、
『地震が発生します。落ち着いて慌てず、館外に出てください。』と。
ウチのスタッフと共に館内にいたお客様に、
『地震が発生します。落ち着いて慌てず、館外に出てください。』と。
広い中庭スペースがあり、ココは安全な場所ですので、緊急誘導を行いました。
ドアをフルオープンにして、誘導。
お客様の居る場所から、両開きになる大きなドアが2箇所有りますので、ソレをスタッフにフルオープンにさせ、ひとまず安全なところに誘導。
一部パニックになっている女性客もいらしたのですが、『落ち着いて、大丈夫です…』と声がけしながら中庭の大きな芝生広場に。
『建物のそばには近づかないように』
『出来るだけ中央に集まってください』
『出来るだけ中央に集まってください』
でも…
いつもは緊急地震速報と同時に揺れが起こるはずなのに全く何事も起こらない…
しかしながら、速報が流れた以上、何がいつ起こるかわからないので、とにかく大事なことは安全対策。
結局は何事も起こらず、でも、安全性を確認しなければならないと思い、約20分程度そこで待機していただき、様々なところと連絡を取りひとまず安心となったところで、再度館内にお入りいただきました。
結果、誤報でした…
とはいえ、何も無くて本当によかった。
とはいえ、何も無くて本当によかった。
その一言に尽きますね。
今回のことで学んだこと。
■緊急時の訓練になった。
とっさの場合にスタッフ達はどう対応するのか、そして先ずしなければならないことというのが再確認されました。
それぞれの役割等々、実際的な訓練となったことは今回の収穫(!?)かもしれません。
幸いにもパニックになるスタッフが居なかったこと、それぞれがワタシの指示に即対応して迅速だったこと等々、今までにわからなかったこともわかりました。
ただ、緊急放送への瞬時の対応というのでは『自ら動く』という部分には欠けていたのかもしれません。その数秒の対応が先ず大事。ワタシの指示待ちではダメです。
この後、緊急ミーティングを行い、対処の時の方法、各人がなすべきコトなどの再確認と指示を行えたことは通常の防災訓練より一段と実のある『訓練』となったことが収穫…!?
とっさの場合にスタッフ達はどう対応するのか、そして先ずしなければならないことというのが再確認されました。
それぞれの役割等々、実際的な訓練となったことは今回の収穫(!?)かもしれません。
幸いにもパニックになるスタッフが居なかったこと、それぞれがワタシの指示に即対応して迅速だったこと等々、今までにわからなかったこともわかりました。
ただ、緊急放送への瞬時の対応というのでは『自ら動く』という部分には欠けていたのかもしれません。その数秒の対応が先ず大事。ワタシの指示待ちではダメです。
この後、緊急ミーティングを行い、対処の時の方法、各人がなすべきコトなどの再確認と指示を行えたことは通常の防災訓練より一段と実のある『訓練』となったことが収穫…!?
■机の下に潜ることは???
よく言われるのが地震の際には『机の下に潜る』ということですね。
タダ、コレもケースバイケース。6や7などの強い揺れだと動けないのどうしようも無いですが、今回の場合だと動くことが出来たし、最も動線が短く、且つ安全な場所に素早く移動することが出来るということで、屋外に避難誘導いたしました。
ただしコレはウチの場合です。建物の状況、例えば古いとか耐震強度の問題だとか、構造などによって対応は違ってくるでしょう。
机の下に潜っても鉄筋コンクリート造で古い建築物であれば、上からコンクリート塊が落下して机などを押しつぶす危険性もあります。実際ソレで亡くなった方も大勢居る。
よく言われるのが地震の際には『机の下に潜る』ということですね。
タダ、コレもケースバイケース。6や7などの強い揺れだと動けないのどうしようも無いですが、今回の場合だと動くことが出来たし、最も動線が短く、且つ安全な場所に素早く移動することが出来るということで、屋外に避難誘導いたしました。
ただしコレはウチの場合です。建物の状況、例えば古いとか耐震強度の問題だとか、構造などによって対応は違ってくるでしょう。
机の下に潜っても鉄筋コンクリート造で古い建築物であれば、上からコンクリート塊が落下して机などを押しつぶす危険性もあります。実際ソレで亡くなった方も大勢居る。
ある防災ガイドにはこう書かれております。
『普通のビルの場合は、築年数をあらかじめ知っておくことが必要です。築25年以上の建物の場合、倒壊の危険があります。大きなゆれを感じたら、机の下にもぐるのではなく、ともかく建物の外に避難しましょう。』
『普通のビルの場合は、築年数をあらかじめ知っておくことが必要です。築25年以上の建物の場合、倒壊の危険があります。大きなゆれを感じたら、机の下にもぐるのではなく、ともかく建物の外に避難しましょう。』
ガラス片が落ちてきたり、家具が倒れたり、天井板が崩落したりと状況にも寄りますが、今回の場合は、警報が出たということでも有り、また建物施設等の構造上からも屋外避難が最も妥当だと判断したからです。
揺れが強くて動けない場合は『三角形の救命スポット』というのがあります。机は強い揺れでは吹っ飛ぶし、弱い机は落下物で押しつぶされる。タンスなどは倒れてくる、でも、大きな家具のサイドに身を寄せることで命が助かる空間『三角に空く隙間』を生み出すケースがある、コレを『三角形の救命スポット』と呼ぶのだそうです。今でも『机の下の安全神話』はありますが、前述の通り、それもケース・バイ・ケースです。必ずしも安全では無いということの認識も必要でしょうね。
とにかく、一番大事なのは『いかにして身を守るか』ということ。
そして、使命として『お客様を安全に逃がすこと』があります。
そして、使命として『お客様を安全に逃がすこと』があります。
今回はある意味では『活きた実訓練』だったのかもしれません。
誤報は困りますが、でもこういうこともある…
今回は訓練になって、得たモノも多かったということでしょう。
スタッフ共々胸をなで下ろし、そして、今後の対策や指示を行えたコトが大きな収穫でした。
まぁ、何事も無くてよかった… その一言に尽きます。