村田ヘッドコーチインタビュー | 快打洗心

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▼【巨人・由伸監督を支える男達】(1)村田ヘッド、2つの誓い「相談相手と小林育てる」
http://www.hochi.co.jp/giants/20151103-OHT1T50024.html


『巨人・高橋由伸新監督が始動した。スポーツ報知では、若き指揮官を支える主要4コーチを直撃するインタビュー「由伸監督を支える男達」がスタート。第1弾は、村田真一ヘッドコーチ(51)。今年は総合コーチとしてV逸の悔しさを味わった熱血漢は、由伸監督のよき相談相手になると同時に、小林を一人前に育てたいとの意気込みを語った。(取材・構成=太田 倫)』



A級戦犯からヘッドコーチに―。
先の大戦を想起させる不適切な表現なのは重々承知ですが、
村田コーチに関しては、僕は躊躇無くこの表現を使わせて頂きます。


原監督の偏重采配にも問題はありましたが、負けた原因は勿論それだけではありません。
今や「コンパクト村田」とも称される村田チュウさんの間違った打撃指導にも、
大いに疑問を抱く巨人ファンは少なくありませんでした。


東京ドームでG党100人にアンケート取ったら、
120人から解任や更迭、辞任といった厳しい声が飛び出すと思います。


僕も当然辞めるものと思ってました。それも真っ先に。
ところが、CS敗退翌日にスポニチが退団示唆を報じたのみで正式発表は無し。
そしたらまさかのヘッド昇格。普通の感覚では絶対に有り得ません。
一般の会社でも、これだけ結果残せない人間はまずチーフ格を降ろされます。


「どんなヘッド像がいいんやろなと考えている。まだ(自分自身の)イメージは湧かん。ただ、一番は巨人が優勝して、高橋監督を男にすることや。監督にどれだけいい助言ができるかだと思うし、よき相談相手になりたい」


かなり心配です。ヘッドコーチはチームの頭脳とも言うべき存在。
プロ野球界で名将と呼ばれた監督の傍らには、それを支える優秀なヘッドコーチが必ず居ました。
川上に牧野、広岡に森、森に黒江、野村に松井、星野に島野、原に伊原、落合に森繁和etc


この数年を見る限り、とても「いい助言」など期待出来る筈も無く、
新監督の愚痴を聞くぐらいしか仕事は無いんじゃないかと思えてなりません。


「はっきり言って屈辱やからな。それはもう、悔しいよ。それで監督も代わった。代わった要因としては俺らの責任もあったわけやから…」


ハッキリ言いますが、最大の責任はあんたですw
誰もが感じてます。


「葛藤? ないと言ったらウソやろな。それはあるよ。こんな成績で、こんなんで(引き受けて)ええのかなと思ったよ。(ヘッドの話を受けたときも)会社の方にもよく考えてくれませんかと言った。それでも『よく考えたけど、やってもらいたい』という熱い言葉をもらってね。(由伸)監督からも電話もらったしね。本当にオレでええの?と思ったけどね…」


ただ、僕等には分からない部分で、人間的に評価されている面もあるのでしょう。
それ以外にこの人事は考えられません。引き受けたからにはしっかりと務めて欲しいですし、
今度こそは責任を取って欲しいと思います。


「オレは捕手上がりやしね。強いバッテリーをつくりたい。善ちゃんはスコアラーで勉強しているけど、(コーチの)経験はない。善ちゃんと一緒に、小林を一人前にしたい。小林は一生懸命やっているけど、それは当たり前。今年は例えば、もう少しリードに遊びがあってもよかった。慎之助には、ここでこんなとこに放るの?という遊びがあった。小林は(打者の)弱点のところばかりいきがち。困ってなくても外角という配球が多かった。あの肩があるわけやから、(捕手争いで)一歩リードしているのは間違いない。だらしなかったら使わんけどな」


というか、捕手育成が村田チュウさんに求められる役割だと思うんですけどね。
そもそも長嶋監督でさえ阿部慎之助育成係として村田チュウさんに期待してた程ですし、
現役晩年は間違いなく巨人の精神的な支柱でした。
村田が試合に出るとチームが落ち着きましたからね。特に00年とか01年辺りは。


「嫌われ役とは思っていない。でも、好かれようとも思っていない。あかんもんはあかん。ええもんはええと。V4を逃して冠もなくなった。来年は挑戦者として、V1目指して頑張るだけや」


投手は尾花、打撃は内田。
2人とも新監督はおろかチュウさんから見てもはるかに歳が上ですので、
そこに介入して彼是口出すことはないと思いますw そこだけは安心してます。