ホテルでランチ。訪ねたのは、高級ホテルとしてその名を響かせていた『ホテル川久』。ここは白浜温泉の老舗ホテルとして君臨してきたのですが、バブル期に趣のある木造の建物をがらっと改装してしまい、洋風ホテルとして生まれ変わりました。建築費用300億円以上の贅を尽くした建物は村野藤吾賞を受賞しています。所がすぐにバブル崩壊、巨額の投資が仇となり売り渡す羽目となりました。2社ほど管理が替わり、今は北海道に本拠を置くカラカミ観光グループとなりました。
全室スイートで高級感を出し、値段も高く設定していたのが、近年はびっくりするほど安くなりました。これもカラカミ観光の営業力。
ただ、昔の川久を知るものとすれば、木造当時の高級感が懐かしく思われます。今の洋風建物はすごくお金をかけているけれど、すごく失礼な言い方をすれば、ちょっと豪華なラブホみたいで、トータルデザインがイマイチかな…。
全室スイートで高級感を出し、値段も高く設定していたのが、近年はびっくりするほど安くなりました。これもカラカミ観光の営業力。
ただ、昔の川久を知るものとすれば、木造当時の高級感が懐かしく思われます。今の洋風建物はすごくお金をかけているけれど、すごく失礼な言い方をすれば、ちょっと豪華なラブホみたいで、トータルデザインがイマイチかな…。
さて、そんなホテル川久で今回はランチ。
先ずはクルマで中国風の玄関をくぐり抜けると、『六人のこびと風コスチューム』のボーイさんに案内されてクルマを置き、ホテルに入ります。
先ずはクルマで中国風の玄関をくぐり抜けると、『六人のこびと風コスチューム』のボーイさんに案内されてクルマを置き、ホテルに入ります。
ここはずっとボーイさんが丁寧に案内してくれます。よく教育されています。
『お食事はどちらになさいますか?』とくだんのボーイさんに聞かれ、イタリアンが好きな私なのでそちらにしようかなぁと少し迷ったのですが、いつもここに来るとイタリアンなので、今回は日本料理の方を選びました。
ボーイさんに案内されてエントランスを抜け、2階の『レストラン 八仙』にはいりました。
柱は1本1億円以上もかけた人工大理石。
このためにわざわざ外国から職人を呼び作らせたというもの。
さて、いよいよランチ。一品もありますが、今日は和のコースを頼みました。
以下はそのお料理です。
『お食事はどちらになさいますか?』とくだんのボーイさんに聞かれ、イタリアンが好きな私なのでそちらにしようかなぁと少し迷ったのですが、いつもここに来るとイタリアンなので、今回は日本料理の方を選びました。
ボーイさんに案内されてエントランスを抜け、2階の『レストラン 八仙』にはいりました。
この天井は22.5金。5cm角の金箔を張り付けた立派なもの。
このためにわざわざ外国から職人を呼び作らせたというもの。
さて、いよいよランチ。一品もありますが、今日は和のコースを頼みました。
以下はそのお料理です。
前菜。冬なのに秋風の飾り付け。何故??
中身は烏賊、うなぎのゴボウ巻きなど
お造り。鯛、マグロ、烏賊、カンパチ。
牛肉の焼き物、サラダ。濃厚なお味、サラダととても相性が良くて美味。
天麩羅。えび、キスなど。カラッと揚がってます。
鯛のあら炊きとご飯汁のもの。とどめはでっかいあら炊き! これは満腹!
デザート。葛でくるんだ栗餡がほどよい甘さでgood
以上の内容のランチでした。お値段3,600円なり。このお値段でこの内容だとすごく満足できました。
ちなみに、ここホテル川久ですごいなぁといつも感心するのは『スタインウェイ』のグランドピアノ。ロビーに置かれています。クレモーナ大聖堂オリジナルデザインを忠実に再現した超豪華なピアノです。
ピアニストが見たらきっと唸るシロモノ。これがあまり使われていないみたいですごくもったいないなぁといつも思います。それと、このロビーでは音響的にはあまり良くないんだろうなぁ…。
環境の良い場所で、ステキなピアニストに是非とも弾いてもらいたいピアノです。
お昼をいただき、後はティールームで冬晴れの午後の時間をゆっくりと過ごさせていただきました。
『ホテル川久』
和歌山県西牟婁郡白浜町3745 TEL.0739-42-3322