いらっしゃいませ。そしてお帰りなさいませ。
庄内多季物語工房へ、ようこそおいで下さいました。
さて、今宵は、物語収穫人である私、佐藤美月による、美味しいブログの育て方を、ご紹介してみたいと思います。
今回取り上げるテーマは、タイムリミットがあるからこそ、多くのブログ記事を仕上げることが出来るということについてです。
私はかねてより、小説の執筆に専念出来るライフスタイルを望んでいました。
大好きな小説のことだけを考えながら生きることに、とても強い憧れを抱いていたのです。
そうしてその望みが、期間限定ではありますが、叶えられる時がやってきました
それは、私が勤務しております会社で、一週間に渡る年末年始の連休が始まったからでした。
それくらいのまとまった休暇が取れるのは、年に一回くらいの貴重な機会です。
そこで、私はその連休の間に、ブログ記事や小説などを、数多く書き溜めておこうと目論んでいました
前以て文章を書き溜めることで、後から何回か見直して、内容のクオリティーを高めることが出来るように、しておきたかったからです。
何しろ、小説のことだけを考えて暮らせる、夢のようなまとまった期間に突入するのです。
一週間もあれば、さぞかし数多くのブログ記事を仕上げることが出来るだろうと、期待に胸が高鳴ります。
そして、待ちに待った年末年始の連休に突入しました。
それによって、忙しい仕事の合間に、執筆の時間を無理矢理捩じ込んでいた時とは打って変わって、緩やかな川の流れのようなのんびりした時間を、過ごせるようになりました。
…‥それって、何の問題もないように思いますよね。
ところが、生活のリズムがゆったりした途端、それに合わせるようにして、執筆の速度も、ゆったりしてきてしまったのです
そうして結局、文章をたっぷりと書き溜めておけるのではないかという当初の目論見は、見事に外れてしまったのです。
それどころか、執筆の分量で言ったら、仕事をしながら書いていた時の方が、多いくらいでした。
連休中の方が、時間がたっぷりあった筈なのに、思うように執筆が捗らなかったのは何故なんだろうと、疑問に感じていました。
そして今、再び仕事をしながら執筆するというスタイルに戻ってみたら、その疑問の答えが、唐突に理解出来たのです。
それは、ブログ記事を、今日中に仕上げなければならないというタイトなタイムリミットの中で、執筆していたからこそだったのです。
逆に時間がたっぷりあると、タイムリミットも緩いので、執筆速度も、緩くなっていたのだと思います。
自由に出来る時間がたっぷりあるからと言って、それがそのまま執筆量を多くすることにはならないのだと、学んだ出来事になりました。
それと同じように、人の命も有限だからこそ、そのタイムリミットの中で、やりたいことを精一杯やろうと思えるのかも知れませんね。
今の肉体のある人生が永遠に続くものだったとしたら、やりたいことがあっても、いつまででも先伸ばしに出来てしまいます。
そのように考えると、タイムリミットが追い風となって、多くのことを成し遂げて行けるとも言えます。
ぜひ、タイムリミットを上手く活用して、やりたいことを精一杯、成し遂げて行きたいものですね
それでは、今宵も最後までお付き合い下さいまして、誠にありがとうございました。
またのご来訪を、心よりお待ち致しております。
佐藤美月は、小説家・エッセイストとして、活動しております。執筆依頼は、こちらから承っております。→執筆依頼フォーム