こんにちは。枡田まりこです。

 

今日は

家具のレイアウトが、住む人に大きな影響を与えるのを身をもって体験したお話です。

 

我が家は玄関からいちばん近い場所に子供部屋があり、ここに娘2人が二段ベッドで寝ています。

 

クーラーが無かったため、夏は空気を通してあげようと思い、寝るときもドアを開けたままにしていました。

 

そしてドアの方に枕がくる配置でした。

 

次女は小学校低学年だったのですが、この配置にしてから、1日に何度も玄関ドアの鍵が閉まっているかどうかを確認するようになりました。

 

何をしているときでも、急に玄関に向かい、鍵が締まっているか確認するんです。

1日に10回くらいしていたと思います。

 

 

「鍵は閉めたから見に行かなくても大丈夫だよ」といくら言い聞かせても、この習慣は無くなりませんでした。

1年以上続いていました。

 

 

あるとき、家相や風水のコンサルをしている知人に家のレイアウトを相談したときに、次女の行動を話してみたんです。

 

そこでアドバイスされたのがこちらです。

 

 

寝るときはドアを閉めたほうがいい

 

寝るときは部屋の中の”気”が流れていないほうがいいそうです。

確かに、何かが動く気配があると落ち着いて眠れませんよね。

空気がこもるのは良くないかな、と思いドアを開けていたのですが、逆効果でした。

 

 

枕はドアと反対側にしたほうがいい

 

頭が落ち着いた環境にあるほうが安心できるから、頭は入口側を避けたほうがいいそうです。

 

ベッドにはヘッドボードがあると、より良いとのアドバイスでした。

 

 

 

このアドバイスに沿って、頭の向きを変えてドアを閉めて寝るようにしました。

 

すると、玄関のカギを確認する回数が少しずつ減っていき、3か月ほど経った頃には確認行動がゼロになりました。

 

子供心に不安があったんですね。

私に住まいに対する知識が無かったため、ほんとうにかわいそうなことをしていました。反省しました。

 

 

特に子どもは、自分で説明のできない不安や違和感を抱えていることがあるのかもしれませんね。

 

私がインテリアコーディネーターを目指して、さらに空間デザイン心理学Ⓡを学んでいるのも、

 

空間(=環境)が人に大きな影響を与えている

住まいの環境を変えることで、住む人の人生をより良くすることができる

 

ということを実感したためです。

 

日々学びながら、住む人が安心できるお部屋づくりを提案できるようがんばります!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

捨てるきっかけがほしい。

ひとりでは捨てられない。

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