カレー・パーティーのち パネルディスカッション!?  子どもに関わる2つのこと…の巻 | The Sam's Room

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子ども達に関わる…

昨日は二つのご縁がありまして、お子ちゃま達に関わることになりました。


■カレー・パーティーにおよばれの巻

皆さま、『通学合宿』なる行事をご存じでしょうか?

■通学合宿とは…
小学生が家を離れて、子供同士で共同生活を送りながら学校に通うもの。公民館などを使って1週間程度を過ごす。
生活体験に乏しい今の子ども達に、学年の異なる集団のなかで、炊事、掃除、洗濯までするという体験を通して、仲間への思いやりや自立心を育もうという事業です。
公民館や市町村教育委員会が中心になってこの事業を行っています。

ワタシのマチでも『通学合宿』をやっておりまして、その主催者から、とある連絡が入ったのです。

『SAMさん、今年ももらい湯をお願いできますか?』
という電話でした。


『もらい湯』とは…

通学合宿は公民館などの施設でするので『お風呂』が通常ありません。
ですから、周辺ご近所で『お風呂』を使わせてもらうという訳です。

今回は36人の子ども達が集団生活し、班別に分けて一般家庭でお風呂を使わせてもらい、そのお宅と子ども達との交流も計ろうというモノです。

1班当たり3人ですと、全部で12班。そしてもらい湯に行くのは3日間ですから、

12班×3日間=36世帯

36軒のお宅にお風呂を使わせてもらうと言うことです。
タイヘンですね、それだけのご家庭に『お風呂を使わせてください』とお願いするのも。
もちろん、わたしンちは毎年来て頂いているので、二つ返事でOK!

お子様達の入浴を受け入れたのでございました。


当日…
係のオニーサンに連れてこられたのは某小学校の5年生の女子3人。
今年の子はおとなしかったなぁ…

去年は男の子3人で、チョットはにかんでいました。恥ずかしがり屋さんだったんですね。
一昨年は6年生女子3人で、これは元気すぎるほど元気で、初めて来たとは思えないほど家の中を走り回ってました。
ははは… まぁ、それもイイんですけど… 元気すぎ!?

で、今年はおとなしい5年生女子…
礼儀も正しいし、お風呂も喜んでくれました。


で、ワタシの家のお風呂は…

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初公開のワタシの家のお風呂です。

で、5年女子は3人一緒に入るといいます。

じゃ、どうぞ…

と扉を閉めると、わぁ~わぁ~と子どもらしく元気にお風呂を使っておりました。


で、入浴後は暫し、交流タイムと言うことで『プリン』と『ジュース』でを出してお話しタイム。

学校の様子とか、子ども達のこと、そして通学合宿の話しなど沢山話しをしてくれました。

面白いですねぇ、子ども達…
少し慣れてくると、本音話もチラホラ、学校でも面白い出来事や、先生の話もチラホラ…

ははは…

センセー、子ども達にそんなに思われてるンや…!?


と言う訳で、時間もアッという間に立ってしまい、お迎えのスタッフと一緒に帰っていきました。

帰りがけ、玄関先で子ども達がお礼の言葉と共に渡してくれた一通の招待状…


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お礼の『カレー・パーティー』を開催するとのことで、ご招待を受けました。

例年、土曜は忙しくて行けなかったのですが、今回はタマタマ時間が空いていたのでお誘い通りカレー・パーティーに行くことにしたのでした。




公民館に行くと、子ども達が出迎えてくれていて、案内付きでさっそくパーティー会場へ。

黒板には…

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子ども達が書いたであろう、本日のプログラムとお礼の言葉。

お世話になった方々とのカレーパーティー。
カレーは子ども達がこの日の朝からみんなで共同して作ったそうです。

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子ども達の代表がお礼の言葉を言ってくれた後で、いよいよカレー・パーティーの始まり。

子ども達が作ったカレーを一生懸命に配膳してくれています。


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カレーを入れてくれるのももちろん子ども達です。

で、机の上には…

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野菜サラダと手づくりの『人参ドレッシング』。
聞いてみると、人参と玉葱、そしてお醤油、お酢、サラダ油、塩と砂糖でミキサーにかけて作ったそうです。

ふ~ん…

で、いよいよワタシの前に、メインのカレーが運ばれてきましたよ。

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『お客様席』と書かれておりますぞ!

で、カレー。

容器にカレーがこぼれてついているのはご愛敬。
子どもだもん…

これも楽しいじゃないですか。

では、いっただっきまぁ~~~す!

おいしいですね。
大きなお鍋で大量に作ったカレーは美味しい。

ジャガイモの切り方も人参もランダム過ぎるのはご愛敬。
良いのです、これで良いのだ。
子ども達が一生懸命野菜を切って、お肉を炒めて、そして作った貴重なカレーだもの。
美味しいよ!

サラダも美味しいね。
人参ドレッシングはナカナカGOOだよ!


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子ども達のお礼…
それぞれ工夫を凝らしてお礼の言葉を言ってくれた後…

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公民館長さんの〆の言葉でカレー・パーティーは終了。

そして…

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子ども達が見送ってくれました。

この『通学合宿』で子ども達は色んな経験をしたことでしょう。
子ども達同士も学校もそれぞれ違うので知らない同士の子どもも多かったことと思います。もちろん異年齢集団だったし、そんな中での集団生活はきっと学ぶモノも多かったでしょう。
この経験をまた活かして欲しいモノですね。

来年もお願いされれば『もらい湯』を受けさせて頂きます。

また、来年はどんな子ども達がウチに来てくれるのでしょうか、それも楽しみですね!








お子様達に関わる…その②

■地域活性化のために高校生は…

子どもに関わる…その第二弾。

カレーパーティーが終わってすぐ後、ご近所にある『某高等学校』に現れたワタシ。

なにごとぞ…


実は、午後からこの高等学校で『シンポジューム』が開催されるのです。

テーマは、『君たちは期待の星☆だ! ~~期待に応えるために、今何が必要か?』というもの。

この高校には地域が応援する組織としての『地域の教育会』なるものがありまして、その総会が開かれ、アトラクションとしてシンポジュームを開催するのです。

パネラーは、現役高校生4人、地元企業家(若手経営者2人)、保護者代表、教育委員会… となっております。

そして、パネルディスカッションと言えば一番メインになるのが主導、まとめ、進行役の『コーディネーター』です。
これがポイントで、パネルディスカッションの成功か否かはココで決まると言っても過言ではない…


ははは…
ほほほ…
ふふふ…

なにを隠そう、
ナンニモカクセヘンケド…

実は、
ホントは、
マッタク、

ワタシがコーディネーターやぁぁぁぁっぁ!!!

と言う訳なのでございます。

実にこの学校はチャレンジャーや!
ワタシごときを、重要な『コーディネーター』に据える勇気は見上げたものです!?
正に『チャレンジャー』と言っても過言では無い!?


まぁ、そんな重要な役割を『まぁ、エエかぁ…』と言って軽く受けてしまうワタシにも問題がありますが…

因みにワタシはここの保護者でも無ければ、卒業生でも無い… 
単にご近所の高校と言うことなのですが…。


そんなこんなで、怖い物知らずの学校が指名したワタシのコーディネートで始まったパネルディスカッション。


高校生達の思いのタケや、企業家達の期待感や要望、保護者の立場や教育委員会の考え方などがケンケンがくがくで面白かった。


ホントのキャリア教育とは、
企業が欲しい人材とは、
就職の地元志向、
地域として何が出来るか、
学校として何が出来るか、
そして保護者は、地域は何を「バックアップ」できるのだろうか…

高校生達は真剣に発言してくれたし、地域の企業家も本音で語った言葉は重かった…


こういう活動が地域の教育力を上げ、学校が地域と溶け込み、そして『みんながかりで』高校生達を育てていくのだろうね、きっと。


コーディネーターの技量はトニカク、こういうコトはスバラシイ催しだと思います。

『高校生達よ、頑張ってくれ!』

君たちは… 期待の星だ!