宇宙からの誘い…

とある日、突然けたたましくケータイが鳴りました。
『JAXAと大学がコラボする企画があるんだけれど、来てくれない?』
そんな内容の電話が知人を通じてありました。
『JAXAと大学がコラボする企画があるんだけれど、来てくれない?』
そんな内容の電話が知人を通じてありました。
ははは…
行きたがり、見たがり、イッチョカミのワタシですもの、スケジュールが空いてれば行かない訳がない!
行きたがり、見たがり、イッチョカミのワタシですもの、スケジュールが空いてれば行かない訳がない!
ははは…
二つ返事でございますがな。
二つ返事でございますがな。
そんな訳で某大学の某教授のお誘いに乗り、紀州・和歌山へワッと攻め入る…これがホントの『奇襲攻撃』、『きしゅう攻撃』、『紀州攻撃』なぁんちゃって!?
さて、そんなこんなで会場にやってきました。でも、時間に余裕を持って来すぎてスゴク早く到着したので同会場施設の地下にある『天然温泉』に入り時間調整、ああ、極楽極楽…。そのお話しは後ほどでも…。で、ついでにこの会場を紹介しますね。この建物は『フォルテ・ワジマ』といいまして、元々は和歌山の老舗デパート『丸正』として営業していたビルです。明治24年創業という老舗中の老舗。かつては、和歌山のデパートと言えば『丸正』と言われもてはやされ、近隣の繁華街は『丸正あっての商店街(ぶらくり丁という名称)』と言われたほどでした。バブル期の無理な投資がたたって2001年に自己破産となりました。そして、丸正が無き後の和歌山市内は悲惨なもの。特にこの周辺の商業地は急速に客足が遠のき今は閑古鳥が鳴き、シャッター街という状況になっております。一時、この丸正ビルを『和歌山市立大学構想』もあったのですが、当時の市議会が大反対し、その話しも潰れた(潰された?)ようです。以後、様々な経緯をたどりながら現在では和歌山では一人気を吐く元気な企業『和島興産』に買い取られ『フォルテワジマ』として2007年に再開業したのです。本題からそれました…。
元へ、今回ココにやってきた目的は…
和歌山大学とJAXA(宇宙航空研究開発機構)のコラボレーション、正式には、
『宇宙が和歌山にやってきた! JAXAタウンミーティング&ユース・スペース・プログラムin和歌山』
という催し物に出るためです。
で、ワタシになぜ某教授が言ってきたのか???
それは…、多分…、参加者を多く集めたかっただかなのかも…!?
『フォーラムで意見を言ってね、後での打ち上げに参加してね!』というお話しもオマケで付いてきているみたいだし、ねっ!?
『宇宙が和歌山にやってきた! JAXAタウンミーティング&ユース・スペース・プログラムin和歌山』
という催し物に出るためです。
で、ワタシになぜ某教授が言ってきたのか???
それは…、多分…、参加者を多く集めたかっただかなのかも…!?
『フォーラムで意見を言ってね、後での打ち上げに参加してね!』というお話しもオマケで付いてきているみたいだし、ねっ!?

これは入り口にあった今話題の『はやぶさ』のイラスト(by JAXA)
今、JAXA(ジャクサ・宇宙航空研究開発機構)は『宇宙を切り口とした総合的教育システムの構築とその教育を生かした地域再生』に取り組んでいるそうです。
今回は高等教育機関である和歌山大学と共に、その目的を試す具体的な形として、『JAXAタウンミーティング&ユース・スペース・プログラム』が開催するんだと言うお話しを伺いました。
今回は高等教育機関である和歌山大学と共に、その目的を試す具体的な形として、『JAXAタウンミーティング&ユース・スペース・プログラム』が開催するんだと言うお話しを伺いました。
でも、ワタシのような『宇宙』には門外漢である者がそこに行ってなにが出来るか?
でもまぁ、座ってりゃいいのかも、と思いつつ、ナンにでもすぐに食い付くワタシですので、言われるマンマに、お誘いのマンマ、ノコノコと会場へやって来たのです。アホです…
でもまぁ、座ってりゃいいのかも、と思いつつ、ナンにでもすぐに食い付くワタシですので、言われるマンマに、お誘いのマンマ、ノコノコと会場へやって来たのです。アホです…
14:00開会…、先ずは小学校4年生から高校生までを対象に、宇宙の魅力と宇宙開発に関係する仕事の紹介がありましたよ。これは、ワタシは見学と言うことに。

このオネーサンは宇宙開発の仕事もしているアメリカのボーイング社で働いている日本人の方。

このオジサンはアメリカで行われた『教師のためのスペース・キャンプ・プログラム』に参加した中学校の先生(今は県教育委員会のメンバーらしい)
第1部は小学生から高校生相手のお話。でも、ビックリしたのは小学生でスッゴク『宇宙』に関して知識が豊富な子が多かったこと。まぁ、そんな子ばっかり集まっているからかもしれませんが、よく知ってる、勉強してるのには感心でした。
さて、午後5時…
いよいよ大人が対象の第2部です。
いよいよ大人が対象の第2部です。

おやまぁ!
オープニングに出てこられたのは、和歌山県知事の仁坂さんじゃございませんか! 聞くところによると手術をされた直後だそうな。でも、とってもお元気でがんっばってらっしゃいました。
知事まで来られるとは、けっこう力の入ったフォーラムですねぇ…。
オープニングに出てこられたのは、和歌山県知事の仁坂さんじゃございませんか! 聞くところによると手術をされた直後だそうな。でも、とってもお元気でがんっばってらっしゃいました。
知事まで来られるとは、けっこう力の入ったフォーラムですねぇ…。
で、JAXA/宇宙航空研究開発機構からのいろん説明がありました。
フォーラムと言うよりは説明と短い講演が重なったような感じだったかな。しかし、会場フロアからも色んなお話しが飛びだし、それはそれで確かに面白くフォーラムが進んでいきました。
フォーラムと言うよりは説明と短い講演が重なったような感じだったかな。しかし、会場フロアからも色んなお話しが飛びだし、それはそれで確かに面白くフォーラムが進んでいきました。
『宇宙』の話しって面白いなぁ。
で、JAXAも例の『事業仕分け』で叩かれてエライ目にあっていますよね。
オイオイ!って感じです。日本は『最先端技術』が売り! 様々なテクノロジーの分野で研究し、開発し、コンピューター技術などもそうですが、『世界一』にならないと行けない。若しくは世界一を目指さないと『技術立国・日本の未来』は無いはずです。
資源が無い国、日本。
だから、技術力、開発力について底力と能力を持っている、それが日本の生きていく道なのに、こういう科学技術予算を削ろうだなんてとんでもない話しだとワタシは思います。
ホンマに…。
もっとシッカリ日本の将来を見据える、マトモな政治家が必要ですよね。
オイオイ!って感じです。日本は『最先端技術』が売り! 様々なテクノロジーの分野で研究し、開発し、コンピューター技術などもそうですが、『世界一』にならないと行けない。若しくは世界一を目指さないと『技術立国・日本の未来』は無いはずです。
資源が無い国、日本。
だから、技術力、開発力について底力と能力を持っている、それが日本の生きていく道なのに、こういう科学技術予算を削ろうだなんてとんでもない話しだとワタシは思います。
ホンマに…。
もっとシッカリ日本の将来を見据える、マトモな政治家が必要ですよね。
それはさておき…
これはナンでしょうか?
(JAXAパンフより)
えっ、写真の上に書いてるって!?
あっ、そうだ、凡ミス!? じゃぁ、設問になれヘンヤンカ…
そうです、これが『ISS(国際宇宙ステーション)』です。
で、赤丸矢印のトコロが日本のステーション。
アップにしましょうか。

(JAXAパンフより)
『きぼう』と命名されたISSにある日本実験棟ですね。
宇宙ステーションとは地球の上、400kmの宇宙空間を周回する『宇宙のフロンティア施設』であり、『宇宙空間での実験室』でもあります。
『きぼう』では宇宙空間を利用してソコでしかできない最先端の技術実験や文化、教育、ビジネスまで全く新たな創造の場としてその使い道に期待が寄せられています。
JAXAの方の受け売りですが、色んな話しを聞くことが出来ました。
ビジネスチャンスとすれば、一番大きく実利的なのは『薬の開発』だそうです。重力、空気、微生物のない空間では薬の開発がより早くでき、ビジネスチャンスが大きく広がるそうです。
ビジネスチャンスとすれば、一番大きく実利的なのは『薬の開発』だそうです。重力、空気、微生物のない空間では薬の開発がより早くでき、ビジネスチャンスが大きく広がるそうです。
それだけではなく、様々な分野での『宇宙での開発』にビジネスチャンスと研究進展があるそうです。
面白い話しですが、例えば、『月にお墓を作る』ことも考えられるかもしれませんね。
毎晩、地球から眺められる青く神々しく輝く『お月様』。
ソコに家族やご先祖様のいお墓がある…。
毎日、そういう想いで拝めるというのも、また新しいビジネスになるかもしれません。これは決して夢物語ではありませんよ。
だって、今から20年ほど経てば、気軽に月に行くことは可能になるはずですから。
そう考えると面白いなぁ…。
毎晩、地球から眺められる青く神々しく輝く『お月様』。
ソコに家族やご先祖様のいお墓がある…。
毎日、そういう想いで拝めるというのも、また新しいビジネスになるかもしれません。これは決して夢物語ではありませんよ。
だって、今から20年ほど経てば、気軽に月に行くことは可能になるはずですから。
そう考えると面白いなぁ…。
それと、一つ、JAXAの方のお話しで印象に残った言葉がありました。
『人はチャレンジする生き物だ』
そうです、常に何かを求めて、チャレンジをしていく…これこそが、短絡的に言えば欲求の充足であり、人類にとれば『生活文化の豊かさ』に繋がるものですよね。
人類は『チャレンジ』することにより発展してきました。
『出る杭は打たれる』という言葉があります。
確かに日本社会ではそういうことは多くあります。でも、『チャレンジする』と『出る杭』とはニアリーイコールで結ばれているように思います。
確かに日本社会ではそういうことは多くあります。でも、『チャレンジする』と『出る杭』とはニアリーイコールで結ばれているように思います。
出なければ、そして人と違うことをしなければ進展はありませんよねぇ。
そして、その行為を『認める世の中』を構築しないと『発展』なんてありえない…。
そして、その行為を『認める世の中』を構築しないと『発展』なんてありえない…。
そんなコトを感じた時間でした。
宇宙技術はとにかく凄い!
・テレビ放送やGPS、国際電話が使えるのも宇宙開発の恩恵
・通信網の飛躍的な発展、大量の宇宙からの映像による天気予報や地図情報も宇宙開発の恩恵
・熱帯雨林の違法伐採の監視が出来る(雲があっても!)
・災害が把握できるのも!
こんなのはホンの一例です。まだまだイッパイイッパイ宇宙技術の恩恵があります。
ワタシ達の生活に密着していることは宇宙開発と切っても切れないものがいくらでもあるんですね。
・テレビ放送やGPS、国際電話が使えるのも宇宙開発の恩恵
・通信網の飛躍的な発展、大量の宇宙からの映像による天気予報や地図情報も宇宙開発の恩恵
・熱帯雨林の違法伐採の監視が出来る(雲があっても!)
・災害が把握できるのも!
こんなのはホンの一例です。まだまだイッパイイッパイ宇宙技術の恩恵があります。
ワタシ達の生活に密着していることは宇宙開発と切っても切れないものがいくらでもあるんですね。
いま、大きな話題にあっている小惑星探査機『はやぶさ』、そしてその中に搭載されたカプセルがもたらした宇宙からのサンプルは科学発展には大きな成果となるでしょう。
日本は今、この分野では世界のトップらしいですね。今まで行ったきりの片道切符だったのが今回のように長期の航行を経て戻ってくるのは世界初です。
とにかく素晴らしいの一言。
とにかく素晴らしいの一言。
若田宇宙飛行士、野口宇宙飛行士、そして日本女性初の山崎直子宇宙飛行士の宇宙長期滞在は大きなニュースであり、日本の科学発展の木曽であり、なににもまして、日本の未来ある『青少年の夢と憧れ』ではないでしょうか。
和歌山大学では、『宇宙教育研究所』を立ち上げているそうです。和歌山大学が日本の小型衛星の拠点とする戦略のようです。これも凄いことです。拍手!
とにかく…、
日本、いや、今後の世界の未来のために『宇宙』のコトをもっともっと知り、そして『正しい宇宙開発』を目指して欲しいものです。
日本、いや、今後の世界の未来のために『宇宙』のコトをもっともっと知り、そして『正しい宇宙開発』を目指して欲しいものです。
(JAXAパンフより)
ちなみに…
蛇足ですが…
■■■宇宙空間と宗教…
月に降り立った人、または大宇宙空間で地球を遠くから眺めたことのある人は人類にまだ数えるほどしかおりません。
その彼らのウチの多くは、地球に生還した後『宗教家』になっているというお話しはあまりに有名です。
その彼らのウチの多くは、地球に生還した後『宗教家』になっているというお話しはあまりに有名です。
宇宙空間でなにを見て、何を感じ、そしてなにを考えたのでしょうか…。
ISS・宇宙ステーションは地球の上空400kmを飛んでいるだけなので、厳密に言えば『宇宙空間』とは言えないそうです。だからISSに乗っただけの宇宙飛行士は、宇宙で何かを感じ『宗教家』にまでなったという例はほとんど無いそうです。
でも、共通して一つだけ言えることは…
☆地球に国境はない
☆地球にいれば見えないモノが見える
☆地球にいれば見えないモノが見える
と言うことだそうです。
きっと月に立った人や、大宇宙空間に我が身を置いた人は『見えないモノが見えた』のかもしれません。
ああ…、人間とは、そして『地球』とはちっぽけなものです。
その中で憎しみあい、人間同士が戦争をするなど、愚の骨頂…
その中で憎しみあい、人間同士が戦争をするなど、愚の骨頂…
宇宙のような大きな心を持っていきたいもの…ですね!