「痛み」がないことの有り難みを知る | おさんぽ日和

おさんぽ日和

40代、難病とおつきあいしながら2歳児子育て奮闘中。

身体の内部から握りつぶされているような…

熱を帯びた強烈な痛み。

 

夜中に何度も

「嗚呼、もうお願い!

手足を切断して!」

と、心の中で叫びながら

滝のように流れ出す涙を

拭うこともできず

一枚の板のようになって動けず、

病院のベッドに張りついていました。

 

これは、

入院前まで服用していたステロイドで、

マスキングされていた

症状部位を確認するため、

検査入院中に服用をストップして

痛みが生じた時(悪化した時)

に経験した痛みです悲しい

 

泣泣泣

 

発症から最初の検査入院まで、

これまで経験したことのないような

激しい痛みを経験しました。

 

身体の内部を押し潰されているような圧痛。

布が触れても、風が吹いても

疼いて悲鳴をあげそうになる

何ともいえない痛み。

 

あまりの激痛に、何度も息が吸えなくなり、

自宅で一人倒れたこともありました。

痛みのせいで筋肉に力が入らず、

 

「自力で起き上がれない」

「歩けない」

「物を持ち上げられない」

「掴めない」

 

と、どんどんできないことが

増えていきました不安

 

堪えても勝手に涙が頬を伝い、

毎日一人で泣いていました。

 

発症から入院が決まる6月までの

3ヵ月の間に

一気に症状は悪化していきました。

 

5月中旬に

初めて通院するタイミングでは、

ステロイドなしには

ベッドから起き上がれない状態

になっていました。

 

ふとん1ふとん2ふとん3

 

それからというもの、

「痛み」がない日はありません。

 

しなやかに伸びをしながら、

痛みを感じずに自由に手足を動かせる朝が

痛みを感じずに目覚める朝が

どれほど幸せな瞬間だったかを

今となっては、思い出せなくなるほどに

愛おしく感じます悲しい悲しい