地震が起きた日オフィスで仕事していて。
日系の会社なので本社からすぐに連絡があった。
シンガポールは有史以来地震が無い。
今回の地震もアジアニュースで繰り返し放送されているものの
目を留める人も無くいつもと変わらない光景。
ここの人たちには「関係ない」出来事なんだろうな。
私は今自分が何も出来ないことが悲しくて
家族や友人に何かあったらどうしよう。
考えたくないぐらいなのに。
今まであまり経験したことのない無力感を抱えて歩いていたら
中国語学校の先生から「ご家族は大丈夫ですか」というメールが来ました。
そしてルームメイトからも電話をもらい家に帰ったらアンティーと
娘さんがとてもとても心配してくれていました。
私の家族は全員無事だったの。
ありがとう。
でも私の友達の友達とか、家族とかまだ連絡が取れない人がいて
とても心配なの。
そういいながら気がついたことがある。
日本にいたとき他の国で災害や暴動があった時
その国から日本に来ている人達に声をかけた事は一度も無かった。
自分が今日本から出てみて"Japan は、家族は大丈夫?”と聞いてもらえる事のありがたさ、
そして「みんなもっと日本に関心持ってよ」と八つ当たりしたくなるような孤独感。
その両方を経験している。
シンガポールに来て中国人、フィリピン人、韓国人、アルジェリア人、インドネシア人、マレーシア人、
インド人、台湾人、イギリス人、色々な国の友達ができた。
彼らの国で何かあったら真っ先に声をかけようと思う。
「何もできなくてつらい」
そういうだけでその人は少しだけ救われると思うから。
今の私がそうであるように。