仕事をしていくうえで大事なことは沢山あります。
その中で、企業(経営者)が社員、従業員に望む一番重要なこと
は、人を育ててもらうことです。
『人財育成』
私は、常にこう言っています。
人材ではなく、人財!
企業にとって人は大事な財産なのです。
あるクライアントさんの話ですが・・・。
「コスト削減をして収益性をあげたい」という要望がありました。
ま、本音はリストラで人員削減をしたいってことなのですが・・・。
よくあるご要望に対して現状把握してみると、驚くべき実態が
見えてきます。
今日はそんな一例を紹介します。
その現場の従業員構成は、
社員2名、パート10名
社員はともに中途入社で業歴5年、パートさんは全員業歴10年超。
仕事における経験、知識ともにパートさんが上回っているなかで、
社員に対して経営者からの言葉は・・・
『パートさんを管理して、コスト削減に努めるように!』
仕事の段取り、意思疎通、稼ぎに対する執着など、パートさん同士の
一体感はかなり強固な中で、社員に出来ることは何もない状況。
結果的に、社員は報告書にパートさんがやったことを書くだけの仕事
になり、会社には報告書を出して
『管理しています』
『これ以上の効率化は、工場設備の刷新以外有りません』
と、正面切って言い切る。
こんな現場だと
『要らない人=社員』
ってことになってしまうのですが、社員をリストラすればことは解決する
かといえば、何ら解決にならない・・・。
何故なら、解雇ってそんな簡単なことじゃないから・・・。
私がこのクライアント様へ提案したことは・・・
『社員=管理者』の考えを捨て、『社員とパートを同列で仕事をさせる』
でした。
何故なら、社員だから仕事ができるわけでない。パートさんだから劣って
いるわけでない。
『猿山のボス猿』選びのごとく認められた者を『管理者』とする考えで
『パートさんに対して権限移譲、業務領域拡大、待遇見直し』
を行いました。
その結果・・・
社員、パートともにぶら下がり気質の人が淘汰され、仕事にしがみ
ついて頑張ろうとする社員、パートが成長し
『かけがえのない人財』
となり、経営者の望む
『コスト削減と生産性向上による収益改善』
の実現となりました。
経営者の皆さんへ。
貴社では
『パートだから・・・。○○だから・・・。』
などという理由で仕事を制限してませんか?
思い切って任せてみてはいかがでしょう!
思わぬ成果が得られるはずですよ!