病との闘いなのか?薬との闘いなのか? | おさんぽ日和

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40代、難病とおつきあいしながら2歳児子育て奮闘中。

身体の炎症や関節の痛みを抑えるためには、

医薬品が手放せなくなっています。

 

ただ、ステロイドなどは

長期服用のリスクがとても高いため、

できるだけ減薬しなければなりません。

 

実際に、この五年間、出産やコロナ、

インフルエンザなどの感染症への罹患、

日々のストレスや疲労などで

ステロイドの量を増やさざるを得ない状況

がたくさんありました予防

その都度、

副作用と減薬のしんどさに苦しみました。

 

特に、ステロイドは女性として

外見の変化に苦しみますよね。

 

私の場合、パルス療法で

(若い頃に受けた全身永久脱毛で

生えてこないはずなのに…)

体毛が増え水牛様型と言われる

首と肩にもっこりとした脂肪がつく症状。

そして、典型的なムーンフェイス

中心性肥満などが出てきました不安

 

もちろん食欲増進効果で

「食べたい」けれど、

普段の食事だけでも太っていくので、

できるだけ食べるものの種類と量に

気をつかうようになりました。

 

そのほか、皮下出血しやすくなり、

妊娠時には太ももやお腹周りに

ピリピリとひび割れのような

赤い線がたくさん出現しました。

 

このように

精神的にはダメージの大きい症状でも、

実際に外見に関する副作用の影響は

「軽い症状」とされるものがほとんどで、

ステロイドの減量によって

改善することがほとんどだそうです。

 

それよりも「重い副作用」

とされるものがとても深刻で、

現在は、そのリスクに

どう対処しようかと

自分の身体と向き合っているところです。

 

ステロイドの長期服用による

最も困る副作用は

「慢性副腎不全」

です。

 

ステロイドを長期間服用していると

副腎が働かなくなり、

副腎皮質ホルモンを自力で

つくれなくなってしまいます。

 

そのため、

ちょっとしたウイルス感染などでも

副腎皮質ホルモンが足りなくなり、

重症化してしまいます。

これによって、急性胃腸炎を発症し、

昨年の春に救急搬送されました悲しい

また、関節症状の強い腕や脚は

「骨粗鬆症」が進み、

春から注射治療が始まります悲しい悲しい

 

そう…、

自分が病と闘っているのか、

薬と闘っているのか、

わからなくなってきているのです。

 

そして、

「未来のために多面的な視点を持って病気と向き合っていこう」

と考えるようになっていきました。