館のレストランのハロウィンビュッフェ　その4

お越し頂きありがとうございます～
わんこズ次女、カタナです。

羽生結弦単独公演の第三弾、「Yuzuru Hanyu ICE STORY 2nd "RE_PRAY" TOUR」、行って参りました！！
もちろん、現地なんて取れんし行けんし、体験したのは初日バージョン、映画館のライブビューイング。

最初の予定上演数よか映画館増やされたですが、当日には完売なっとったそうな。
取れてよかったぁ・・・・

今回のテーマは、「生きる」ことをゲームの世界感に落とし込んだアイスストーリー。

オープニングからリンクの大画面に映し出されたのは、ゲームコントローラーを握るゆづ。
（手元の懐かしき「セレクトボタン」にこっそり萌えました♪）

全体を構成するのは、ショー内で使われとる楽曲からも、PCゲームの「UNDERTALE」がモチーフかなと。
このゲーム、独特なテーマも含め、本来なら何度でもコンティニューが可能な「ゲーム」て世界に敢えて非可逆的な要素を盛り込んだ意欲作で、多方面でめっさ高評価を受け取るとですな。

レベルが上がる
ということは、
敵と戦った経験値などではなく、敵を殺した数なのである。

的なメタフィクションを取り入れたもの。

プレイヤーという存在は、コンティニューをすることで何度でもやり直しができるものであって、

たとえどんな強敵であっても、最終的には繰り返し経験を積んだプレイヤーによって倒されるものである。

そんなゲーム世界のプレイヤーに与えられた常識を、
プレイヤーとは、

「結果的には一度も死ぬことがない虐殺者である」
と捉えつつ、

アイスストーリーRE_PRAYは、
前編は虐殺の「Gルート」、後編は平和の「Pルート」で構成されとるですな。

最初の選択で、
生きるために「命を刈り取る」ことを選んだルートが前編。

「鶏と蛇と豚」、「Hope&Legacy」、
UNDERTALEの「Magalovania」、FF９の「独りじゃない」「破壊への使者」、

そして
最初の選択で、
「命を守る」ことを選んだ

もうひとつのルートが後編。
どんなに弱くとも孤独でも決して殺さない、命への祈り。

「天と地のレクイエム」、「あの夏へ」、「春よ来い」、

代表作のひとつ「いつか終わる夢」のプロローグから二つに分かれて、前編と後編、闇と光とが、鮮やかに演じ分けられてくと～。

いやもう、ただただ、圧倒されました。
アイスショーて規格は軽く飛び越えてぶっとんどるし、
見る度に進化しとって、どこまで行くんだろうこのお方は。。。

深い解説はできんとですが、
「UNDERTALE」と「FF９＆１０」をプレイされたことがある方なら、アイスショーとゲーム体験の脳内コラボレーションが、また別次元での昇華を遂げるかもしれんとね。