浜松餃子を食す!  『福みつ』さんにて…の巻 | The Sam's Room

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おもしろいこと、楽しいこと、気になること、美味しいこと、何でもかんでも『やってみる』ことが心情のSAMのブログでございます。

浜松です。

何をウロチョロしてるのか???
なにやってんの???

という疑問(?)もある中、今回は単なる観光でございます。

浜松にやって参りました。
『浜松』はもう説明など要らないでしょうが、敢えて、そうです、ウンチク好きのSAMと致しましては『敢えて…』言わないと気が済まないという悪癖があるのでございます。

浜松 と言えば…
・静岡県で最大の人口を抱える政令指定都市
・バイク好きのSAMにとっては注目の市、日本のバイク三大メーカーの拠点。
 戦後は一時40社あまりのバイク製造会社があったほど。
・なんてたって『楽器』製造ですね。。ヤマハの創業者・山葉寅楠がオルガンから創業。
 河合楽器は元々ヤマハに居た人が創業して、ローランドも含め日本の3大メーカーの拠点。
・浜名湖のウナギ。これまた全国的に有名ですよね。
・餃子…、最近話題になることが多いB級グルメで注目の『浜松餃子』。大人気です。

さてさて、そんな浜松。

何からお話ししましょうか…

ん~、やっぱり 『餃子』 ですかねぇ。

そんなこんなで食いしん坊バンザイ的脳みそしか持たないSAMでございますから、イノイチバンにお話しさせて頂くのはやっぱり、浜松と言えばB級グルメで名高い『浜松餃子』と言うコトになってしまうのです。

……… ◇◇◇ ◆◆◆ ◇◇◇ ………

浜松餃子、食べてみたかったんでございます。
同じ行くなら有名店…、やっぱりミーハーなワタクシ、ネット検索で有名店情報を仕入れて浜松市内へとやって参ったのでございます。

先ずは浜松城を見学したワタシ達。やっぱり歴史と文化を知ることがイノイチバン…なぁちゃって。
その話しは後ほどといたしまして、ココにクルマを置いて街をブラブラ歩きながら餃子屋さんに行くことにしました。

暑い…
そうです、まだ暑さが残る某日某日、餃子、餃子と念仏のように唱えながら街を歩くワタシ達。
駐車場の係りのオジサンは『ん~、すぐそこだから…』と言ったのに。
むっちゃ遠いやん…
しかも暑いし…

這々の体でやっとたどり着いたのが、『○つ▲く』というお店。
やっとたどり着いた苦労の甲斐があってきっと餃子も美味いだろうなぁ…

んっ?
どぉしてなのぉ~?
何人かが店の前に立っているけど、行列とはチョイト違う…

んっ?
張り紙…

んっ?

がぁぁぁぁ~~~~ん!!!

り、り、りんじ…
きゅ、きゅ、きゅぎょう…

なぁんとぉ~、臨時休業だとぉ!!!

ヘコヘコヘコ…
こ、こ、こしが抜けた…
というほど大層なモノではございませんが、落胆…。すごく、落胆…。

ああ、戻る道の切なさよ…
ああ、アホみたい…
ああ、餃子が遠のく…

ということで、駐車場まで戻って参りましたが、どうしても 餃子 への思いが断ちきれないワタシなのでありました。

他のお店をあまり調べてきていなかったワタシ、でも、駐車場近くのホテルでお土産物を買ったついでにフロントで『どこか餃子の美味しいお店を教えテェ~』としつこく食い下がったのでございます。

『クルマで行かれますか?』
  『うん、うん! クルマで行く!』
『では、このお店もかなり有名ですよ。きっと美味しいと思います』
『そう? じゃそこにする!!!』
『では、本日営業しているかチョット聞いてみますね』

むっちゃ親切やんか…

ということで、遂に餃子が食べられることとなったのでございました。

えっ?
ココまでが長い???
ははは…
そうです、前振だけで2/3のスペースを使っちゃいました。
ははは…

……… ◇◇◇ ◆◆◆ ◇◇◇ ………

さて、ホテルマンのお勧めでやって参りましたのが、

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『福みつ』さん。
ここ、実は浜松餃子の人気ランキングでも常にトップクラスという大人気店だとか。
ワタシが訪れたときはもう2時を回っておりましたので、並ぶこともなくスッと入れました。

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見わたせば、キレーなお店。餃子屋さんというと何かチョット薄汚いイメージがありますが、綺麗な中華料理店と言った感じがします。

さてさて、何を注文しましょうか…

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ビ~ルと餃子ぁぁぁ!!
と叫ぶのが通常ではありますが、今回はクルマなのでアルコ~ルはあかん…
何が情けないといって、餃子やのにビールが飲めんちゅうほど情けないことはないい!
ああ、神よ…
こんな不幸があってよいモノか…
天を仰ぐ気持ちですぞ!?

気を取り直して…

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注文したのは…、
仕事をただ今中断しております…、つまり『ていしょくちゅう(停職中)』…
ははは…
またもや、つまらんオヤジダジャレでした。
停職中ならに、『定食・中』でございます。すっません…

餃子が15コでご飯、お味噌汁、そして香の物が付いたセット。

では、いっただっきまぁ~すぅ!

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表面パリパリ、中ジューシー。
ムッチャおいしいですやんか…。

ああ、浜松に来てよかった… と単純なワタシはすぐ食い物でツラレてしまうのでございました。

あれ???

そういえば、『浜松餃子』って、餃子を円形に並べて真ん中に『もやし』をたっぷり盛るのが特徴じゃなかったっけ?

あれ???
このお店はモヤシがない!?

そうなのです、ここ『福みつ』さんはどういう訳かモヤシを使っていないそうなのです。

その代わりと言っては何ですが、餃子の中には野菜がたっぷり、凄くヘルシーな感じです。
それにしてもあの川のパリパリ感は相当なモンですな。

で、モヤシが特徴という情報を手に入れてるんですが、ワタシが調べた『浜松餃子』をチョットばかりウンチク垂れることにいたしましょう。

えっ?
もうエエって?

まぁ、チョットだけお付き合いの程。
ココにご興味のない方はこれを飛ばして頂いてもケッコウ毛だらけネコ灰だらけ…
■浜松餃子
定義は『浜松市内で製造されている』というだけらしい。誠にシンプルでわかりやすいのでございます。
で、浜松は人口当たりの餃子店の数がな、な、、なんとぉ、日本一 …だそうです。
一人当たりの消費量も、あの宇都宮を抑えて堂々の第一位だとか。
浜松餃子の特徴は少し小振りで薄めの皮と野菜たっぷりの具をパリッカリッと焼き上げたあっさりとした餃子だといいます。そして付け合わせのモヤシがトレードマーク… でも、福みつさんにはないけど…!?
浜松餃子がこんなに多くの店が出来たのは、①キャベツが豊富だったこと、②玉葱が盛んに作られていたこと、③養豚業が盛んだったこと という素材調達の容易性があったとも言われているそうです。
で、浜松餃子の特徴は、『円型焼き』で、これは戦後、焼き餃子店は屋台が多く、フライパンを使って焼いていたことに由来するそうです。
そして真ん中に盛られたモヤシは、円形にすると真ん中に穴がぽっかり空くので、中にモヤシを入れて見てはどうかというサービスから始まったそうです。
浜松餃子、これからももっともっと我々を楽しませてくださいませ! 

そんなこんなの、『浜松で餃子を食すの巻』でございました。

駄文、お読み頂きサンキュ!