RIM「(焦り)くッ!」
RIMは無数の札を持つ、
拡げるとテンポ良く
投げつけていく。
カン!カン!カン!カン!
と弾く音。
○巨木に突き刺さる札
9枚の札がダッダッダッと
テンポ良く刺さる。
○地面に突き刺さる札
9枚の札が同じく地面に!
○幹に突き刺さる札
9枚の札が同じく刺さる!
○枝に突き刺さる札
9枚の札が同じく刺さる。
いや、枝を切り裂き、枝が落下!
○魔法の森
札を構えるRIMの上に枝が!
間一髪で回転して避けるRIM。
男の声「……36。普通だな……」
疲労の色が隠せないRIM。
RIMが構えると札がRIMの
周囲を回り出す。
RIM「夢想封……」
男の声「キャンセルだ!」
男の声で札がエネルギーを失い、ボトボトと地面に落ちる。
驚愕の表情のRIM。
男の声「植え付けを行う♂」
MRSの声「(懇願)く、来るなぁーーッ! (泣き声)RIM、助けてくれーー!」
男の声「俺も仲間にいれてくれよ」
大麻を払いながら、突っ込んでいくRIM。
RIMは必死の形相で大麻を振るう。
男の声「だから、突っ込めって言ってんだよ」
RIM「(張り上げ)アンタ達、何者なのよ! 私の大切なMRSをすぐに離しなさい!」
と、RIMの眼前に隙間が開き、転げ落ちる。
男の声「ブスり♂」
MRSの声「アッーー!」
○スキマ空間
目のような模様が沢山あるスキマ空間。
転げ落ちてくるRIM。
RIM「(怒り)どういうつもりなの! MRSがッ! YKR答えろッ!」
YKRの声「あのまま突っ込んでいたら、アンタ、彼らにやられていたわよ……」
大麻を持つRIMの手は震えている。
YKRの声「(無責任に)大丈夫よMRSは。彼らはホモ。女になんか興味はないわよ。
後ろが無事かは知らないけど……(くすくす)」
RIM「ホモッ!? それが今回の異変の元凶!」
大麻を強く握りしめるRIMの手。
YKRの声「どうする気なの? 正体を知ったところで、アンタ一人じゃどうにもならないわよ」
RIM「ALCやSNEたちにも協力して貰えれば!」