関帝廟通りの「蓬莱閣」で焼きギョーザ定食。
蓬莱閣は池波正太郎が愛した店として知られ、とりわけ焼き餃子が名高い。ただ、本場・中国では餃子といえば水餃子や蒸し餃子が一般的で、焼き餃子は日本が発祥。諸説あるけど、焼き餃子は野毛の「萬里」が考案したメニューとされる。なので、焼き餃子は日本の町中華のほうが美味いはずだと、ずっと蓬莱閣をスルーしてきた。それに「日高屋」や「王将」は焼き餃子6個が数百円しかしないのに、蓬莱閣の定食は餃子5個であるにもかかわらず950円もする。 

でも、実際に食べてみたらとんでもなく美味い。まず大きさからして違う。“ジャンボ餃子”といっていいぐらいで、普通のものに比べて3倍はデカい。噛むと小籠包ばりに、肉汁が口の中に溢れ出す。しっかり味がついているので、醤油とか何もつけずに食べても美味い。
本格中華の餃子の皮はモチモチしていて、パリパリの皮が好きな自分としては元来好みではないものの、毎朝手作りしているという蓬莱閣の皮だけは別。萬里の焼き餃子に負けず劣らず美味い。 焼き餃子にご飯とスープ、搾菜というシンプルな定食ながら、味・ボリュームともに満足度が高い。