もう応募した?映画『Tokyo Fiancée(トーキョーフィアンセ)』の出演者募集中 | penのフランス語日記

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「虎と小鳥のフランス日記」でフランス語を学習中のpenの日記。独学です。トリュフォーの映画を字幕なしで楽しむのが目標。フランス語とフランス全般の情報を楽しくご紹介。初心者むけの文法、語彙、ディクテなどの学習法、フランス映画、フレンチポップスの話題もあり。

こんにちは。penです。きょうは日本にゆかりのあるフランス映画の出演者を募集している広告を読んでみます。

Odaiba Bridge, Tokyo - 無料写真検索fotoq
photo by Sprengben [why not get a friend]


元記事はこちらです。2013年1月27日の広告です。
Cinevox | Casting Urgent pour Tokyo Fiancée de Stefan Liberski


Casting Urgent pour Tokyo Fiancée de Stefan Liberski
// 27-01-2013
ステファン・リベルスキ監督のトーキョー・フィアンセの出演者急募

Pour le prochain long métrage de Stefan Liberski « Tokyo Fiancée» d’après Amélie Nothomb, la société de production « Les films du Worso » recherche (pour des rôles) des personnes d’origine japonaise parlant impérativement japonais (langue maternelle) et avec des notions de français ou d’anglais
ヴォルソ(Worso)フィルムという制作会社が、アメリー・ノートン原作によるステファン・リベルスキ監督の次回長編「トーキョー・フィアンセ」の出演者として、日本生まれで、母国語として日本語を話し(これは第1条件)、なおかつフランス語か英語が少しできる人を探しています。

- Un très beau garçon entre 18 et 25 ans
- Des garçons entre 18 et 25 ans
- Une jeune femme entre 16 et 25 ans
- Des femmes et des hommes entre 40 et 80 ans
- 18歳から25歳までのとてもハンサムな男性一人
- 18歳から25歳までの男性数名
- 16歳から25歳までの女性一人
- 40歳から80歳までの男女数名


Si vous êtes intéressé et que vous correspondez à la recherche, merci de vous inscrire sur la page suivante et de remplir les champs demandés
もし、条件にあい興味がある方は、以下のフォームに記入願います。

< このあと申し込みフォームへのリンク(仏語と英語であります) >

pouvez également envoyer une photo de vous avec : nom, prénom, âge et numéro de téléphone à l’adresse suivante
さらに、名前、年齡、電話番号をそえて、写真を以下のところにメールしてください。

<ここにメールアドレス >

s’agit d’une prestation rémunérée
報酬は支給されます。

✡単語メモ
long métrage 長編映画 
cf. moyen métrage 中編、court métrage 短編
impérativement 強制的に、命令的に、絶対に と辞書にあったので、第1条件、絶対条件ということです。
ちなみに imperatif は命令法(文法用語)。
notion 基礎知識 ちょっとできればいいと思います。舞台は東京なんで、東京の人がみんな英語やフランス語をぺらぺらしゃべったら事実と違いますよね?


日本側のキャスティングする事務所などは調べてないのでわかりませんが、撮影はこの春、ベルギーと東京でされるようです。

求人求職系のサイトや、ツイターなどではすでに1月半ばに告知があったようです。でもまだ申し込みフォームがあるので、募集中だと思います。

この手の映画は主役が大事ですよね?たとえ演技の経験がなくても、監督のイメージにぴったりあっていれば選ばれますので、出演してみたい方はぜひ応募してください。

特に「虎と小鳥のフランス日記」のメンバーさん、みんなより一足先に地上の星になるチャンスです。
※地上の星って?という方はこの記事の真ん中へんをごらんください⇒あなたはパリに行く?それとも地上の星になる?:会話講座フォローコース募集開始のお知らせ。


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原作者のアメリー・ノートン(Amélie Nothomb)はベルギーの作家です。1966年生まれ。日本のアマゾンには日本生まれと書いてあったけど,Wikipédiaにはブリュッセル生まれとありました。

父親が外交官だったので、日本、中国、アメリカ合衆国、東南アジアなどに住んだことがあります。

日本で有名な作品は«Stupeur et tremblements»(恐れ慄いて)。これは日本でのOL体験をもとに書いた自伝的小説。ご存知の方も多いでしょう。


フランス語の小説です⇒Stupeur Et Tremblements


この小説は映画になっており、「虎と小鳥のフランス日記」受講生さんで今は卒業されたRicottaさんが記事にされています⇒3 livres portés à l'écran (1) / 映画の原作本3題 その1|Ça va aller.


Tokyo Fiancée も自身の体験をもとに書いているそうで、日本でフランス語を教えていた自分と、生徒の男性との恋の話です。

日本のアマゾンには英語版がありました。

英語版です⇒Tokyo Fiancee


最後までお付き合いありがとうございました。
次回の広告の記事でまたお会いしましょう。

pen