「「火力発電+EVは本当にエコ?」と疑問を呈すマツダが「夢のエンジン」開発」
 と題した記事が産経新聞に載った。
 これを読んで私は「あちゃー」と頭を抱えた。
 世界の自動車がEVにシフトしようとしているのは、まさにこの電力源が、火力や原子力といった「汚い」エネルギーから、太陽光や風力といった「きれいな」エネルギーへと変化することをここ2~3年で決定づけられ、そしてこの勢いは変わることは無いと世界中の人間が思っているからだ。
 そう、日本人を除いては。
 それにしてもマツダのような大企業のTOPがこんな勘違いをするとは。
 マツダはかつてロータリーエンジンに固執し、会社を傾けたがまたぞろ同じような間違いを犯そうとしている。
 マツダと同じような勘違いをしている日本企業のTOPは、少なくないのだろうと思う。
 大電力会社とそのご機嫌取りをするしか能が無いマスコミが、日本の舵取りを間違えさせているという現実を思い知らされた新聞記事だった。