『田舎Café』… 素敵な響きじゃないですか。
なんか魅力的だなぁ…
この語感…
この語感…
って思いませんか。
『田舎』という言葉は、昔は『良くない』とか『恥ずかしいもの』というイメージが先行していましたよね。
『このっ!! 田舎者めが!』
『田舎侍ごときがっ!』
『いなかっぺ』
『田舎侍ごときがっ!』
『いなかっぺ』
あまり良い意味には使われていなかったようだなぁ…
昭和30年代後半、日本が高度成長の波に乗り、著しい経済発展により生活環境が一変したこと、またTVやマスコミが強力な発信力を持って来た影響で『都会志向』が恐ろしい勢いで進捗していったことがそれまでの都会と田舎の関係を崩してしまったのじゃないかとさえ思われます。
とにかく、今でも都会志向は脈々と継続しているのでしょうね。
昭和30年代後半、日本が高度成長の波に乗り、著しい経済発展により生活環境が一変したこと、またTVやマスコミが強力な発信力を持って来た影響で『都会志向』が恐ろしい勢いで進捗していったことがそれまでの都会と田舎の関係を崩してしまったのじゃないかとさえ思われます。
とにかく、今でも都会志向は脈々と継続しているのでしょうね。
でも、
しかし、
But…
しかし、
But…
今は『田舎』に価値を見出だし、自然や文化や歴史などと共に『かけがえのない環境』として見直され、『心のふるさと』『本物の豊かさ』としての田舎に憧れと郷愁を抱く都会人も少なくはありません。
そんなこんなの『田舎』…
話を戻しまして『田舎Café』のお話です。
お店にそのまんま名前をつけちゃったのが、今日はご紹介するところ。
今回はオランダ人旅行者Eさん、ベトナムでNGOで活躍するM嬢と一緒に出かけました。
前回のブログの続きです。
今回はオランダ人旅行者Eさん、ベトナムでNGOで活躍するM嬢と一緒に出かけました。
前回のブログの続きです。
大阪から約1時間20分、阪和自動車道『有田IC』を降ります。そしてそこから東へ東へ。
クルマはだんだん山間に入り、ICから 1時間弱で着くのが『清水』というところです。
クルマはだんだん山間に入り、ICから 1時間弱で着くのが『清水』というところです。
で、訪ねたお店は、
『田舎Café かんじゃ』さん…。
『田舎Café かんじゃ』さん…。

手作りの看板がなかなかいい味を出しています。

昔からのお宅の横に増築をしてチョット近代的になっているのは、ん~…と思うトコロもありますが、まぁそれはご主人の想いやお店のレイアウトもあってでしょうからそれはさておき…
全体的には山間の素敵なロケーションということには間違いありません。

芝生の緑が心地よいエントランスを進んでいくと、入口…

昔、ここのお宅の母屋に使われていたものでしょうか、鬼がわら…
ははは…
ワタシの顔にそっくりじゃないか…って!?
ワタシの顔にそっくりじゃないか…って!?
ほ、ほ、ほっといておくれやすっ!
で、中にはお部屋が二つありましたが、ワタシ達はオープンエアが楽しめるテラス席を選びました。

エアコンなんて効いてなくても心地よい風が吹き抜けるテラス席のほうがきっといいでしょ… かな!?
周りは棚田で稲穂が実っているのですが、写真に写っている茶色の耕作していないように見える部分は只今ここのご主人が『そば』の種を蒔いているところだそうです。
『そばを打つのですか?』
と聞けば、そばうちは自信がないとのこと。でも、そのうちきっと自家製おそばがここで食べられる日が来るとワタシは思っておりますよ。
ご主人、頑張ってそば打ちを勉強してくださいな!
『そばを打つのですか?』
と聞けば、そばうちは自信がないとのこと。でも、そのうちきっと自家製おそばがここで食べられる日が来るとワタシは思っておりますよ。
ご主人、頑張ってそば打ちを勉強してくださいな!
さて、では本日のランチを…
今回ここを訪ねたメンバーは、ワタシとオランダ人旅行者のE氏、そしてベトナムで活躍しているM嬢の3人。
変わった組み合わせですな!?
ははは…
ははは…
で、M嬢がオーダーしたのは、

山椒入りピラフ…
この土地名産の『さんしょう』がトッピングされています。
この土地名産の『さんしょう』がトッピングされています。
さんしょう…山椒
あのピリリと辛い奴ですか…
そう、ざんじょ!?
そう、ざんじょ!?
暑いねぇ
山淑だけに ざんしょ 厳しい!?
山淑だけに ざんしょ 厳しい!?
そして我々がオーダーしたのは…

かんじゃ風カルボナーラ。
久々のカルボナーラ、
久々のパスタ…かも!?
久々のパスタ…かも!?
では、アップっぷ…

どうですか、美味しそう…
ごっつクリーミーやんか…
濃厚やね。
濃厚やね。
ちょっと太めのパスタにソースが絡んで、ワタシのおちょぼ口(!?)の周りにはクリームが!?
ははは…
上品に食べるンは苦労しまっせ!?
山椒の粉をちょっとかけるとまた良い感じになります。
香りがすごく良いです…
香りがすごく良いです…
ここの清水というところは山椒の生産が日本一だそうです!
なるほど…
なるほど…
だからこういう生山椒の粉が出てくるんですね。
山椒は小粒でピリリと辛い…
山椒は小粒でピリリと辛い…
そして、デザートは…

カスピ海ヨーグルト。
久々ですね、カスピ海…
久々ですね、カスピ海…
依然ちょっとしたブームでワタシも作ったことがあったなぁ。
で、ここのはトロリ&もっちりとしていてなかなかおいしかったですよ。
で、ここのはトロリ&もっちりとしていてなかなかおいしかったですよ。
そんなこんなの田舎Café
最近テレビ取材があったとかで、神戸ナンバーとか大阪ナンバーの車で来られておりました。いやはや、テレビの力は大きいですね。
それはともかく、このロケーションの良さと、山間を吹き抜ける心地よい風、そして美味しいパスタ…
心地の良い時間を過ごすことができました。

お店の前に咲いていました。
豊かな水と素敵な緑…
ホントに素敵なところでした。
■田舎Café かんじゃ
和歌山県有田郡有田川町宮川129 かんじゃ山椒園
TEL 0737-25-1315
土日のみ営業
和歌山県有田郡有田川町宮川129 かんじゃ山椒園
TEL 0737-25-1315
土日のみ営業