神戸オリエンタルホテル・メインダイニングでランチの巻 | The Sam's Room

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おされぇ~な神戸でランチでもいかが…

と、思ってやってワタシどもが参りましたのが『オリエンタルホテル』でございます。
神戸市の旧居留地にあります。

オリエンタルホテルと言えば神戸屈指、いや…日本最古級のホテルですよね。
1870年といいますから明治3年でございますよ。
日本はまだまだヘタすりゃチョンマゲを結っている時代に出来たという洋風ホテルの草分けでございます。

有名度を測る尺度としては…
谷崎潤一郎の『細雪』ではこのオリエンタルホテルを主人公一家がよく利用している描写がありました。
もうひとつ、ここは最高の料理が味わえる場所としても有名で、かのヘレン・テラーも『オリエンタルホテルのレストランはワタシ達がこれまで食べた中で一番美味しい最高の料理だった』と書いているほどです。

どやっ!
有名やどぉ!

どやっ!
まいったか!?

って言ってもワタシの所有物じゃないので自慢をしても仕方のない話しではございますが…

では、ウダウダ言ってないでレストランに行ってみることに致しましょう。

Let's ら go !!!

ホテルの入り口は何かサラッとというか、重厚な感じじゃないんですね、ここは。
だって、ちょっとした売店とエレベーター・ルームだけだもん…

で、そこには流石にホテルでございますので案内専門のオネ~サンがいらっしゃいまして、
『ホテルをご利用ですか、それともレストランでしょうか?』
と尋ねてくれます。

『レストランですが…』

『かしこまりました。ただ、ひょっとするとお待ち頂かなくてはいけないかもしれません』

と。

まぁ、行ってみましょうか。
17階まで直行です!

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エレベーターを降りるとメインダイニングです。

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ここがオリエンタルホテルの
    Main Dining by HOSE PACIFIC

ひょっとすると満席かもしれない…

ダイニングのオネーサンが、
『お食事でしょうか。ご予約は? あっ、ご予約頂いておりませんか…。只今あいにく満席でございます。こちらのカフェならご用意できますが… 』

けっ!
カフェかいなぁ~。
カフェやったら嫌や…
せっかくのオリエンタルホテルやんンかぁ。
ダイニングがエエどぉ~。
メインダイニングでなきゃイヤやぁぁぁぁ~。
と我が儘なワタシなのです。

『今からですと、13時30分ならご用意できますが如何致しましょうか…』
とオネ~サン。

なにぃ!?
今、11時40分やでぇ。
あかん…
そ、そんなに…
待たれヘンがな…


1時半まででっしゃろぉ、お腹空きすぎですがな。
待たれヘンがな…

ん~、またこんど予約してきます…と言って帰ろうとしましたが、カフェをちょっとだけ覗いていると、先ほどのオネ~サンが何やら一生懸命に調べてくれて、

『あのう…。1時30分まででしたら空きはあるのですが、少々お時間が少ないですが大丈夫でしょうか…』と。

只今、11時40分です。
ランチやもん…
13時30分まででしょ、約2時間ありますヤンか。
大丈夫ですヤン。
車で来てるし、ワインも飲めヘンモン…

ということで、メインダイニングで無事ランチタイムとなったのでございます。

ウラ若きイケメンのウエイターくんに案内して頂き窓際の席に通してくれました。

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ホテルなどのレストランというのはねぇ、なんでこんなに女性ばっかりやのぉ!?
ランチは特に女性率が多いねぇ。

グルッと見渡しても男性が2名しかいないモン。
ほとんど全部が女性のグループで占められておりますなぁ。

オッサンはレストランになぜ来ない?

キライなんだろうか、こんなトコロとこんな雰囲気が。
どっちかというと食堂っぽいところとかファミレスみたいなところがエエのんか???
よくわかりませんが、ホテルのレストランとか、ちょっとおされぇ~なレストランには男性比率が異様に低いのが現実なのでございます。

そんなことはどうでもエエのでございます…


どうぞ…
とウエイターくん。

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ここのランチはそんなにムッチャ高くはありません。
オリエンタルランチ   → 2,200円
ウィークエンドランチ  → 3,000円
オリエンタルカレーランチ→ 3,000円
シェフズコース     → 5,500円

となっております。

ここのカレーは有名なんですよ。
カレーも捨てがたいなぁ、このカレーはオリエンタルホテルの名物カレーを復活させた気迫の逸品だもんなぁ。
ん~、悩む…

で、結局ワタシ達のオーダーは、可も無く不可も無い普通の選択、そう『ウィークエンドランチ 3,000円なり』なのでございました。

ランチで5,500円はちょっと高い気もするけど、2,200円のランチではなぁ、せっかくのオリエンタルホテルだもんなぁ…とちょっと気どって『じゃぁ、中を取って3,000円コースのウィークエンドランチ』という、やっぱり『小市民』たる選択をしてしまったのでございました。

では、前菜から…

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Marinated Seafood
シーフードマリネ…

ははは…
調子コイテ英語で書くなっちゅうねん!?

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Maninated Seasonal Vegetables
季節野菜のマリネ…

ははは…
もうエエちゅうねん、調子こいてエ~ゴで書かんでも!?

で、Soup of Day…
本日のスープは?

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京野菜聖護院のスープ…

ははは…
味は全く聖護院!!!!

ははは…
全く聖護院の味そのまんまヤンか!!!

まぁ、それはそれでエエんやけど…


おっ、それ美味しそうヤンか。
ひ、ひ、ひとくちくでぇ~!?

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Ovenbaked Wrapped Crepe with Truffle Butter Sauce…
クレープ包みオーブン焼きトリュフバターソース

相棒のオーダーしたモノをちょっと横取り…

ほほほ…
カマヘンヤンか、ちょっとだけくれても!?
美味いなぁ、コレ!
チョットノウコウヤケド。

で、
ワタシのですかぁ…
これです…

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なんやわかれヘン??

では、ラップを外しましょう。

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ムール貝の白ワイン蒸し…

えっ?
英語は、って???

ははは…
これ以上書くと英語力が無いのがバレルどぉ~。もうやめやっっっ!?

ムール貝はやっぱりムール貝でした!?
白ワインでちょっと臭味がとれたって感じ…

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パンはかなりソフトでした。
で、イタリアではオリーブオイルをつけて食べないんだって…!?

で、メインは…

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グリル盛り合わせです。

なぜか突如として『町の食堂』って感じのグリル盛り合わせ…
この鉄板が食堂っぽい…

オリエンタルホテルのレストランでこの鉄板はなかなかオモロイ組み合わせでございます。
まぁ、これもまたヨロシイ…

『鉄板が熱くなっております』
      わかってるワイ!!!

『ボリュームがありますので充分ご満足頂けると思います』
      なるほど、そのようですな!

確かにボリュームがありました。

ウインナー、ハンバーグ、そしてカシワ

そう、この鶏肉がすっごく美味しかったですよ!!

レモンをかけてスッキリした塩味で頂きました。
GOODです。

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デザートは、淡路牛乳プリンとバニラアイスクリーム
淡路牛乳は濃厚で中々でございました。

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珈琲をゆっくりいただきながら食後のまったりした時間を過ごすのもレストランの醍醐味ですなぁ。

で、テーブルにあったこれ…

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これが…

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ピッタンコとフーク、ナイフなどに切り込みが合う!!!

おもろいなぁ、これ…


オープンキッチンでは大勢のコックさんが忙しそうに動き回っております。
盛り付けなどは全部テーブル席から見えるようになってるんですね。
若いコックさんが多いなぁ…
ウエイター君もみんな若い!

ランチタイムはディナーの時とはまた違った風景…
シットリとしたディナータイムも良いけれど、ランチタイムの気取らない明るさというか、ん~、何でしょうかねぇ… ユックリと食事を楽しめる居心地というか、ココのレストランならではの雰囲気があります。

ということで…


ゆっくりとランチを頂けましたよぉ。
それにしても女性ばかりや…

ほんま、いつもこのようなところに来ると男性の少なさに驚き桃の木山椒の木。

男性諸君よ、レストランを女性だけに乗っ取られるなっっっっ!!!

えっ!?

余計なお世話???

居酒屋の方が良いって!?

し、し、しっつれいしました。

まぁ、夜はそれでも良いのですが、ランチもたまにはこういうところでゆっくりすのもヨロシイですよぉ。
ワタシハタマニイクケド…
とにかく、オジサン族よ、来てくれぇ~。
みんな来ないとオジサン族は浮いちゃうよぉ~。

仕事で忙しいウィークディは中々行けないのが残念ですけどねぇ。
でも、たまにはレストランもヨロシイのでございます。

さっ、お次はお買い物で元町にでも出かけましょうか…

ごちそうさまっっっっ!