RIM その6 | 水木興産@ミズリン元帥のブログ

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クッキー☆声優の推し活を書けるようになりたい

陽子「あの人は唯なんかに興味ないわよ。

 私にぞっこんだから」

唯「……私の裸を見たって言ったでしょ」

陽子「一緒に暮らしてんだから、見たくなくても

 目に入ることはあるでしょ」

唯「わざわざ風呂に来た」

陽子「仕方ないじゃない。洗面所があるのは

 そこだけなんだから……」

  食べ終えた唯、食器はそのままで出て行こうとする。

陽子「母さんは39よ、この先、一人じゃ寂しいわぁ」

  唯は台所から出ていく。

陽子「あの人なら寝ているからシャワーだけでも

 浴びなさい。臭いわよ……」

  遠ざかる足音。

  陽子の視線はテレビのまま。

 

○唯の家・唯の部屋(朝)

  静かに部屋に入る唯。

  目に入るRIM人形。

  唯は徐に制服を脱ぎ出す。

  安物、ペラペラのRIM衣装を着だす。

  唯はヘッドセットを取り出して装着、

  パソコンを点ける。

唯「初めまして、(どんどん小さな声)北沢ゆ……、

 (大きな声)葵です!」

唯「性別は女子。RIM役のcv募集とのことで

 応募させていただきます。では、台詞を

 言っていきます。『(高い声で)休憩中よ。』

 『なかなかやるじゃない!』『残念ね!』」

  唯は一呼吸を置く。

唯「ボイスドラマは初めてです。TUHUの作品が

 本当に好きです。RIMが大好きなのでぜひやりたいです!」