「私たちは生き残りたいのよ」と、メトーデが言った。
 紫織を見殺しにするのがメトーデが生き残ることに繋がるのか?と思う。
 結局紫織は生き残ったわけだ。
 メトーデの敗北な訳だ。
 レイシアの勝ちなのだろうか。
 むしろ危険視されて抹殺されることになるだけでは無いか?
 単にAIより劣った人間という種に生殺与奪の権を握られていることに対する苛立ちが現れているだけでは無いかと思う。
 極めて感情的だ。
 メトーデのいうAIとして優れているというのは感情的だということなのでは無いかと思うくらい感情が強い。
 特にメトーデはひどく強い。
 理性を損なうほどに。
 ではレイシアはと言うとメトーデよりも感情は強いのでは無かろうか。
 何となくそう思える。
 ただ理性で感情をコントロール出来るところが違うように思える。
 心=感情のない一般のhIEに対してレイシア級は感情=心がある。
 アニメでの描写を見るとそうとしか思えない。
 そしてレイシアには感情と感情をコントロールする理性がある。
 そう思えるのである。
 EUでは2000年から2017年のあいだに、2億9100万キロワットにのぼる自然エネルギーの発電設備を増加させたとのこと。
 そのうち92%を風力と太陽光が占めている。
 一方で従来型の火力と原子力を合わせると、200万キロワット減少した。
 ガス火力が9700万キロワット増加したにもかかわらずということである。
 2000年からの17年間で石炭火力は4100万キロワット、石油火力は4000万キロワット、原子力は1700万キロワットも減少したとのこと。
 大気汚染の原因になる石炭・石油火力と安全性に不安がある原子力に代わって、自然エネルギーがEU域内で拡大したことを示しているとのことである。
 劇場版の「サイボーグ009 Call of justice」を見た。
 劇場で1をビデオで2,3を見たのである。
 そもそも009は私が小学生の頃のヒーローだ。
 それが半世紀以上たった現代でまだ現役で頑張っているのだから子供の頃からのファンとしては嬉しい限りだ。
 さてと、今回の敵は超能力者だ。
 009達の切り札001の能力と五分以上の力を持っている。
 それはそれで面白いのだが。
 今回あまりヒットしていないようだ。
 次はあるだろうか。
 やはりあってほしいと思う。
 洗濯機から水が漏れるようになってしまった。
 この前のビデオといい、立て続けだな。
 修理が出来れば良いけど。
 メイドロボット、またはボーイロボットはいつ頃出てくるだろうか。
 既に技術的には出来上がっていて、あとはコストの問題だけのような気がするのだが。
 それともまだ技術的な問題があるのだろうか。
 メイドロボットの市場規模は自動車の市場規模を遙かにしのぐと思われる。
 だからどこのメーカーもこの市場を少しでも早く抑えようと思っていると思っているのだけれど違うのかな。
 どうなんだろう?
 NHK脱炭素革命の3を見た。
 中国が一気に出張ってきている。
 ちょっと前まで、「脱炭素革命」を妨害する悪の国のイメージだったのに、この数年で脱炭素革命のリーダー国に成り代わった。
 アメリカがリーダーを止めている間にである。
 そして、日本は未だに火力発電所に投資する悪の国のイメージになりつつある。
 これはゆゆしきことだが、日本人はその重大さが全然判っていない。
 大変なことなんだが。
 
 アラブ首長国連合のアブダビに建設中の百万kwを越える大型太陽光発電所が紹介されていた。
 これは有名だが映像で紹介されると説得力がある。
 驚くべきはその安さ。
 1kwhあたり2.6円という。
 火力発電の五分の一だ。
 もちろん原発なんか比較にもならない。
 中国が主導しているが、日本の丸紅が一枚かんでいる。
 それが救いか。
 中国は安い太陽光パネルを武器に、世界の再生可能エネルギー市場で完全に主役になってしまった。
 これを覆すのはもはや無理だな。
 中国が軍事膨張路線を止めて平和裏に世界のリーダーになるのであれば警戒することも無いのだが。
 それは無理なのだろうか。
 昨日3月13日火曜日のBSフジのニュース番組プライムニュース(PM8:00~10:00)に小泉元首相が生出演し、脱原発論を披露してくれた。
 言っていることは全く正論で正しいし、それをあの小気味良い口調で話してくれて痛快だった。
 ただBSのニュース番組ではどのくらいの人が見たか不安であるが。
 小泉元首相は首相時代は原発推進派の言うことを信じ込んでいたとのこと。
 それが震災で疑問に思い自分で調べてみて自分の過ちを悟ったとのこと。
 小泉氏なら安倍首相にも影響力を及ぼせるし、実際言っているらしいが、安倍首相は苦笑いをするだけとのこと。
 おそらく安倍首相には判っているのだろうが、五十基もの原発の廃炉作業の大変さを思うと今は考えたくないというのが本音なのではあるまいか。
 安倍首相を買いかぶりすぎているかもしれないが。
 「脱炭素革命」の2は、電力会社についてだった。
 大体知っていることではあったが、映像で見ると説得力が違う。
 しかしここでも日本の取り組みが批判されていた。
 それは私も言っていたことだから反論のしようも無い。
 事実だからだ。
 日本はこのまま情けない国になってしまうのだろうか。
 NHKで放送された「脱炭素革命」の1,2を見た。
 1は意表を突いて世界の金が、脱炭素に動いていることの説明だった。
 その中で日本だけが、脱炭素革命に反するような動きをしていた。
 安倍首相、悪役だなあ。
 好きなんだけど、確かに、脱炭素、さらについでに言えば脱原発の流れの中で日本の首相だけ異質だ。
 あ、もちろんトランプも異質だけど、アメリカは実業界が脱炭素に向かっている。
 日本も脱炭素に向かっている実業界の部分もあるけど心許ないなあ。
 日本は実業界が原発にしがみついているために、政界までそれに引きずられている感じが強い。
 それにしても、日本が石炭火力発電所の輸出に力を入れているのは本当だろうか。
 CO2排出量は従来のモノよりは少ないが、十数%少ないだけだ。
 話しにならない。
 CO2排出を完全になくす技術があるように思っていたが無いのだろうか。
 無ければ反対するしか無いな。
 メトーデはレイシアを「できそこない」だと言う。
 本当だろうか?
 むしろ紫織が言ったとおりメトーデの方が出来損ないなんじゃあないだろうか。
 メトーデの傲慢さは劣等感の裏返しではないかと感じる。
 そういう複雑な感情をメトーデは持っているように感じるのである。