下に書いた「原発否定する奴って馬鹿すぎない?」というスレに続いて「「反原発派はすべてバカである。」というブログが正論すぎると話題に」というスレを見つけた。
 その引用元であるはずのブログは、検索したが見つからなかった。
 読んでみたがやはり馬鹿丸出しだった。
 自然エネルギーについて括弧付きで(自然エネルギーなんか全くアテにできません)と一言で否定しているし。
 しかしそれに続く議論の中で
>原発の発電コストは1kwh15円
>太陽光の発電コストは1kwh13円

>これが現実だぞ。
>そして年々コストの差は開いていく。
 という風にまともなことを書いている人もいる。
 問題なのはまともなことを書かれてもなお原発推進にしがみつく度しがたい馬鹿が少なくないということだな。
 まあ下に書いたように数年で判るようになるとは思うが、馬鹿な日本人がここまで多いという事実には、頭を抱えざるを得ないなあ。
 日本人って賢い民族だと思っていたが、間違いだったようだ。
「原発否定する奴って馬鹿すぎない?」
というスレを見つけたので読んでみた。
予想通り馬鹿丸出し。
「原発肯定する奴って馬鹿すぎない?」が正しいな。
世界の状況を何も知らないし、また知ろうともしない。
まさに「無知の無知」だ。
アメリカの状況一つ見ても、以前書いたように自然エネルギーはもの凄い勢いで増えており、逆に化石エネルギーは凄い勢いで減っている。
原子力も減少している。
こういう無知さが今の日本の状況なのだろうな。
無知は恐ろしい。
原発大国は原発利権大国に繋がる。
そして一端利権を握った者はそれを放さない。
それが今の日本なんだろうね。
放っといても数年で世界の現実に嫌でも気付くだろう。
そして軌道修正せざるを得ないことに気付くだろう。
しかしその数年の遅れは日本の競争力に大きな禍根を遺すだろう。
日本人はその遅れを取り戻せるのだろうか。
取り戻せると思いたい。
1,アメリカ99基
2,フランス58基
3,日本42基
4,中国35基
5,ロシア30基
6,韓国25基
7,インド21基
8,カナダ19基
9,ウクライナ15基
10,イギリス15基
だとのこと。
つまり日本は世界3位の原発大国だということだ。
しかも1位のアメリカは、人口あたりで言っても、国土面積から言っても日本よりずっと少ないとも言えるし、2位のフランスも日本よりも国土面積が広い国だ。
それに日本の42基というのもあの事故で減った数であり、その前までは50基ぐらいあったはず。
日本は中国やロシアという「大国」よりも原発の数が多いのである。
日本の突出ぶりがよく判ると言えまいか。
 「「火力発電+EVは本当にエコ?」と疑問を呈すマツダが「夢のエンジン」開発」
 と題した記事が産経新聞に載った。
 これを読んで私は「あちゃー」と頭を抱えた。
 世界の自動車がEVにシフトしようとしているのは、まさにこの電力源が、火力や原子力といった「汚い」エネルギーから、太陽光や風力といった「きれいな」エネルギーへと変化することをここ2~3年で決定づけられ、そしてこの勢いは変わることは無いと世界中の人間が思っているからだ。
 そう、日本人を除いては。
 それにしてもマツダのような大企業のTOPがこんな勘違いをするとは。
 マツダはかつてロータリーエンジンに固執し、会社を傾けたがまたぞろ同じような間違いを犯そうとしている。
 マツダと同じような勘違いをしている日本企業のTOPは、少なくないのだろうと思う。
 大電力会社とそのご機嫌取りをするしか能が無いマスコミが、日本の舵取りを間違えさせているという現実を思い知らされた新聞記事だった。
 NASAがアルファ・ケンタウリ探査計画を検討中とのこと。
 2069年打ち上げし、到達は2113年頃になるとのこと。
 この通りに実行されるとは思わないが、NASAが正式に計画を立てるというのが大きい。
 夢は大きくだな。
 明けましておめでとうございます
 今年もよろしくお願いします。
 今年はどんな年だったでしょうか。
 来年は良い年でありますように。
 2010年代の世界は、再生エネルギーが「テイクオフ」した時代として記憶されることは間違いない。
 そのとき日本はどう記憶されるだろうか。
 このまま行けば、時代の流れを読み間違えて衰退した馬鹿国家として記憶されることになりそうだ。
 そうではないことを祈りたい。
 日本人は中国を小馬鹿にする傾向が強いが、ことエネルギーに関しては、賢い中国に愚かな日本という状況になっている。
 そして日本人は己の愚かしさに気付いていないという最も愚かしい状況になっている。
 日本人が自国の愚かしさに気付くのはいつになるのだろうか。