RIM15 | 水木興産@ミズリン元帥のブログ

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クッキー☆声優の推し活を書けるようになりたい

〇町中華「紅屋」・店前(夜)

店主の声「(怒鳴り声)唯ちゃん! AOI姉貴はもういねぇよ!」

  慌てて出てくる男たち。

  店主は包丁を持って出てくる。

店長「何ヘラヘラ笑ってんだよ!(涙声)ホモか何かしらねぇけど、

 お前らのせいだからな! 唯ちゃんがいなくなったのは!」

 

〇唯の家・外観(夜)

  明かりが点いていない。

  前より寂しく感じる外観である。

  強い風の音がビューっと吹く。

 

〇唯の家・唯の部屋(夜)

  パソコンはスリープ状態。

  その前でうつ伏せになって

  ピクリとも動かない唯。

唯の声「ただ、TUHUが……RIMが……」

唯の声「(冷静に)RIMが好きだっただけなのに……」

 

〇スキマ空間

  現実とTUHU成果の境目。

  ※ 歪んでいる空間をイメージ。

  彷徨っている唯。

唯「ここはどこなの? どうしてこんな所に?」

RIMの声「いた! 幻想郷を! 私を助けて!」

   唯は見上げて

唯「(驚愕)RIM!」

 

〇スキマ空間・上空

  RIM、下を見ている。

RIM「(下りながら)貴女が声優☆! クッキー☆声優!

 お願い、私たちを助けて!」

唯の声「本物! 私、夢でも見ているの?」

RIM「(必死に)幻想郷にホモが押し寄せてきたの! 貴女たちの力が必要なの!」

 

〇スキマ空間

  唯の顔が曇り、後ずさり、

唯「(嫌悪)ホモ!」

RIMの声「彼らが幻想入りしてきたの! お願い力を貸して!」

唯「来ないで! 彼らの……彼女らのせいで私の生活は滅茶苦茶よ!

 もうバイトにも、学校にも行けない……私が何をしたって言うの!

 そんなにヴォイスドラマって悪いものなの? 棒読みが何だって言うのよ!」

 

〇スキマ空間・上空

  ビクッと止まるRIM。

RIM「一体何が……」

唯の声「(半泣き)顔を晒され、個人情報を晒され、何でこんな目にあわないといけないの!」

  RIM、悲しそうな表情。

唯の声「TUHU……」

  スキマ空間

  俯いている唯。

唯「そうよ! TUHUの所為でこんな目にあったのよ!

 幻想郷? それがどうしたっていうの、私には関係ない!」

RIMの声「(悲しい)辛い過去があったのね。でも、お願い、

 私たちを助けて! 貴女の力が必要なの!」

 手と手が組み合うRIMと唯。

 

 〇虚無空間

  真っ暗な空間。

  いや、少し光が差し込みかえって不気味。

  RIMが歩いている……

  いや、ボロボロのRIM衣装を着た唯(以下、覚醒RIM)である。

  覚醒RIMは頭を押さえてフラフラと歩いている。