ポジションの巻戻しが需給の中心で、日銀の金融緩和が震災後のリスクオフ円買いの反転のタイミングから84円台まで上昇したドル円。 その後、貿易赤字の材料も出尽くしてテクニカルでの戻し(円高)へと再度切り返されている。 上昇が続くと想定すると戻しは半値で80.17、その後重要な79.13までと予想している。 昨年以降、約9ヶ月の間80円以下に沈んでいてドル買い介入でも届かなかった80円だが、底を抜けるかのような大きな反発が約一ヶ月で起きたことは底確定のシグナル80%くらいだと見ている。

現在は、企業決算前の理由から米国ダウ平均の利食いで調整局面を迎えていることでリスクオフの円高が意識されているところだが、そのイベントを過ぎれば今年は大統領選だというシナリオが再認識されて再度円安へと舵を戻しそうな匂いがする。 ダウ平均の調整終了と連動してドル円も79円前半での反発があれば、クロス円共々上昇に転じるタイミングが合うと予想する。 長い間の円高を脱しての初動だけに最初は短期で急上昇、その次の波で大きく長めの上昇を見るのが市場心理というもの。 ここはそれに掛けてみたい。

うまく調整が入っていることで、今年87円の高値予想だったが、92円まで上値を大きくしてみたい。 円安で企業マインドが復活すれば、意外感のある復興需要も相まって消費税増税は免れなくとも、景気を上昇されるのに一番大切な人々の心の持ちようであるマインドの上向きがデフレ共々すっ飛ばしてくれるのを願う。

ユーロ円は予想を大幅に上回って110円台まで、こうなると押し目は106円後半までだがドル円の動きが堅調さを増しており、バーナンキ議長の議会証言でインフレを気にする振りありドル買いに拍車が掛かっている。 ドル円が82円の半ばを目指すとなるとユーロドルが1.30-1.32台で下げ止まる予想をしていて下落してもゆっくりペースと見ており115円の目も出てくる。



一方、金価格の暴落で頭が重くなった豪ドルは、フィボナッチ55日目の今日、高値をつけたとなると急速な下げに気をつける必要があり、1.06台まであると1.0474、1.0240までの押し目への動きが可能性としては大きい。 原油や金価格に目を配りながら豪ドルはショートで良いだろう。  ドルで米株を買うのが今は得策か。

ほうらね。

ドル円あっさりと80円回復。

次のターゲットは、81.37、マックス82、28まで。


ユーロ円は106.39 マックス107.62まで。


短期での戻しは急なのでしっかりストップロス設定をする必要があります。



一方向の長い円高基調に変動の波がやっと押し寄せている。 著名なアナリスト達は78円くらいから連日のように重い、重い、上値は一時的でまた円高と連呼していたがこのところ80円台を睨んでどっちつかずの言い訳戦争が盛んだ。 アナリスト達は現場の動きをリアルタイムでつかんでいる訳ではないので、なかなかチャートを駆使したテクニカルに踏み込むのは時間がかかる。 日足で追っかけても数ヶ月遅れることがしばしばで、転換期を見損なってしまいがち。 為替相場はそもそも世界中で24時間情報を手にしながら、どこから資金が流れているかも分からない中での、これこそ資本主義に於ける市場経済の見本の代表的なものであって、ファンダメンタルを追いかけて十分儲けが出る株式相場と違い、大きな資本勢以外はレバレッジをてこに使うしかないことから短期での勝負が求められる。 株式相場はファンダメンタル7、テクニカル3に対し、FXは3対7くらいの違いは感じられる。 


為替は経験も踏まえてみるとテクニカルで見るほうが確実だと思っている。 ギリシャ問題をどれだけ研究しても底打ちを当てられるプロはいないだろう。 ユーロドルの反転は今年はじめのシカゴ先物での通貨取り組みでユーロショートへの行き過ぎの動きからの反転(需給はテクニカルにはいる)から始まったもので、ギリシャ問題は先延ばしされていたが、先行きの予想が明暗を分かちあいだしていたことで利食い千人力の動きとなったのは良い例ではないか。 そのときはまだEUからの資金援助への方向は見えていたが、ギリシャ政府の反発があったという実態は数ヶ月変わっていない。 ギリシャを含め欧州債権国の格下げが1月13日でそこでユーロドルの底値内となったが、背景はポジション調整を待っていたからに他ならないと思っている。 半年タームで売られてきたドル円がそろそろと皆思っていたときに、日銀の国債買い入れと金融緩和へ動いたのは待ってましたとばかりにポジションの巻き戻しの好タイミングとなった。 あれっ輸出のリパトリ売りは??と思いつつ、上値が重いと言われながら続伸から下値固めをしているドル円はその後の貿易収支の赤字へと見方が移ったためにファンダメンタル要因を思われているがそれは後付けの理由をしたからである。 テクニカルではドル円が80円台付近にある抵抗線を抜けて半年振りのトレンド反転となるか見られているよう。 今はまだまだ上値が重く円高に戻っている派といやあ貿易赤字から経常赤字の背景があって円安へと傾斜していく人達と二手に分かれているようだ。


ダブルボトム形状のドル円チャートから見ると上昇を睨んでの展開が続くと思われるが、短期で見ると完全に調整する必要があり、例え80円台に乗ったとしてもそれは騙しで昨日が高値だとすると78.40くらいまでの一押しが今週末くらいまでにはあるはず。 80円に乗ると市場のストップを巻き込んで80円半ばまでの急騰があるかもしれないが、その日のうちに79円前半まで落ちると調整が一週間程度は必要であろうか。 テクニカルは市場参加者の心理を反映しているもので、チャート研究は常に必要である。 

ギリシャ支援問題がすんなりと解決とはいかないが、イタリア、スペインなど南欧勢への飛び火が減ったのも相まって市場はユーロの買戻しの流れを演出している。 97円台をつけて反転に転じたユーロ円は悪材料をこなしていく動きと円相場へ介入警戒感があり、103円台へと回復している。 ここ数日ギリシャ支援に向けての会議が頻繁に行われており、ぎくしゃくした動向だがなんとか意思統一の方向へ向かっているように思える。 欧州単一通貨連合から唯一といっていい程の格差を享受しているドイツとしては、市場の圧力のテーマであった欧州統一債券発行=財政統合への動きを忘すれさせようと躍起になっていることが背景となっているよう。 サポートしているフランスも大統領選挙を控えており、長期的に体質改善というよりはモルヒネを打ってとりあえず今をなんとか、、という方向へ動き出しているのはドイツにとっては好都合でとにかくギリシャ問題解決へと合意へ必死であろう。 


世界中で今年は選挙が目白押しであるために、長い目での問題解決よりはとりあえず短期で見栄えを良くする動きが顕著に出ている。 市場はそのジレンマを付いて警告を鳴らしたいようだが、政府や財務省の通貨や資金需給への介入があってなかなか突っ込んだ動きは演出出来ないでいる。 時間との勝負と見た米国はイラン問題で国内問題をすり替え気味であり、新興国、特に中国には金融緩和を促しているように思える。 新興諸国の利下げの動きがニューヨークダウ上昇の背景の一つとなっているのでは、という動きである。 テクニカルでは13000ドルへターゲットを狙って買い仕掛けがありそうで、突破すると日柄調整を経て波動から計算すると14500ドルまでは可能性が出てくるから驚きのレベル突破となりそう。 そうなると復興需要と中国観光客などの復活が計算以上の伸びを見せると思っており、12000円という株価も見られるかもしれない。 そうなると民主党は選挙で有利になるかもしれない。 あまりこういったシナリオは聞かれないので、逆に要注意ではある。 


復興需要はストレス需要も相まって大きな需要の源となってくるだろう。 民衆のマインドがどう消費動向へ影響してくるかは予想しづらいが、円高は維持してもらい物価は低いまま(特に原油)で推移していって欲しい。 まあ消費税上げはしょうがないとしても逆転マインドが簡単に収まるとは今回は思っていない。 天災によってあれだけの辛い思いをした東北の人達には12000円回復するくらいでもまだまだだと思っている。 1000年に一度の大震災から立ち直る動きは反動が大きいのは間違いない。 


我々は世の中で絶滅危惧種となることを祈って! 


昨年暮れに書いたブログではユーロ売りの推奨をしていたが、ユーロドル1.2、ユーロ円90円割れまで600-700ポイントまできている。 つい一ヶ月前はユーロ円104円、ユーロドル1.35台であったから、あれからターゲットまで既に50%は下げていることになる。 ということは残り半分の下げを約1年間のうちにいずれかのタイミングで行うのであるから、これからの下げ足の速さには付いていかない方が良いのではないか。 来週中までにはユーロの買戻しがあると予想していて、シカゴ先物でのIMMのユーロショートの多さが少し緩和されないといけないと思っている。 ユーロは歴史上まれにみるファンダメンタルでの下押し要因が背景とはいえ、テクニカル要因も含んでいかないとターゲット達成とはいかないだろう。 それには日柄調整が騙しを入れて必要なのかもしれない。 短期反転を予想するのは愚弄だが、予想が違っていてもユーロ円85円は不可能だと思っているので日と戻りは3月までには訪れよう。 戻しが100円とするとそこから10円幅は簡単に行かない。 今年前半がユーロへの修練の日々だというアナリストが多いが、ということは今は下方向の要素が余程大きく写っているからで、下方向は合っていても、値の振れとタイミングを予想するのはまず難しい。 年末までややユーロ弱しという薄っすらとしたトレンドが付きまとうように思える。 逆を言うと、ドル買いの目も出てきそうな予感がしている。

円は復興需要が思っているより大きい感じがしているので、消費税増税を打ち消して堅調な推移。 動くとすれば介入と国債への思惑だろうか。


果たして、今年龍のごとく昇る通貨はどれであろうか。

約一つ気前に前回の記事を書いたが、その時ユーロ円103円ー104円台で推移していた、ユーロドルは1.34付近であるから若干のドル高と言えようか。 あまり同意が少なく欧州での国債スプレッドの拡大や国債の不人気さがあるにも関わらず動きが鈍い。 ヘッジファンド勢はレバレッジの引き上げで資金難で仕掛け辛くなっており、日本の大地震もあり今年の年末は皆静かにしているようなセンチではないか。



それでも株価の軟調さや貿易量の急減さは、じりじりと経済のマインドを下方向へ押し下げていく。 対市場で苦心が見えるドイツやフランスの高官は、国債への保険であるCDSに制限をつけて保険が下りない可能性まで醸し出し、大手各付機関への批判も行っており、欧州通貨連合対市場の構図がはっきりとしてきた。 結局は主軸のドイツ、フランスが全てをコントロールしたいわけで、正に戦後の後始末に追われているような雰囲気も感じられる。



こういった状況だと失業率や人口増加、市場への開示が素早い米国のドルに需要が向かうのは致し方ない。 ユーロ売りというより、リスクオフのドル買い、プチ円買いとなっている。 ユーロ売りが鮮明になっていくのは年明け以降の欧州の出方次第であるが、市場は最近頻繁に取り出さされている共同債券への要求を大きくしていくであろう。 それに対抗すればしっぺ返しが待っている可能性があり、ドイツは市場と対話をする必要に迫られる状況が作られそうだ。 しかし国民性や今までの歴史から考えて国民の意に反するかのようにドイツが折れるとは考えにくく、ユーロへの不信感は今以上に大きくなっていくと考えられる。 ユーロ円の90円割れ、ユーロドルの1.2割れが来年前半のターゲットとなろうか。 いずれにせよドルの戻りは簡単に終わりそうもない。

欧州の混乱でこれからは銀行への資本比率へのプレッシャーが日に日に大きくなり、資本増強からその後は日本のバブル崩壊の流れであった、融資規定の厳格化とリスク回避の動きが顕著になり、欧州系の銀行から資金を得ていたところに綻びが出るのも時間の問題。 ユーロの軟調さは各国の財務赤字問題は織り込んだように見えるが、その先の経済運営のつまづきまでは見通していない。 ユーロ円はドル円の軟調さも加わって、私が担当していた頃の80円台まであるのであろうか、最低でも95円辺りまでの可能性は大きいのではないか。


あの頃1990年代後半は80円台で下げ止まったのはある日本国内の資金の買いから始まっている。 金融機関の名前は明かせないが、毎日のように大きな金額で買いあがっていたのを思い出す。 90円超えた頃には、市場からまだ下だなどと言う投資かも徐々に後退していたようだった。 さて今回は100円割れからの勢いがどこまで続くのか、動かないドル円相場を見ているとそれだけが妙味のように思えてくる。 介入を怖がらず、皆さんショートで攻め続けましょう。

ギリシャが先導している欧州危機も市場は徐々にリスクを取り込んでいき、方向的にはファンドへの規制、ギリシャ債務削減への圧力や計画実行、EFSFのレバレッジ拡大で各国の銀行資本増強をカバーして実質のギリシャ財政デフォルトをクリアーしようとという方向で落ち着きが徐々に見られてきたように思える。 米国の次は欧州バブルの後始末と、戦後の軍拡からの後始末と現在の資本主義行きすぎの後始末には大いに時間が掛かりそうで流れが非常に似ていよう。 


バブルといえば日本が先導し1989年の株式最高値からの暴落はリーマンショックとギリシャ問題とも似ている。 この時は不動産の急上昇、いわゆる地上げを抑えるために政府が総量規制というものを発動したことがバブル崩壊のきっかけとなったとされている。 中国でもまた同じ状況になろうとしている。 中国の都市部は金利上昇にも関わらず未だに価格堅調であるが、郊外では不動産取引に変化が見えており、政府の幾つかの引き締め策により成約率が減少しだした。 こつんとくると人々の心理に大きく影響し都市部の成約率の大幅な減少が見られると一気に暴落する可能性も出ているのではないだろうか。 そうなると中国経済動向に大きく影響を受けやすい豪国への投資家心理が影響し、豪ドルの軟調というシナリオも出てくるだろう。 中国経済が下向きとなると、連想でブラジルやインドも同じ目を見る可能性があり、投資家のマネー引き上げとなると非常に危険をはらむ世界経済となるかもしれない。 バブル崩壊の後始末は米国、欧州の次は中国となるシナリオも頭においておく必要があるかもしれない。

ここしばらく振りの円安の動きだろうか、欧州がEFSFを後ろ盾にして銀行への資本増大、IMF資金強化論など、また欧州共通債券まで話が及んでいて市場はある程度理解を示しているようでリスク資産へマネーが回帰している様子。 日本でも海外企業を買収する動きが拡大しており、新興国を含めて計画を積極的に進めていることなどが背景ではなかろうか。 思惑としては米国と韓国のFTA可決の動きから韓国は輸出高が増加するという将来の予測からある程度ドル高で推移、しかし米国は依然ドル安ということだろうか韓国にドル買い介入の下地を作っておいて米国債券を買わせるための背景が市場に出ているのかもしれない。 円高よりウォン高へと妙味が移っている可能性もある。 この結果から日本輸出産業はダメージを受けるという予想が立ち、円安へと市場は促されているのかもしれない。 G20前ということも少なからずリスク回避をまた回避する動きの背景として挙げられるだろう。



昨日は最初は豪ドルやユーロドルの上昇がクロス円をリードしていたが、ドル円はある程度下がったところで買いが入ってクロス円をもう一段高みへと促したのは珍しい。 テクニカルでは底打ちとなるにはユーロ円の108円まで待ちたいところ、ただ底値から一気に上昇しているところをみると下値が堅くなる可能性が大きくなってきた。 重要なのは今日と明日の動きでユーロ円が103円台へと戻るならこの上昇の意味は小さくなってくるだろう。