なぜ洗車は身を助けるか2015/08/16 | JTDO酒井誠

JTDO酒井誠

プロドライバーを育てる3つのルール【5刷】と
プロドライバーの教科書【3刷】の著者(共に同文舘出版)一般社団法人 日本トラックドライバー育成機構 [JTDO]代表理事

私は洗車を大いに推奨している。

洗車に要する水道代や残業代を惜しんだ記憶もない。

私の意思が伝わったからなのかはわからないが、小雨の中でも洗車をするドライバーが何人かいる。

トラックの見た目が綺麗で良いというのは、実は二の次で最重要なことではない。

洗車がドライバーの身を助けるから重要なのです。

ドライバーを守る意味で洗車は最重要なのです。

不思議に思われるかもしれません。

その証拠に損害保険会社が「洗車をしっかり行う運送会社は事故が少ない。」という。

洗車をしっかりしていても事故が多い運送会社はある。それは、洗車の目的を間違って教えているから、と推測できる。

洗車は、人間の身体でいうなら「触診」なのです。ドライバーの手は聴診器です。

自分の命や大切な荷主から預かった品を無事に送り届けるためにトラックの状態を知る必要があるのです。

もちろん、始業前点検は法律で義務付けられているので、トラックの故障などはそこで発見出来なくてはなりません。

しかし、現状では慌ただしい出発前に念入りな点検は困難と考えます。

洗車は、通常 運行終了時に行います。

明日の運行のための準備時間ということです。

ドライバーは洗車をしながら、非日常を感じ取ります。

整備士ではないので、原因や対処方法までは判りませんが、何かおかしいな?と感じ取ります。

これが大事なのです。明日の運行開始までには、時間があります。修理や車両の代車の手配も可能です。

ドライバーが正常に運行できることが事故を防ぎ、稼ぎを安定させ、生活も安定させるのです。

洗車はドライバーの身を助けるのです。

更に詳しく知りたい方は、↓
小さな運送会社のためのプロドライバーを育てる3つのルール

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