政治は誰のため? | The Sam's Room

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政治ってなんだろう…。
ここでは私的イデオロギーを論じる気もなく、特定政党をどうのこうのと言う気も全くありません。

ただ、『どうなってるんだろう?』という疑問とぼやき。
政治っていったい何なんだろう…。
誰のためにあるのだろう…。

国の動きを見ていると、『政局』の話しばかりがクローズアップされているような気がして腹立たしく思うのです。
どこどこの党が政治権力を握る…こんなことばかりが論じられています。いや、論じられるというのは意味が違うなぁ。『論』とは、もっと深い意味があります。だから、『論じられる』ではなくて単なる『言い争い』という言葉に替えましょう。
『お前なんかアカンぞぉ~、オレにやれせよぉ! オレが主導権を握るンや! 』
というような『言い争い』を政党間でしているだけように思われてなりません。まともな政策が示せるわけでもなく、さりとて、野党も画期的な代替案を提示するわけでもなく、何かあれば批判・中傷の世界がそこで繰り返されています。全くもって猿芝居…と言えば言い過ぎでしょうか。
政策を崇高な精神で議論するのではなく、『政権』の取り合いに必死の様相…。情けない…。

国民のみんなはどう思ってるんだろうか。今の政党はどこもおかしい。
民主党が私たちに任せなさい! と叫べば、自民党は、任せられるもんか! と反撃。 なぜかこの対立は滑稽にうつってしまうことも屡々…。アホらしい…、そんなことより、もっと真摯に社会に立ち向かえないのか。

予算委員会を始め、様々な委員会が開催されていますが、何かがあれば『揚げ足をとる』ことに必死になって、相手に非が少しでもあるとすれば『鬼の首』を取ったように大騒ぎ…。
テレビ中継でもあろうなら、はしゃいでしまって俳優顔負けの芝居をしているかのよう…。

アホくさい…
実に嘆かわしい…
国会議員が『こっけい議員』に変わる瞬間。
県会議員が『ケンカ議員』に落ちてしまう瞬間。

政治とは人間社会の中にあって、人を束ね、考えを束ね、みんなが幸福になるように『方向性を示す』ことじゃなかったの?

なぜ、権力争いが『いの一番』になる!
党利党略なんて後回しでしょうが…。
それをまたテレビや新聞はおもしろおかしく『どうなる、政局の行方!』なぁんて、アホらしいことを政治ショーさながらに騒ぎ立てている、なんと嘆かわしい…。

人間の強欲は果てしないもの。
人の上に立つ、人を・そして民を我が意の通りに動かす…そりゃ心地よいでしょうよ。自己顕示欲が強い人にとっては『政治』は最高の舞台かもしれませんね。かくいうワタシもどちらかと言えば『自己顕示欲』が強い方ですが…。でも、ワタシ、こんなンじゃぁ政治の世界に身を置くのはイヤです…。アホらしいモン。
そんなことはさておきですが、政治というものに凄く疑問を持つのです。

政治、という言葉の使われ方は、『まっすぐなものを曲げる』という意味にも使われます。『ものの道理を無視して権力に従う』という意味にもなります。また『強いものには巻かれなさい』という意味でもあります。
『キミぃ~、なんにも判ってないようだねぇ、それが「政治」と言うモンなんだよ!』
と悪代官ぽい政治家が言いそうですよね。

なぜ、それが政治なのか! 
アホちがう!? 
そんなことでは『一般の人々の幸せ』はどこに行ってしまったんですか?
国民のためとは言いながらも、実は政治家の欲望の充足に政治が使われてやしませんか。
権力を担う政党も、時期権力を虎視眈々とねらう政党も、もっと真摯に『政治』を考えて欲しいのです。そして、理想を前面に押し出す政党も、理屈ばかりこねていないでもっと現実論で考えてくれなきゃダメでしょ!

飢えた民を救う、無政府状態になった人々を導く、世界的な視野に立つ、本当の「政治家」はもっともっと『民(たみ)』のことを考え、もっと学習を積んで欲しいと思うのです。命がけで『政治の世界』に身を置くということ既に伝説だけの世界になってしまったのでしょうか…。政局に目を奪われてあたふたとしている政治家達…。何も知ろうとしないし、気づこうとしてないんじゃないかと疑ってしまいます、

知らない、気づかない(知ろうとしない、気づこうとしない)ことの恐ろしさ…。
テレビ番組の討論なんかで観ていると『やっぱりアカン…』と思ってしまう政治家、そして政党…。

口角泡を飛ばして知ったかぶり然として論議、いやいや『口げんか』をしていいるけれど、ホントのことは何も知らないんじゃないのかと疑ってしまう発言を繰り返す政治家、そしてそれを批判するのがエライと思っているドアホでシタリ顔のニュースキャスター。
どっちもどっち…目くそ鼻くそ。

あ~あ、ぼやきになっちゃった…。
政治は『民(たみ)』の幸福を追求するためのもの、権力や金儲けの道具じゃありません。権力にまみれる政党、そしてそうなりたがっている政党、正義の味方ぶる政党、そして中途半端な政党…、すべて含めて、

『政治よ、民の為にあれ!』

チョット、今回は別の視点で、感じることをタラタラ書きました。決して他意は御座いません!