居酒屋にて…  イイ旅夢気分…の巻  | The Sam's Room

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『居酒屋』… めっちゃエエ響きやなぁ。

何となく、落ち着ける感じがする。

モチノロンロン、高級なおフランスざんす…や、イタメシなどの洋風レストランもステキですが、そういうお洒落なところばかりでは肩に力が入りすぎるかもしれませんなぁ。

てやんでぇ~、べらぼうめぇ~… なぁんてイイながら…、
あれ!? 
関西人やからそんな言葉使えヘンなぁ…。

あ~だ、こ~だ、ワイワイガヤガヤ… 
ほんでなぁ~、そんなアホな… なに言う…の、ガハハハ… と言いつつ呑める『居酒屋さん』がホントはワタシに似合っているのかもしれませんなぁ。

ホンマ、好きやねぇ、居酒屋さんで呑むって。


で、『居酒屋』…

ググってみますと、
1、店先で手軽に酒を飲ませる酒屋。
2、 安い酒を 飲ませる店。

…となってました。
なるほどねぇ…

庶民の味方の酒場ってトコロですかね。



で、『居酒屋』と言えば、これがイノイチバンに思い出されますな。

♪ もしも きらいで なかったらぁ~ ♪
♪ なにかぁ いぃぱいぃ~ のぉんでくれぇ~ ♪ 

そうです!
あのデュエットの定番中の定番…
五木ひろしさんと木の実ナナさんが詠って大ヒットした『居酒屋』…
JASRACの30年間でのランキングが堂々の2位だったとか!

そうだなぁ…
酔っ払ったオッサンがスナックのオネーチャンと歌っている曲やな。
若しくは、オッサンとオバハンがよく歌ってるなぁ…

どっちにしても、あんまりスマートや無いけどな…



ワタシのようなお上品なモンは、『居酒屋』と言えば…

L’assommoir … (居酒屋)

フランスの小説家ゾラの長編小説を思い浮かべるな。
パリの下層階級の労働者が悲惨な生活から逃避するために酒を飲み身を持ち崩すッちゅうやつやねぇ。まぁ、表現のどぎつさはさておき、ゾラの傑作のヒトツ…


ははは…

ウソやでぇ…
『居酒屋』ですぐにこういう文学を思い出すはずがないヤン!

ははは…
カッコつけてしまいました!?


…ちゅうことで本題です!


ココからやっと本題って… なに考えてんダ!
ははは…   なぁんにも考えてヘンどぉ。



で、『居酒屋』…

過日、とある居酒屋で飲んだくれておりました。

それは昭和の香りがプンプンする居酒屋で、60有余年の歴史があるそうです。

ははは…
古いだけやけど!?

ある方とお話しをするためにこのお店にやって来ました。
もちろん、ワタシはこのお店は初めてです。
その人はこの町の地元の方で、この居酒屋がお気に入りでよく来るそうです。


使い込まれたカウンターに座り、『オヤジ! まず生中だな!』と定番のコールをして、

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おっと!
慌てて呑んじゃった…

フッと気付いて『写真、写真…』

生中とどて焼き。

これがまた絶品ですな。では、ご要望にお応えしてアップップ!

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どやっ!
めっちゃ美味そうやろぉ。
一口かじったあとだけど…

この色がエエもん。
濃厚な味噌味がタマリませんなぁ…

で、カウンター越しには…

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雑然とした…というか、
使い込まれた…というか、

如何にもクラシカルで、庶民的な…というような誉め言葉しか浮かばない光景が広がってるんですなぁ。

でも、エエやろぉ? 
こんなトコもタマにはエエんっちがうん!?

庶民の味方って感じで。
意外得言う所って落ち着けるんですな。
貧乏性かも!?





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どうですか、このレトロ…
どうですか、この昭和!
どうですか、この汚さ…!?

す、す、すんまそん…
汚いじゃなくて…
使い込まれたちゅうか、なんちゅうか、歴史あるッちゅうか、

ん~、レトロ!

まぁ、そんな昭和がまだココに残っているというお店ですな。


こんなお店で、グダグダ言いながら飲むのですよぉ
これがまたエエんです。

オヤジさんは65歳くらいらしい…
昔の話しを聞きながら、そしてこの街の話しも聞きながら。

で、今回はお供の方と話したほとんどはブータンのこと…
まだまだ若い方ですが、外国経験も長くモチロン英語も堪能で、ブータンはもとよりベトナムでもNPOなどで活躍されていたステキな人です。  

で、その方と本日のほとんどの話題はブータン…
そうです、あの国王ご夫妻が日本に来られて一躍注目を浴びた『ブータン』…

国民総幸福量GNH(Gross National Happiness)で知られていますね。
このGNHの4つの柱とは…
 1.公正で公平な社会経済の発達
 2.文化的、精神的な遺産の保存、促進
 3.環境保護
 4.しっかりとした統治
…だそうです。

その他、農業国であること、英語が通じること、民族衣装のこと、習慣のこと、水力発電のこと、そして一番の興味があること、それは佛教…
ブータンは佛教国であって、ヴァジュラ・ヤーナ佛教の最後の砦と言われていること…
そして、この国を旅するには1日に250ドルを必要とすること、これを払えば宿と3食と交通機関の利用が全て出来ること…

そんなお話しを延々と行っていたのです。

マトモやなぁ…
マジメやなぁ…
アホ話よりも、今回の居酒屋テーマは『ブータン』かぃ!?

一度行ってみると絶対に好きになる…との補償付きだそうです。

山岳国で、平地はあまりなく、農業や観光が主な産業…
ヒマラヤのシャングリラ(桃源郷)であり、仏教国、数十年前まで鎖国状態だった国、観光で入るにはUS$250/日が必要etc…

凄く興味があるな…
いってみたい国のヒトツですよね。

てなてな話をしつつ、お酒はすすむ。
ドンドン進む…


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こんな簡単なメニューと、そしておでんや小魚を肴に話しはドンドン進むクン…


で、お会計は2人で5千円を切る安さにまたビックリ!


そんなこんなの居酒屋『はたよ』でした。


ブータン…
行ってみたいよね。

居酒屋…
落ち着けて肩肘張らずに楽に呑めてイイよね。
安いし…


ではでは…