コンプライアンス遵守は身を助ける 2015/09/7 | JTDO酒井誠

JTDO酒井誠

プロドライバーを育てる3つのルール【5刷】と
プロドライバーの教科書【3刷】の著者(共に同文舘出版)一般社団法人 日本トラックドライバー育成機構 [JTDO]代表理事

コンプライアンス遵守は身を助ける

法令を遵守することは煩わしいことが多い。

第一線で働くのが、ドライバーである運輸業界にとって、法令を遵守させるのは結構大変なんです。

何故かというと、ドライバーというのは、車庫を出たら、大抵一人で運行をします。言い方は良くありませんが、「監視」が難しいのです。法令を守っているのか、どうかわからず、ドライバー任せになるのです。
手抜きしたければ、いくらでも出来る。

キチンとやっていてもなかなか人の目には止まりにくいが、人目に関係無く、きっちりやるドライバーもちゃんといるのです。

よって、ドライバーの質の差がついてしまうのです。

さて、ドライバーが守るべきコンプライアンスとはどんなものがあるのでしょう。

代表的なものは、
過積載しないこと。などを含めた道路交通法令です。飲酒運転をすれば、禁固刑となることは今更言うまでもありません。

次に
時間関連。例えば、ドライバーは最長でも4時間までしか連続運転することが出来ません。過労運転を防ぐ目的の法令です。

一か月に勤務して良い時間も決められています。これも過労運転を防ぐ目的の法令です。

これらは、雇用側にも遵守する意識が無くてはならない法令です。

次に重要な法令が、

車両に関する法令です。

ドライバーは運行を開始する前に「運行前点検」を行う義務があります。故障した車両で大切な荷主の荷物を運んではならないという法令です。これは、大事故にもつながりかねない為、非常に重要な法令です。

さて、これまで書いて法令遵守することは、ドライバーが所属する運送会社を守る事にもつながりますが、それ以上にドライバー自身の身を助ける事とは思えないでしょうか?

過積載をすれば、ブレーキも効きにくいです。
長時間運転し続ければ、判断力も集中力も落ちます。

故障した車両に乗車すれば、自分の身も危険です。

コンプライアンス遵守はドライバー自身の身を助けるものでもあるのです。



更に詳しく知りたい方は、↓
小さな運送会社のためのプロドライバーを育てる3つのルール

現在5刷となった人材育成本です。業種業界を超えて好評いただいています。

現在3刷のドライバーのための教科書です。高校生から理解できる様に編成されております。