古代ロマン、明日香を歩こうの巻 その② | The Sam's Room

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ロマンを感じる明日香路…

では第2話の始まりです。

前回はお昼ご飯まででした。では、お弁当でお腹がイッパイになったところで再スタートです。お弁当を食べたところは『石舞台公園』でした。せっかくやから、石舞台でも見てみるぅ~ということになったのでございます。

石舞台なんて昔はポツンとそれだけがあって、自由に岩に登ったり出来たモノです。モチロン無料でしたよ。
いつの間にか整備され(それは良いんだけれど)、有料施設になってしまいました。250円が必要です、入るのに! 
まぁ、維持管理費がとってもかかりますからねぇ…仕方ないですねぇ…。

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石舞台です。今は登ることは禁止、モチロンこの上でお弁当を食べるのもあきまヘン。
お腹空いたら、弁当をたベントウあかんケド、乗っちゃダメ…!?

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石室の中には入れます。なぁんてこと無い単なる穴の中ですが…。
これは蘇我馬子の墓だと言われています。言われているだけでコトの真意はわかりません。でも、それが古代ロマンですがな…。わからないから面白い。あ~だ、こ~だと言うのが楽しいんです。
そうです、凄くエキサイティング…。古墳やモン、コウフンしますがな!?

卑弥呼だってそうですよね。邪馬台国はどこにあるかって壮大な古代ロマンですモン。
でも、コレを語り出すと収拾が付かなくなるからここでは止めときましょ!

で、石舞台の石の総重量は約2300トンだって。大小30の花崗岩から出来ております。というウンチクはこれ位にして、次ぎ行こ!

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石舞台から『岡寺』を目指します。
日本の原風景のような素朴な景色が広がります。

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竹林を背に歩きます。ふ~、お昼ご飯をたらふく食べた後に、この登りはキ・ツ・イ!
みんなケッコウお若くない(!?)のでキ・ツ・イ! 
竹林を歩くのは、背が低い人向きですなぁ…。
竹林(ちくりん)だけに、ちんチクリン…!?

竹林を抜けると作業小屋がありました。
何やら中にオモロイモンがありそうです、どれどれ…。

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何コレ?
オジサンがいたので聞いてみました。ホンマ、図々しいヤツでございましょ! ワタシのことですがな。でも、せっかくやし、聞いてみんとわかれへんモン…。
『失礼しま~すぅ。コレなんですかぁ?』
とオジサンに聞きました。

『万葉のあかりというイベントがあってコレに出すンやでぇ』
と言います。
でっかい提灯だそうです。

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コレがそのポスター。

な、な、なんやてぇ~、9月19日!? 
今日ヤンか! あっ、これは、今書いているときの話し。明日香のお話を書いている今は9月19日早朝なのです。行きたいなぁ…、でも、今日と明日はお仕事があるんやモン、行かれヘン。
コレをお読みの方、関西周辺の方でしたら是非行ってみてくださいな。古代衣装の貸し出しもあって、しかも、な、な、なぁ~んとぉ、衣装は貸し出し無料やて! で、古代衣装で散策できるんだって。行きたいなぁ~、でもシ・ゴ・ト!

で、そんな話しはイイとして、話しを戻しましょう。

オジサンによると、その『万葉のあかり』という行事に出すための提灯だそうな。
デッカイの作りよるなぁ、このオヤジは!

で、このオジサン、あなた方に是非見せたいモノがあるというので拝見しました。

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取り出したのがコレです。竹炭で作った風鈴。
『ワシ、ここで竹の炭やいてるんやでぇ』と指さす先には大きな釜がありました。『竹炭はなぁ~、1日目は蒸すんだよ、で、あと2日かけてじっくり焼くの、そうしたら…云々かんうん…』お話しはずっと続くのでありました。お話し好きのオヤジさん、ワタシと同類かも!? ありがとうございました。
では、次ぎ行こ!

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オイオイ、コラコラ…。 もう、ちょっと目を離したらこうですモン。雰囲気のある茶屋で何やら物色している同行の長老様達。全く、ウチの歩く連中と来たら何にでも興味を示す『いっちょかみ(関西で使われる言葉で、好奇心旺盛な人をさします)』なのでございます。
だから道草ばかりで一向に前に進まないのでございます。
ここでは、わらび餅がどうのこうのと騒いでおりました。
行くでぇ~、はよ来いよぉ~!

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きましたよ、『岡寺』です。西国さんの7番目の札所です。日本最古の『厄除けのお寺』として名高いのでございますよ。
鐘突堂ではご自由にお突き下さいと書いていたのでワタシに着いた厄を落とすべく、ゴォォォ~ンと一打ち。
そういえば、今話題の酒井法子さん、あなたもココで鐘突いたら『厄』ならぬ『薬(覚醒剤)』が落ちるかもよ!?

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 本堂です。 それ、ほんどう(ほんと?)。

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岡寺というのは通称名で、正しくは『竜蓋寺』と言うらしい。竜の蓋の寺なのです。写真の池に暴れる竜を封じ込め、梵字の『阿』を掘り込んだ大石で蓋(ふた)をしたという伝説から竜蓋寺となったとか。写真の池の中にある石がそれです。この石を取れば、あら恐い、竜がたちまち現れて…ということになるのでしょうか!? ドラゴンボールの再来!? では、次ぎ行こ!

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参道にはこぉ~んな古いお酒の看板が…。そして参道に続く石の門。
何度訪れてもイイモンです、でも3回までやでぇ… だって、参道(3ど)やもん!?
このダジャレにサンドウ(賛同、参道)してくれる方はいませんかぁぁぁぁ!?

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おや、見覚えのある顔が…。あっ、さっきのオジサン! 岡寺の所で竹炭を焼いてたオジサンや! このお店が彼のお店だそうな。柿を試食しろ、美味しいからと言うのでおよばれしました。早生柿でとっても早く実る種類だとか…。美味しいよぉ~って言ったけど、ん~…。
ありがとう!? で、この竹林の道を歩いていくと…

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酒舟石… 実はなんのために作ったかはよくわかっていないらしいのです。酒を搾る槽だとも言われているし庭園の石の一部とも。まぁ、わからないから面白いんでしょうがねぇ。この近くにもっと有名な『亀形石造物』がありますよぉ。

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これが亀形石造物… これを見るには300円が必要ですぞ! 施設維持管理料として…だそうです。

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万葉文化館…パス! 飛鳥寺…パス! 『塀に注意』と言う看板に『隣に垣が出来たってねぇ、へぇ~』という400年前の小話を繰り返しつつ、風情のある建物を通り抜ければ…

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水落遺跡に到着。中大兄皇子によって、671年に造られた日本最古の水時計の跡だとか。
すっごぉ~いんですが、今ではナァンにもワカンナイ。
では、再現を…

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こぉんな感じだったそうです。1階には水時計の装置があって、2階で鐘を突いて時を知らせたそうな。難しいことはわかりませんが、太古の昔にスゴイですね。 では時間ない、次ぎ行こ! 時は金なり、ですか!?

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民家の間の狭い道を抜けると… 甘樫丘に通じる道。階段になっていて結構辛い…かも。

甘樫丘といえば…大化の改新の前に、蘇我蝦夷と蘇我入鹿の親子が権勢を示すために丘の麓に邸宅を構えていたという場所ですね。

飛鳥一円が眺望できる標高148mの小高い丘、ココにも太古のロマンが漂っています…。
と言うはずやったのに!?

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修学旅行の高校生でいっぱい!!!
賑やかなこと、騒がしいこと!

甘樫丘(あまがしのおか)じゃなくて、ここは『やかましのおか』になってるんだもんなぁ。
高校生はずいぶん、あまやかされてる…あまやか、あまがし… ああ、これは随分ムリがある!

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ここからは大和三山が望め、明日香が見渡せる絶好の場所でした。喧しいので次ぎ行こ!
何だかちょっと曇ってきましたねぇ。

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スタコラサッサ・ホイサッサと甘樫丘を立ち去りました。
それにしても、ココには2組のカップルが座ってましたが、彼らはこの横浜からやっていたであろうクソ喧しい高校生どもの喧噪には関係なく、2人の世界を創り上げていたのは見上げたモノです。立派! 

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おっとぉ~、見逃しまへんでぇ、こんな看板。では試飲にちょっと行ってみる?
と言う訳で、地酒も堪能しハイクは終わりを告げました。

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このように自転車で観光している人も多いですね。

古代のロマンを感じる『明日香』、また秋にも来る予定です。
何度訪ねても、秋は良いですよ…、だって飽(秋)きないモン!?

では、次回は沖縄シリーズに戻ります!